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美馬好投-松川荻野活躍-髙部サヨナラ「オスナ初勝利」-B山岡山本打てず-1勝2敗-2022ロッテ対オリックス10-12

【6月22日までのパリーグ成績】
千葉ロッテは33勝34敗1引き分けの西武と同率の3位。
オリックスは33勝36敗の4位。首位の楽天とは6ゲーム差。
千葉ロッテは日本ハムに3連勝、西武に1勝1敗。
オリックスも西武に2勝1敗、ソフトバンクに2連勝と調子が上向く。
上向きの同志の対戦になりました。

2022年6月24日(金)
ロッテ対オリックス10回戦 ZOZOマリン

0 対3でオリックスの勝ち
勝ち:山岡 S   負け:本前

風が吹く大荒れのなかの試合。
本前は初回はランナーを背負うも粘りの投球で失点を防ぐ。
しかし2回連続ヒットで1・3塁に。
伏見のWプレーの間に3塁走者がかえって1点先制された。

本前を援護したいマリーンズだったが、
2回無死1・2塁も山口がWプレーでつぶす。
もったいなかった。
山岡は次第に調子を上げた。
スキも無くなり攻めも苦しくなった。
7回は小野にスイッチも小野が連打で2失点。

すべての球種がコントロールが良く、ほぼ打たされた。
終盤に入り制球が乱れたところもあったが、
マリーンズは特に作戦もなく4安打完封負けを喫した。

8回は新加入のオスナが初登板。強風の中伸びのあるストレート、
カットを披露した。ランナーを背負うも1イニングを無失点に抑えた。

2022年6月25日(土)
ロッテ対オリックス 11回戦 ZOZOマリン

0 対 4でオリックスの勝ち
勝ち:山本  S平野佳  負け:佐藤奨

この日のゲームも風が強かった。

M佐藤奨は初回2ベースと吉田タイムリーで先制された。
ボールが高かった。

2回はヒットと四球で満塁から、真ん中を福田周にタイムリー。
4回は大城にタイムリーで計3点をリードされた。

Mは2回佐藤都が内野安打ででると、
マーティンが四球選び2アウト1・2塁と攻めるが、
藤原は空振り三振にきってとられた。
エース山本を攻略したかったが甘くなかった。
ランナーを背負うとギアを上げて決め球を投げ込んだ。

佐藤奨が6回11安打と打たれてしまった。
7回は八木が吉田にソロHRを浴びた。

M打線は、山本の前に8回散発4安打無失点に抑えられてしまった。
9回は代わった阿部を攻めるも、平野佳が登場でチャンスを生かせず。
3人の投手リレーの前に完封負けした。

2022年6月26日(日)
ロッテ対オリックス12回戦 ZOZOマリン

3 対 2 でロッテの勝ち
勝ち: オスナ   負け:ワゲスパック

美馬が序盤好投した
初回ランナー出すも吉田をWプレーで逃れる。
ストレート変化球がコントロールよく決まった。

2回髙部がライトにヒットで出塁し2盗成功。
相手のミスで3塁すすむと松川が先制タイムリーを打った。
甘いボールを仕留めた。

5回は荻野がセンター前ヒットで出塁すると2盗成功。
1アウト1・2塁中村奨の打席で、
(投手サインミスから)伏見パスボールの間に「2塁走者荻野が好走塁」でホームに戻った。

6回美馬はフォアボール・ヒットで1点失う。
(紅林に低めをうまく打たれた。)
なおも自身ワイルドピッチで2・3塁へと進塁許す。
次打者セカンドゴロの間に同点に追いつかれた。

終盤は7回東條・8回ゲレーロ・9回は益田が無失点。
延長に入る。
10回は小野が粘って無失点に、11回はオスナが無失点におさえた。
無失点リレーは素晴らしかった。

