千葉ロッテは8月4日現在で47勝49敗1引分で「5位」。
4位のオリックスとは51勝50敗0引分でそんなに離れてはいない。
投打がかみ合っていないとはいえ、負け越しが続いているので
この辺で勝ち越したいところ。
ただ離脱者は戻ってきてはいないのでやりくりは大変。
2022年8月5日(金)
西武対ロッテ17回戦 ベルーナドーム
4 対 3で西武の勝ち
勝ち:増田 負け:佐々木千隼
マーティンが2番ライトで久々のスタメン入り。
初回今井のコントロールが定まらないところをマリーンズが攻めた。
荻野がフォアボール選び、続くマーティンはストレートのフォアボールで無死1・2塁。
中村奨井上が打ち取られて2アウトになるも、5番に入っている佐藤都がライトへ3ランホームランで先制した。
石川は序盤からコントロールが良かった。
ストレート・カット・シンカーを決める。
変化球を変幻自在に操って打ち取り高いピッチング技術を魅せた。
4回山川にソロホームラン。山川の好調さが際立つ一打。
5回に外崎にタイムリーで1点差に詰め寄られる。
石川は7回6安打2失点とゲームをコントロールした。
8回はゲレーロが登板。
1点差も逃切りは可能かと思われた。
しかしゲレーロの制球がみだれた。
外崎にフォアボールだして2盗成功される。
源田のセカンドゴロで3塁に進められると、
ゲレーロはワイルドピッチで同点に追いつかれた。
10回は佐々木千が登板。川越にサヨナラホームラン打たれた。
真ん中高めに入り、ボールは右中間スタンドへ。
マリーンズは中盤までにチャンス作るも得点できなかったのが痛い。
流れの悪さが逆転負けにつながってしまった。
好投の石川に勝ちをつけられなかった。
2022年8月6日(土)
西武対ロッテ18回戦 ベルーナドーム
1 対 2でロッテの勝ち
勝ち:小島 S益田 負け:水上
福田秀平が7番センターでスタメン。
小島が素晴らしい投球だった。
2回好調山川にソロホームランで先制されるが投球はみだれない。
抜群のコントロールでストレート・スライダー、
カット・チェンジアップを低めにコントロールした。
マリーンズ打線が4回まで1安打無失点と與座を打てない。
中盤に追いつかれるのが怖かったが、小島の制球が上回った。
4回に先頭森に3ベース打たれるも後続の主軸を抑えた。
西武にタイムリーを許さなかった。
打線は8回かわった水上から福田秀平がフォアボール選び、
1アウト2塁から、「代打で登場のレアード」がランナー一人置いて変化球をジャストミート。
レフトに見事な2ランを放って逆転した。
9回は益田が無失点に抑えて連敗を止めた。
マリーンズは散発3安打、レアードの一発に救われた。
*マリーンズ打線は荻野・福田秀平・レアードの3安打のみ、貧打でよく勝てた。
小島が自分で勝ちを掴みとった。
2022年8月7日(日)
西武対ロッテ19回戦 ベルーナドーム
10 対 4 で西武の勝ち
勝ち:エンス 負け: 森遼大郎
森遼大郎が先発に起用された。岡が9番1塁でスタメン。
初回荻野がレフトにヒットで出塁すると、
マーティンが右中間スタンドに2ランを放ってリードした。
M森は2回川越にセンター犠飛を打たれて1点差に。
4回は2アウトをとるも、呉を四球で出すと、
長谷川が高く入ったフォークをレフトに同点タイムリー2ベース。
外崎にセンターへの勝ち越しタイムリーを打たれた。源田森にもヒットで3点目、
さらに山川にレフトスタンドに3ランを打たれてこの回6点を入れられた。
ボールが甘く入って痛打された。
エンスは初回失点後はていねいに低めを突いた、
5回をなげきりライオンズは継投に。
6回は廣畑が1失点。7回は田中靖が2失点で合計10点。
ここで勝負あった。
M反撃は7回に佐藤都が犠飛で1点、8回に1点を返すがそれが精一杯。
*マリーンズには記録にでない守備のミスがあった。
逆にライオンズは変化球をしっかりとらえタイムリー、好走塁も目立った。
マリーンズで良かった選手(MVPs):カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
石川 | 7回6安打2失点と好投 | ○ | ||
小島 | 8回6安打1失点と好投 | ◎ | ||
森遼大郎 | 4回8安打7失点。 | |||
廣畑 | 5回と6回1イニング1/3を1失点。 | |||
田中靖 | 6回1イニング2/3を2失点。 | |||
中村稔弥 | 7回1イニング無失点。 | |||
国吉 | 8回1イニング無失点。 | △ | ||
