こんにちは!
皆さんご存じでしたか「電子図書館」。
何と図書館に行かないで本が借りられるのです。
ビューアーで読んで返却する。
どのように利用するのでしょうか?
2022年1月20日に地元の銚子公正図書館にて「電子図書館」がスタートしましたので試してみました。
図書館のホームページから利用方法を解説します。また使ってみた感想も書きました。
参考になれば嬉しいです。(主にパソコン画面です)
【注意】銚子市電子図書館を利用できる人は、銚子市内在住・在勤・在学で図書カードを持っている人に限られますので、その点をご理解の上記事を読んでいただくようお願いします。
「銚子市電子図書館」を利用してみました。
図書館に行かないでパソコン・タブレット・スマホで読書が出来る。
開館時の書籍数は9541冊。利用料は無料。
新しいシステムは利用した方がいいので早速試してみました。
*銚子市役所のHPから注目情報欄をみると、銚子市電子図書館は一番上にありました。
銚子市電子図書館をクリック。

電子図書館のホームページになります。

左上にIDとパスワード入力欄がありました。(パソコン画面です)
右に「ご利用ガイド」(屛風ヶ浦の写真の部分)がありましたので早速チェックしました。
【ご利用ガイド】
まず「当電子図書館では、図書館で収集・集積しているさまざまなデジタル化資料を検索・閲覧できるサービスをご利用いただけます。インターネットを通じて様々なデバイス上で電子書籍の貸出、予約を行うことができます。」と案内が書かれていました。
その下には様々な疑問に答えてくれる項目が並んでいます。
上から
「目的別ご利用ガイド」
「利用案内」
「動作環境」
「資料を借りる」
「資料を読む」
「貸出期間を延長する」
「資料を返す」
「資料を予約する」
「利用状況を確認する」
「電子ビューワ(リフローコンテンツ用)の使い方」
「電子ビューワ(フィックスコンテンツ用)の使い方」
「リッチ系コンテンツの使い方」
「海外コンテンツの使い方」
「よくあるご質問」です。
貸出条件をチェック
【利用できる人】
銚子市内在住・在勤・在学で図書カードを持っている人
*市外在住で、市内在勤・在学の方は再度、確認手続きが必要となります。
さて銚子市電子図書館を利用するには「銚子市図書館の利用カード」が必要なので、カードを作るための登録方法や電子図書館の貸し出し冊数などをまとめました。
【図書館利用カードの登録方法】
銚子市公正図書館へ本人確認書類などを持参してください。
*運転免許証など。在勤・在学の人は勤務先や学校名が確認できるもの
【電子図書館の利用可能冊数と期間です】
貸出冊数:2冊まで
貸出期間:14日間
予約冊数:2冊まで
取置期間:7日間
期限がきたら自動返却されます。
*銚子市公正図書館発、銚子市広報紙への記事より引用しました。
利用案内「動作環境」などをチェック。
「動作環境」についてはWindows・Mac・AndroidなどOSも色々なので、持っているデバイスについて不安な方は、ログイン前にHPにて確認した方がいいと思います。
*ご利用ガイド内の
「資料を借りる」
「資料を読む」
「貸出期間を延長する」
「資料を返す」
「資料を予約する」
「利用状況を確認する」
などビューワの操作をざっと一通り読んでみました。
いざログイン画面へ
手元に銚子市公正図書館の貸し出しカードを用意します。

ログイン画面を出したら利用者ID欄には図書館利用カード番号を入れます。
カード番号は利用カード裏のバーコードの下にある9桁の番号です。
初期パスワードは生年月日(西暦8桁の数字)を入れます。

下記の画面はログイン後の画面です。
2冊借りられますが、まだ何も借りていないので資料は0です。

さてまずは本を検索してみました。
ジャンルから歴史から日本史へ、そして関東地方を選んでみました。
すると2冊出てきました。上の本はコンテンツタイプが電子書籍フィックスで、下の本はリフローと書いてあります。(この違いについては後で調べています)

下の本を借りてみます、本の右にある借りるボタンを押しました。

本を借りてみよう
借りるを押すと本の貸出結果が出てきました。利用期限日が出てきました。

借りるを押したのが1月24日で、そこから2週間借りられます。なので2月7日という利用期限が表示されました。
今はすぐ読まないので“貸出結果”から一度「閉じる」を押します。
閉じると前の画面に戻り、その本のボタンが借りるから「読む」に変わっていました。

一度ログアウトして再度最初から自分の借りている本の一覧はどうなっているのか確認します。
HPからログインすると“左上に借りている資料と予約している資料の数”が表示されました。
借りている資料が1になっています。
上にあるマイページが気になるのでクリック。

マイページは沢山の情報がありました。
借りている本を読むのは、下記写真の左下“読む”ボタンからできます。
“返す”のと“延長”ボタンもその右の方にありました。
(*もし延長時に予約を入れている人がいるとボタンが薄い表示になりボタンが押せなくなります)
中段には「借りている資料の一覧」と「予約している資料の一覧」のボタンがあります。
そして上段には「資料を探す」検索窓がありました。
マイページにまとまっているんですね。

