フックの使い方が鍵-「書ける人だけが手にするもの」齋藤孝著-感想

自分が「書くこと」について再確認したこと

書き始めることはハードルが高いところもある。なので小さな文を書くことを習慣にしたい。
日記でもいいですし、普段の行動計画でも、お買い物メモでもいいと思います。
とにかく書くことを習慣にすることが大事。

次に気づいた事や思いついた事について文を書いてみる、そして誰かに伝えてみる。
書きとめたメモをもとにして周りの人と話してみるのはどうでしょうか。
ニュースや見聞きしたことを伝えます。
身近な人の考えていることも意外な形で出てくるはずです。
やる意味も出てきて、自分の気持ちが楽しくなってきたらしめたものだと思います。
話すことで色々な知識をもらえるかもしれません。
ヒントが浮かび書くきっかけになればいいと思います。

好きなこと・想いを文章にまとめて発表してみましょう。
(自分が熱くなれることを調べて発表します、推しでもいいです)
より自分が何者なのかを知り、やりがいも出てくると思います。
ただ文章であれ絵であれ工芸品であれ物をつくるのは簡単ではありません。
もちろんラブレターでもいいと思います。

書く過程は自分の頭の中を整理すること、気持ちを知るための道具ととらえる。
体を使ってある程度は頑張らないといけないのかなと思います。
自分の考えは唯一無二でオリジナルあること、メモの集合体でもいいのでそれを知れたら最高だと思います。

本を読むことで勉強し「書くこと」でわかってくることがある。

無意識に自分の考えていることが浮かんでくる。
読んでいくうちに自分の考えと似ていること、異なる意見が出てくる。
普段触れることのないことについて考えるので、自然に「自分の意見」が表に現れてくる。
なので本の主人公と共感したり、違和感を持ったりできるわけです。
様々な感情が出てきます。それが「自分独自の考え方」なのだと思います。

もし全然理解できなかったら?などど不安になることはないと思います。
分からないことも含めて「自分の現在地を知ること」が出来るからです。
それが次に進むための指針になるかもしれません。
分からないこと自体も後々の財産になりえます。

そして本を読み終えることで達成感が生まれます。
さらに自分の気持ちを文章に表すという表現力もついてきます。
考え方はものの見方にも通じるので、とても大切なことだと思います。

そして最終目的は自分の考えをまとめる力を養う。
知識を増やして視野を広げる。
これは生きるために非常に役立つと思います。

・自分とは何者だろう? アウトプットすることでヒントが出てくる。

書くことで自分のアイデンティティを知る。
自分を知るのには相対的に自分を観察するのが必要。または人に教えてもらうのがいい。
しかし良い師匠にあえればいいのだろうけれども、そういう人はまれなのではないかと思う。
なので手っ取り早いのは本を読んで考えること。
そして自分の考えを知ること。
強みを知ること、弱点を知ること。
少しづつ自分の意見を言えるようになる。
それが伝える力を養う。

「コミュニケーション能力」を高める。
これが読書する目的の一つにあるのだろうと思います。

*本を読むことは生きるために必要だと思いました。
最後その理由について書きました。