ゲレーロ | 8回1イニングワイルドピッチ1失点で同点に。 | |||
唐川 | 9回1イニング無失点。 | △ | ||
益田 | 9回1イニング無失点。 | ◎ | ||
佐々木千 | 10回1イニングの0/3を1失点(サヨナラ被弾) | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
荻野 | 2回送りバント成功。 | 3-1 | 4-1 | |
マーティン | (2右)4-1 | (2右)4-1 | (2右) 初回ライトに先制2ラン。マルチ。 | △ |
中村奨吾 | (3二) | |||
井上 | (4一) | (6一) | ー | |
レアード | ー | 代打 8回逆転2ラン。 | (5指) | ◎ |
佐藤都 | (5一) 初回ライトへ3ラン。マルチ3打点。 | (4捕) | (4捕) 7回レフトに犠飛。 | ◎ |
安田 | (6三) | (5三) | (6三) | |
福田秀平 | ー | (7中)3-1 | ||
岡 | (7中) 5回送りバント成功。 | 中 | (9一) 8回センターへタイムリー。 4打数4安打猛打賞。 | ○ |
菅野 | (8指) | 代打 | ||
エチェバリア | (8遊) | (9遊) | ||
松川 | (9捕) | |||
池田 | 代打 | |||
小川 | 遊 | 代走 | ||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年8月5日~8月7日
2022西武対ロッテ17-19回戦
対西武 1 勝 2 敗 ロッテこのカード負け越した。
【トピックと感想】
初戦は石川の好投に打線が十分に応えれらなかった。
終盤リリーフ陣がつかまり失点し敗戦。
もっとリードしておきたかった。
2戦目は小島が山川にソロホームランを打たれるも投球は乱れず。
終盤に與座が降板すると山下からレアードが2ランを打って逆転。
球数少ない小島は8回も登板、9回は益田が無失点に抑えて連敗を止めた。
3戦目は森が先発、ストレート・スライダーフォークで勝負する。
初回マーティンが先制2ランでいいスタート。
森は序盤は犠飛での1失点とまずまずだったが、4回連打されて制球が乱れた。
一軍での実践はこれから、いい経験を積んだ。
このカードは山川に3連発された。
初戦ソロホームラン、2戦目ソロホームラン、3戦目は3ラン。
ソロだからいいわけではない。
3戦連発でのせてしまった。
先発陣に復活の予感。
石川は投球術を駆使しておさえる、小島はある意味“開き直った?投球”で、ボールの勢い+思い切りが復活。
石川は気の毒だった。
小島はらしい投球が復活でレアードの協力もあって勝利をもぎとった。
2戦目はレアードの一発が無ければ勝てなかったかも‥。
打線はチャンス作るも得点できないのは最近の傾向。
序盤にリードするも先発陣の不調もあり逆転、追いつけないので敗戦することが多くなる。
しかし先発投手陣も復調、打線に奮起をしてほしいのだが、
ホームランはでるもタイムリーでの得点は少ない。
投打がかみ合っていないといえば、それで終わってしまうので、
無理やり理由をひとつ考えてみると、
やはり「打線に軸をつくれない」のが色々難しくしていることの発端。
監督が納得して、ナインも納得できる主軸は存在するのか?
結果出したから主軸に据えるかというというとそうでもなく、
またあまり調子よさそうに見えなくても主軸で使い続けたりする。
結果2022年に監督の納得できる4番(こだわりの選手)はどこにいるのか。
(いまだ分からず‥)
打順が固定できないと、守備も細かに変わる。
なので、ピンチの場面で連携にも微妙な精度(連携)の甘さがでる。
(あまりいい循環は生まれない)
プロ選手なのでそつなく守るし支障はないのだろうが。
色々投打を細かく修正しながらまだリーグ五分付近を維持しているのは凄いこと。
連敗しないのも選手個々の地力がついているから。
ただ調子がいい時にも連勝が出来ないのは問題。
チームとして気持ちが高まっていても、意志の統一が出来ていないからなのか、維持できないからなのか。
その理由は不明だが、流れ(ツキ)を利用できていないのは間違えない。
2戦目小島が好投で「自身で」「レアードの援護もあり」チームの悪い流れを止めた。
これでようやっと2勝目。“投げるはずでなかった”試合での快投。
この1勝でツキをつかみとった?
昨年同様にシーズン終盤に活躍してくれることを祈りたい。
*最後までお読みいただきありがとうございました。