そして11回裏1アウト後安田がフォアボール選び、
2アウト2塁は代走の和田の場面、
髙部がセンターにサヨナラヒットを放って勝利した。

和田がスライディングでホームにかえった。

11回気迫がこもった「髙部のバッティング」と「和田の走塁」がチームの危機を救った。

松川は好リードと共に攻守に存在感を魅せた。
2回にチャンスに先制点、3回の好送球でWプレーは素晴らしかった。

11回1イニングを無失点に抑えた「オスナが初勝利」を掴んだ。

マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価

選手名初戦2戦目3戦目MVPs
(投手陣)〇△▲ 〇△▲ 〇△▲ ◎〇△
本前5回1/3を5安打5四球3失点。
佐藤奨6回11安打3失点。
美馬6回2安打2失点。
小野2/3を1安打でランナーを返された。10回1イニング無失点。
東條7回1イニング無失点。
ゲレーロ8回1イニング無失点。
オスナ8回1イニング無失点。11回1イニング無失点。
西野7回1イニング無失点。
益田9回1イニング無失点。
八木9回1イニング無失点。7-8回3安打1失点。
小沼9回1イニング無失点。
選手名初戦2戦目3戦目MVPs
(野手)〇△▲ 〇△▲ 〇△▲ ◎〇△
荻野マルチ5回ヒットで出塁し2盗成功、相手ミスでホームに好走塁。
髙部(2中)(2中)
5回吉田のセンターフライをナイスキャッチ。
(7中)
2回ヒットで出塁し2盗成功。
11回サヨナラヒット。猛打賞。
中村奨吾
安田(4三)(4三)(5三)
角中(5指)マルチ代打(2右)
レアード(6指)
山口航輝(6一)(5一)(4一)
佐藤都(8捕)(6捕)
2回内野安打で出塁すると2盗成功。
代打
マーティン(7右)
藤原代打(8中)
松川(9捕)
2回センターに先制タイムリー
3回バント阻止Wプレー。
茶谷(9遊)(9遊)(8遊)
和田康士郎11回代走で出ると2塁から好走塁でサヨナラのホームイン。
小川
選手名初戦2戦目3戦目MVPs

3連戦まとめ

2022年6月24日~6月26日
ロッテ対オリックス9-12回戦
対オリックス  1 勝 2敗  ロッテこのカード負越した。

【トピックと感想】

風が吹く条件で始まりました。

初戦立ち上がり本前が苦しい投球。
中盤まで粘りながら最少失点で頑張るも、代わった小野が誤算でした。
山岡も制球が抜群でマリーンズは打たされた。
ただ序盤にチャンスがあったので、攻略したかった。

2戦目はエース山本の前に沈黙。
佐藤奨も初回に失点し、2回4回にも追加点を奪われた。
ただゲームを壊しはしなかった。
M打線は山本の前に4安打無失点に抑えられた。
前日につづいて完封負けを喫した。

3戦目は延長11回に安田がフォアボール選び2塁へ進んだのが大きい。
2アウトから髙部がくらいついたタイムリーでサヨナラ勝ち。
走攻守ベストを尽くし頑張っている。

美馬は中盤に追いつかれるも、
リリーフ陣5人の無失点リレーが素晴らしかった。

11回は前日日本初登板のオスナが登板。
メジャー経験の豊富さを見せて3人で抑えサヨナラを呼んだ。

初戦4安打、2戦目は5安打と打てなかった。
つながらないというよりも打てなかった。
データーを重視したのか、相性の良さをみたのか分からないが、打順もかわった。
以前からそうだが先発がかわることで、流れを弱めているような気がして仕方ない。
特に初戦2戦目は下位打線に迫力が感じられなかった。

初戦は安田が4番に5番は角中、下位にマーティン茶谷が入る。
2戦目は初戦マルチの角中をはずす。
レアードが5番佐藤が6番に。
上位はスタメン変わるが下位は大きく変わらず。
3戦目は2番に角中、4番山口5番安田と目まぐるしい。
髙部は初戦2戦目の2番から7番に下がった。
打線は誰を攻撃の核としているのか?
現状下位は弱いので上位がダメだとほぼ得点力が期待できない。

*大切な初戦、ファームで好成績の茶谷を8番に登用。
若手に経験を積ませるという意図は見えるが、
彼に何を期待しているのかが見えず、当たるのを待っている感じ。
もちろん彼だけの責任ではない。
しかしバッティングは元気も無かったので、
打線の一部として機能はしていなかった。

2戦目は絶対エース山本が出てくるのは分かっていただけに、
初戦山岡をもっと苦しめたかった。

日替わりのスタメンからは、カード全体としての作戦が見えなかった?。
マーティンの一発を期待、若手にチャンスを与えているのは分かるけれど‥。
山岡が良かったから仕方ないと諦めるのは寂しい。

3戦目は新人の松川が攻守に活躍。
リリーフ陣がしっかりと仕事をした。
来日間がないオスナがMLB経験を生かして投げた。
土壇場で髙部が冷静にしとめ3連敗は逃れた。

5回荻野・11回和田の好走塁がなければ負けていた。
気持ちが強かった。

3戦目に個々の選手の気持ちが出た。
しかしこれが今のマリーンズの力かと言われると違う。
打線が固定しなくて個々の力が出せているのか?。
先発投手含め、活躍できる選手はまだまだいると思った。

もちろん現在出ている打者の組み合わせもあります。

3戦目に髙部の打順が2番から7番になったが、いいチャレンジだと思いました。
髙部は打力・走力・決定力と多彩で起用、しかも起点にもなります。
下位に置くと相手チームも嫌がるし技術を生かせると思います。
一方気になるのが安田と山口の並び。
かれらを中心にすえると上と下はレアード・マーティンなどが囲むことになる。
同じようなタイプのバッターなので送れないし走れない、それで打てないと大味に見える。
レアードだけ注意すれば、ほかは相手エース級の投手が嫌がるかというとどうなのだろう。
「接戦での点を取る確率を弱くしている」のではないかと思います。
***素人考えです***

*最後までお読みいただきありがとうございました。