「資料を探す」から検索窓の右端を見ると+詳細検索とあります。押してみました。
検索項目が出てきました。(下記の写真です)
上から
「資料名」
「著者名」
「出版者」
「出版年月」
「ジャンル」
「資料区分」
「コンテンツ」
「対応デバイス」
「絞り込み条件」です。
*今回は試しませんでした。

さて電子ビューワを使って先ほど借りた本を読んでみましょう。
マイページの「本を読む」を押すと表紙に資料名と作家名が出てきます。
*この本はリフローコンテンツになります。
リフローとフィックスでは使える機能が変わってくるとのことです。
ビューワの中央、左の方マウスポインタを持っていくと小さい矢印が登場。
これをクリックすると次ページを開いてくれます。
左下には丸いSPEAKのマークがありました。これが便利だと言われている自動読み上げ機能でしょうか。押してみるとすぐに読み上げが開始されました。
*読み上げている個所を黄色いマーカーで表示し、その部分を読み上げてくれます。
目の負担も軽減します。今どの箇所を読んでいるのか追えますし、快適に本を聞くことが出来ました。
メニュー操作(リフロー)
左上角にマウスポインタをもっていくと、手のマークが出現しました。これをクリックすると左からメニュー機能の一覧ででてきました。

上から
「書籍情報」
「目次・しおり・メモ」
「本文検索」
「自動ページ送り」
「音声読み上げ」
「リーダー設定」と機能が並んでいます。
・「音声読み上げ」は押すとすぐ読み上げが始まりました。速度などコントロールについてはリーダー設定で変えることが出来ます。
・「リーダー設定」は文字のサイズ・フォント・色反転・エフェクト・マウスガイド・画質・見開き表示(端末横持時)など細かな設定ができます。
〈注意〉コンテンツによって使える機能とそうでないものがあるようです。
自分は文字サイズを大きくしたりマウスガイドをONにしたり、音声読み上げの速度などを変更してみました。読みやすく・聞きやすくなりました。
*途中まで読んでいてメニューを開き機能を変えて戻っても、さっきまで読んでいたページを表示してくれます。
・「しおり」を使用してみました。
右の角をクリックすると、“青い三角マーク”が出てきます。しおりがこのページに設定されました。


左上からメニューを開いてみると、しおり欄にページの最初の部分が設定されていました。
その項目を選択することで、しおりをつけたページに飛ぶことが出来ます。

・「メモ」を使用してみました。
節句という文字の上を“マウスを押したままドラックすること”で「節句」に薄い青のマーカーがつきました。
下の写真のように“メモ登録”が出てきますので、それを選択することでメモ欄に文字情報を記入できます。
メニューを開けてメモを開くと、メモ欄に入力した文字情報が入っていました。

簡易的なメニューを出す方法(リフロー)
前に書いた左上角でクリックする以外に、“画面中央あたりをクリックする”と下の部分に小説のどのあたりを読んでいるかというナビゲーションバーが下に出現します。
その右にはページ送り・虫めがね(拡大)マーク・検索マークが出てきました。
上手に活用したい機能です。

・本文検索も試しました。「江戸」「花火」と入れると検索結果が数件出てきました。
表示文章をクリックすると本のその言葉の出てくるところまで移動しました。
スマホ画面での見え方を確認
先ほどしおりを付けたページを“スマホの電子ビューワ”で見てみます。
縦の表示と横の表示の2パターンです。
下の写真が小さいので見にくいのはご容赦ください。
文字の大きさは5段階の真ん中です。
スマホを縦から横にするとに文字が自動的に大きく表示されました。(スマホ回転機能ONにて)


本の返却
さてパソコン画面に戻りました。
本を途中で読むのをやめるときですが、ビューワの中央を押すとメニューの右上に「本を閉じる」が出てきました。(開いているビューワのタブを×で終了もできます)

再度マイページから「読む」をクリックすると“前回読んでいたページを開きました”と画面表示があり、前回途中でやめたページを表示してくれました。(翌日に読んでも前回のページを表示します)
さて今回この本は自分が探していた情報が無かったので返却します。
返すを押すと「~を返却してもよろしいですか?」と確認してくるので「はい」を押します。
返却完了の画面になりました。閉じて終了です。これで無事に返却できました。

『返却期間が過ぎると自動的に返却される』ので早めに読まないとですね。
延長は予約が入ってなければ1回のみ延長可能。予約して取り置き期間が過ぎると自動的にキャンセルになる。
当然ですが返却と予約機能は、実際に図書館の窓口で借りるのとは異なります。
ただ返しに行く手間がありませんし予約も簡単で楽です。
*利用状況はログイン後にマイページで確認ができます。
*ここまで電子ビューワで見てきたのは「リフローコンテンツ」でした。
次ページではマイページから「フィックスコンテンツ」の資料を検索し借ります。
リフローコンテンツとの機能の違いを調べたいと思います。
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