マリーンズは先発投手がゲームつくれる様になった。打線が調子あげて得点したい。誰が救世主となるのだろう。日本ハムは前のカード・対オリックスに1勝2敗と負け越し。先発が抑えて打線が得点するのがマリーンズの勝利パターン、機能させることが出来るか。
岩下ロドリゲスに被弾-F立野らリレーで完封負け-2021日本ハム対ロッテ23
2021年10月8日(金)
日本ハム対ロッテ 23回戦 札幌ドーム
9対 0 で日本ハムの勝ち
勝ち:立野 負け:岩下
【試合展開】
岩下ストレートの球威が今一つだったか、変化球もキレが良くない。2回近藤・高濱とライトへヒット打たれて無死1・3塁から淺間に低めを良く打った・センターへの犠飛で先制された。続いてロドリゲスに甘いボールをレフトにタイムリー2ベースを打たれて失点。3回もヒット2本で1アウト2・3塁から近藤がレフトに犠飛で2失点。
4回はロドリゲスに甘いベルト付近の球をレフトスタンドにソロホームラン。5回は西川の3ベースから野村フォアボール選び、1アウト1・3塁から近藤がセンターへの犠飛で5点目を入れた。6回もヒット2本で1アウト1・3塁から清水がタイムリー。ファイターズが良くつないで得点につなげた。
岩下ヒット10本を打たれ6回6失点といいところなかった。
M打者はF立野の前に4回は2アウト1・2塁の好機をつくるも藤岡凡退。8回は荻野ヒット和田フォアボール選び2アウト1・2塁の好機も凡退した。
立野はストレートに球威ありスライダーも良かった。玉井・井口・上原のリレーを攻略できず、散発4安打で完封負けした。
7回はM田中靖洋が連続ヒットで1アウト1・2塁にされると暴投で2・3塁に進められ淺間にタイムリー打たれた、続いて谷内にも犠飛で2点を献上。
8回は東妻が登板、制球がまとまらなかった。松本をヒットで出すと、2アウトから野村にデットボールで1・2塁、近藤もフォアボールで満塁にすると、ボークで失点と大荒れだった。
*この試合の東妻もそうだが、ここ数試合、Mリリーフ投手が、2アウト取った後の失点が目立つ。油断ではないのだろうが再度攻め方をバッテリー確認してほしい。
岩下はロドリゲスに2打席甘い球を投げて打たれたのが痛かった。もったいなかった。
打線は立野の前に3安打と元気なく、日ハムリリーフ陣に完封負けを喫した。初戦を負けたことでマリーンズの選手にプレッシャーがかかるが、なんとか2戦目は取り返したい。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・エチェバリアがマルチ。連続試合ヒットを伸ばした。
4回には淺間のフライを、サード奥のファールグランドまで追いかけてスライディングで好捕した。体がボールの先に行っているのに、手を伸ばして取った。信じられない身体能力にスタンドがどよめいた。
本前不調-和田拙攻-藤岡同点タイムリーもFに勝越され敗戦-2021日本ハム対ロッテ24
2021年10月9日(土)
日本ハム対ロッテ 24回戦 札幌ドーム
4対 2 で日本ハムの勝ち
勝ち:バーヘイゲン 負け: 本前
【試合展開】
マリーンズ初回の荻野2ベースから、和田が内野安打で出塁も2盗狙ってアウト。2アウト3塁からマーティンがフォアボール選ぶもレアードが三振でチェンジ。
(和田の2盗走塁アウト、積極性も大事だが初回なのでどうなのだろう?。先取点を取るのが先、ギャンブルは終盤でもいいのでは)
*もう少し落ち着いて攻めたかった。マリーンズが相手投手を助けた。
逆に1回裏は本前が松本に2ベース打たれて、2アウト2塁から近藤にセンター前にタイムリーで先制される。高濱にもセンターにタイムリー、ファイターズにつながれて失点した。1回裏の拙攻が流れをファイターズにもたらした。
4回レアードが三塁手のファンブルで出塁するとエチェバリアがセンター前ヒットでつなぐ。岡のゴロでランナーが進んで2アウト2・3塁となる。続く藤岡がレフトに2点タイムリーで同点にした。
しかし本前はその裏万波に内野安打で出塁されると宇佐美にデットボールで1アウト1・2塁から谷内にセンター前タイムリーで勝ち越しを許した。得点しての勝ち越し打はいただけなかった。
本前は3回1/3で降板、5安打2四球・3失点と制球が安定しなかった。ボールが少し高くて痛打された。
4回途中から5回は小野が抑えるも、6回はハーマンが登板、宇佐美にライトスタンドにソロホームランを打たれ2点差に突き放された。
バーヘイゲン6回5安打2失点と好投、ファイターズは堀・ロドリゲス・杉浦とつなぐ、継投に抑えられて完敗した。マリーンズは初回の攻撃時の拙攻がマイナスに働いた。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・藤岡4回レフトに同点タイムリー。
