石川歩復帰初勝利-岡8試合連続2ベース-2勝1敗-2024-6-MxB8-10-FxM8-10-memo⑩

楽天に2連勝と打線は好調、ケガで離脱していた選手が復帰。
天候は大荒れで選手は大変だったが、記憶に残るカードになった。

ロッテ対オリックス8-10回戦ZOZO
2勝1敗(4-3,3-5,7-0)

梅雨のまっただなか、初戦は荒れた天候の中始まったゲーム。
小島が初回1アウト1-2塁から森に上手くレフト前に運ばれて1失点。

2回裏はエスピノーザから先頭ソトがレフト前にヒット、佐藤がライト前、上田がライトタイムリーで同点に追いついた。髙部がライトにツーベースで2点、勝越し成功。
相手の暴投で3進し小川がセンターに犠飛打って4点目を加えた。
積極的に変化球をとらえて逆転成功。

3回表小島がランナー出すと先制打打たれている森に対しカウント悪くすると、レフトオーバーで1点返された。なお紅林のショートフライを友杉が捕球できずエラーして相手に点あげてしまった。

エスピノーザはナックルカーブカットが決まり始めてマリーンズ打線は沈黙。
小島も丁寧に投げてしのぐ。

7回途中で雨が強くなった。雨天コールドゲームでマリーンズが初戦をものにした。

小島7回途中まで投げて被安打4奪三振8の好投。右打者外角のコントロールが良かった。
※髙部がマルチ。藤原が復帰後初安打をマークした。

雨のなか、投手は制球に苦しんだ。野手も難しかった。
エラーでの失点で流れ変わりそうになったが小島が踏ん張り、終盤は天候に助けられコールド。
オリックスの首脳陣も中止決定までの時間の短さについては不満があった。抗議もあったが覆らなかった。
これでマリーンズは3連勝。

2戦目は田島と種市の投げ合いになった。
種市は前回の挽回したいところ、立ち上がりストレート・スライダー、フォーク変化球を低めに投げた。調子悪くなかった。
好調なマリーンズ打線は初回に田島を攻める。
岡がツーベースで切り込むと、藤岡がライトスタンドに2ランを放った。制球が不安定なところナイスバッティングで2点先制。

5回まで種市は中村の守備にも助けれらた、良く抑える。
6回に福田にデットボール、森のゴロを藤岡がファンブルしてノーアウト1-2塁のピンチ、送りバント決められて1アウト2-3塁から西川・紅林にタイムリー打たれて同点に。
2アウト後、頓宮に勝越しタイムリー打たれ逆転を許す。

種市6回まで112球被安打4の力投、エラー絡んでの失点はかわいそうだった。
7回は横山、8回は坂本が好投を見せた。
打線はランナーだすも生かせなかったが、8回にソトのソロホームランで同点に追いついた。
振り出しに戻したがその後のチャンスは生かせず。

9回は益田が登板してゼロに抑えた。
オリは目まぐるしくリリーフ交代、延長入りかと思われたが、9回上田の当たり損ねショートゴロが内野安打、岡が歩かされて1アウト1-2塁のチャンス作ったが、オリも必死の投手交代で押さえ込まれた。

延長に入った。
10回表は好調自責点ゼロの男・鈴木昭が登板したが、森にヒット打たれバント送られ、代打の杉本にレフトスタンドに 勝越しレフト2ランを打たれた。
杉本に上手く打たれた、痛い一発で勝ちとはいかなかった。

※藤岡が3安打(内1ホームラン)。岡がマルチ。

3戦目は強風に雨がまじる厳しい天候。
本当に待ってました元エース石川が2年(656日)ぶり、ZOZOのマウンドに戻ってきた。

石川の立ち上がり注目だった。
森にツーベース、3塁まで進まれるも後続を抑えた。球速よりもコントロール重視でねばる

山下はコントロールに苦しんだ。角中がヒットで出塁すると藤原にデットボール出して1アウト1-2塁のチャンスつくる。ソトは粘るが変化球にやられた。
ポランコはフォアボール選んで満塁。上田が2球目をライト前にタイムリー打って2点先制成功した。

3回はソト、ポランコが連続ヒットで1アウト1-3塁から田村が犠牲フライ打って1点追加した。

石川は中盤には安定した投球。山下は3回まで投げて降板。

6回は横山がゼロに抑えた。
裏に小川がフォアボール、岡がライト前にポテンヒットで1-3塁のチャンス、藤原のレフト前タイムリーで追加点取れた。これが大きかった。

7回は澤村が先頭出すも後続を抑えきった。
裏に友杉・小川がヒット、岡がレフト線破るツーベース2点タイムリー。
8回は西村が抑えると裏にポランコが10号ソロで7点目。
9回は廣畑が抑えマリーンズがオリックスに完勝。
石川が復帰初戦とは思えない。ローテーションピッチャーのような落ち着きでチームを勝利に導いた。

