JR東日本と銚子電鉄「犬吠埼と文学碑めぐりウォーキング」-銚子電鉄「デキ3生誕100周年」

10月22日は銚子電鉄「デキ3」生誕100周年記念イベント開催

【銚子電気鉄道】
銚子駅と外川駅を結ぶ6.4kmの銚子電気鉄道は大正2年に銚子遊覧鉄道として開業しました。
第1次世界大戦で設備・機関車が売却されて大正6年に廃線。5年後に銚子電気鉄道として再開、昭和23年に現在の銚子電気鉄道になりました。幾度も廃線の危機にあいながら「ぬれ煎餅」など食品事業に進出し販路を拡大。奇抜なアイデアとイベントなどを実施しその経営は奇跡的と言われています。2022年は黒字化に成功し今話題の鉄道です。
(*関東最東端の犬吠埼と文学碑めぐりウォーキングのパンフレットを参考にしました。)

銚子電鉄所有のドイツ製小型電気機関車「デキ3」が今年で100周年を迎えます。
10月22日に記念イベントを企画されているようなので、ご紹介します。

「形式デキ3」とは?

銚子電鉄-デキ3-90周年記念ファイルより
銚子電鉄-デキ3-90周年記念ファイルより

1922年ドイツ・アルゲマイネ社製造の凸型電気機関車(舶来品)
1067ミリ軌間の電気機関車としては現存する最小の電車。
昭和16年に日本鉄道自動車工業が購入し宇部地方・炭鉱の貨物移動機として使用され、宇部電気鉄道引継ぎ後に銚子に来たと言われている。
モーター入手困難な時代で、日本鉄道自動車工業が入線時に非力なモーター(29.6kwを2台)をつけたことで、銚子電鉄が引き継いだのちも1000分の20勾配が3カ所もある仲ノ町より遠方には貨車を引いては入れなかった。
もっぱら銚子ー仲ノ町間貨物列車運転とヤマサ(醤油)の入替が主な仕事だった。
貨物営業廃止後はほとんど動いていない。

*「岬へ行く電車」白土貞夫著 東京文献センター刊 を参考にしました。

銚子電鉄「デキ3」生誕100周年記念イベント

銚子電鉄デキ3生誕100周年イベントちらし
銚子電鉄デキ3生誕100周年イベントちらし

・主催は「サンショップ大阪」。協力が「銚子電気鉄道」になっています。

【日時】令和4年10月22日(土)10時~16時
【場所】銚子電鉄仲ノ町車庫
【入場料】1000円(10月23日から使える弧廻手形と記念入場券付き)

・記念ヘッドマーク取り付け
半熟BLOODライブコンサート
池上恵トークショー
木村裕子ミニライブ
・グッツ販売とサイン会
電車を止めるな!PRコーナー
エクスプレスショップはやてが登場、各種鉄道グッツの販売。
*「てつどうのおねえさん ちーちゃん」「銚子市特別観光大使 リコちゃん」も来るそうです。
盛りだくさんですね。

詳しくは「サンショップ大阪さん」のTwitterをチェックしてください。

*最後までお読みいただきありがとうございました。

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よろしかったら読んでみてください。