・荻野2ベース、フォアボールで出塁とチャンスメイク。
美馬粘投-山口HR藤岡活躍-9回岡2ランで同点-引分-2021日本ハム対ロッテ25
2021年10月10日(日)
日本ハム対ロッテ 25回戦 札幌ドーム
4対 4 で日本ハム ロッテ9回規定により引き分けた。
勝ち:ー 負け:ー
【試合展開】
美馬の立ち上がりは悪くなかった。変化球も低めに決まり打ち取っていく。F加藤に対して2回山口航輝が左中間に先制ソロホームラン。
5回ファイターズが反撃開始。中島がファーストへの内野安打で出塁するとレアードの悪送球で2塁へ。1アウト2塁から清水がフォアボール選び1・2塁に。淺間の時に美馬の牽制悪送球で2・3塁になると淺間にセンター犠飛で1点をとられた。6回には近藤2ベース・高濱レフト前ヒットで1アウト1・3塁から王のショートゴロの間に1点を勝越しされた。
7回はF投手が加藤からロドリゲスに交代。レアードがレフト前ヒットで出塁・代走は和田に、2アウト取られるも3塁まで進み、藤岡がレフトに同点に追いつくタイムリー2ベースを打った。高めをうまく3塁線に流した技有ヒット。大きいヒットだった。
しかしその裏7回国吉が登板、中島にレフト前に詰まりながらもヒット打たれると清水にもヒットでランナー1・2塁。淺間に送られ2・3塁から、西川に甘い入った球をライトに勝越しタイムリーを打たれた。近藤敬遠の満塁から高濱にライト前にヒットで追加点で4点目を入れられた。国吉が珍しく連打をくらった。
8回マリーンズは2アウト1・2塁のチャンスも代打安田が打てなかった。これで嫌な流れになったのだが。
9回代打角中がライトへヒットで出塁すると、岡がやってくれた。杉浦のスライダー・失投をとらえた。レフトスタンドに飛び込む2ランホームランを放って同点に追いついた。3連敗を阻止した!。
*気持ちで打った・まさしく「起死回生の一発」、3連戦の唯一の救い。優勝に“一筋の希望”を残した。
*角中出塁の後、藤岡はファールで粘った後に三振に打ち取られたが、“そのボールは高かった”と思う。藤岡が可愛そうだった。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・美馬6回6安打2失点と粘投。連敗プレッシャーの中、相手の攻撃を最小限に抑えた。牽制ミスがもったいなかった。
・岡9回同点2ラン。2点ビハインドの2アウト1塁の絶体絶命のピンチからレフトスタンドに飛び込む同点2ラン。パンチ力が素晴らしかった。
・藤岡7回同点タイムリー。2アウト2塁からの技有タイムリーは素晴らしかった。
・レアードマルチ。チャンスを作った。
・山口航輝2回先制ソロホームラン。
3連戦まとめ
2021年10月8日~10月10日
日本ハム対ロッテ23~25回戦
対日本ハム 2敗 1引分 ロッテこのカードを負け越した。
感想
3戦目の試合の途中から記事を書いていたのですが、ほぼ負け模様の中、土壇場9回に「岡の同点ホームラン」が出て救われた。
3連戦の記事に書く内容が薄かったので、100%愚痴っぽくなってしまう所を岡の同点ホームランが救ってくれました。ありがとうございます。
*これで2敗1引き分けになった。
ただマリーンズの戦いは昔の弱い時の千葉ロッテを思い出させるものだった。
先発が先制点をとられて劣勢になる。主役のレアードマーティンが調子を落として得点力激減。主軸も散発で繋がりもなく得点に至らない。「なんとか中盤に同点に追いつくも、力尽きて後半に突き放される」一昨年に多かった負けパターンに陥っている。
若手の経験値は上がっているが、決定力はついていない。経験値の高い中堅選手は多くない。相手も調子悪いM打線を見て無駄にフォアボールはださない。
「この1点を取りに行く」作戦も空回り。マリーンズの作戦も同点に追いつくのか、攻めに行くのかはっきりせず、ミスも絡んで何かチグハグだった。
*その中でも藤岡と岡の活躍は光っていた。これからも活躍を期待。
オリックスが負けない今、ここで勝たないと意味がない。今までの活躍は関係ない。せっかくのチャンス、2軍の選手にも活躍の機会を与えてほしい。
まだ何も手に入れていない。挑戦者なのだから、優勝戦線から離脱してもクライマックスシリーズ進出を目標にすればいいのではないかと思う。
早めに開き直って普通に試合してほしい。何か去年も同じようなこと書いていた気がしますが‥。
*最後までお読みいただきありがとうございました。