※角中3安打、岡・ポランコ・上田・小川マルチ。

【岡大海がプロ野球新記録達成】
岡が8回のレフト線ヒットで「8試合連続ツーベース」を記録した。
長打力・走力・気力が揃っているから出来ること。
記録を知っていての達成はチャンスに強い岡らしかった。プラス思考も素晴らしい。

石川がランナー出しながらも5回被安打3無失点は流石の一言。
独特の投球術でゲームを作った。
打線がしっかり援護できた。女房田村も2盗阻止、犠飛と強力サポート、バックも守り抜いた。
石川歩が対オリックスカードの勝越し決めてファンに「絶景」を見せてくれた。

マリーンズ打線に厚みを感じた。オリックス投手に圧力与え続けたカード。
岡・藤岡・髙部をはじめとして各打者に積極性がある。
特に上田が勝負強さ発揮してきた。
オリックスに2024シンマリーンズの得点力を印象づけた。
石川歩、頼もしい投手が戻ってきた。

日本ハム対ロッテ8-10回戦エスコン
2勝1敗(3-2,6-9,1-3)

9番に藤原がスタメン入り。
初戦はF金村にストレートスライダースプリットと投げ分けて捉えられない。

メルセデスもテンポ良く低めにコントロールできた。
次第にツーシーム・ストレートも精度増した。

先制したのはこの男の一振、2回表髙部が右中間に「1号ソロホームラン」打って1点取れた。

メルセデスは3回までパーフェクトピッチング。
金村もソロ被弾以外はパワーカーブを効果的に多彩な変化球を駆使した。
中盤もこのまま投げ合いでいくかと思ったが、メルセデスは4回清宮にフォアボール出すと郡司にレフトスタンドに飛び込む逆転2ラン打たれた。
その裏、岡がレフト前・藤岡がセンター前で出塁するも、ポランコがセンターフライに倒れた。

5回は田宮にセフティバント決められ盗塁、1アウト2塁から上川畑にライト2ラン打たれた。
4点のリードを追いかける展開になった。

6回ソトがソロホームラン、上田・髙部が内野安打、友杉がフォアボール選んで1アウト満塁から藤原の内野ゴロ打って1点差まで追い上げた。
7回は西村が1アウト1-2塁から石井・清宮・郡司に連続タイムリー打たれて3失点、反撃できず敗戦。
西村が誤算だった。

※岡・藤岡・髙部がマルチ。髙部復帰後1号HR。

マリーンズ先発の田中は前回好投して降板するも、後の投手が打たれて勝ち星つかなかった。
今回は粘って勝ちつけたい。

マリーンズ打線は細野の制球不安定をついた、2回角中・中村がフォアボール選ぶと佐藤がライトにスリーラン打って3点を奪った。

田中は初回、 2回と切り抜けた3回にショートエラーとヒットでノーアウト1-3塁のピンチに水谷にタイムリー打たれた。なおフォアボール出して満塁にする。続くレイエスに真ん中に抜け気味のボールをレフトスタンドにグランドスラム打たれて逆転された。惜しまれる一球。

田中は5回5安打5失点とプロの洗礼を受けたが、マリーンズ打線が奮起。

6回は角中がフォアボール中村がセンター前ヒット、佐藤がライトにタイムリー、友杉のバントを相手がエラーして満塁とチャンス拡大、藤原が満塁のチャンスで三塁線を破るタイムリー2ベースで再逆転した。藤原が低い重心でしっかり流したナイスバッティング。
さらに荻野のヒットなどで5点取って5-8とした。

8回には荻野のスクイズで1点追加、鈴木・益田とつないで逃げ切った。
*佐藤・藤原が3安打、中村がマルチ。(中村も調子上げてきた?)

佐藤都の先制パンチ3ランは頼もしい。
逆転されても藤原が起点に、勝負強さを発揮、牽引した。NEW藤原が躍動してきた。
シーズン当初ハムとは打たれても、反撃が出来ていなかったのに今回はやり返せる。
マリーンズ打線の進化が見えた。
*田中がプロ初勝利。吉井監督もピッチングをたたえた。

3戦目は西野、初回水谷にフォアボール出してレイエスにツーベース打たれて、郡司の内野ゴロの間に1失点したが、徐々にストレートが安定してきた、リズムにのってきた。

序盤上原からヒットで出塁するも得点出来ない、多彩な変化球でかわされた。
5回2アウトから藤原がセンター前ヒット、髙部がライトにツーベース打って2アウト2-3塁から小川がレフトに逆転タイムリーを放った。見事な流し打ち。
6回はポランコがフォアボール、中村が送り、安田がライトにタイムリーを放った。
追加点あげて2点差にひろげた。
西野は7回まで被安打4失点1の好投でゲームを作った。
8回はコルデロが初登場。
ランナー出したが無失点に抑えた。
9回は澤村が3人抑えマリーンズが接戦を勝利した。

*髙部5打数4安打大活躍。小川が逆転タイムリーでマルチ。
藤原がチャンスmakeした。西野6勝目。

*最後までお読みいただきありがとうございました。