5月29日の6戦は「パリーグ球団がすべて勝利する」という珍しい記録が生まれました。
交流戦は30日現在で千葉ロッテは交流戦同率4位・パリーグは5位。
ヤクルトは交流戦・セリーグともに首位(交流戦は同率)。
ヤクルトは現在強いチームなのでマリーンズの現状の力をみるのにいいかも。
昨年の対ヤクルト戦は、村上と安田の同級生対決に注目し色々比較をしてました。
その時は確か安田の方がヒット打っていたと思います。
*さて今年はどうなるのでしょうか?。
2022年5月31日(火)
ヤクルト対ロッテ 1回戦 神宮球場
1 対 0でヤクルトの勝ち
勝ち:サイスニード S マクガフ 負け:石川
石川は初回山田に甘いボールをセンターにソロホームラン被弾。
マリーンズはサイスニードをせめて、
4回髙部角中ヒットで2アウト1・2塁のチャンスも安田凡退。
5回もエチェバリア荻野ヒットで2アウト1・2塁のチャンスも髙部決められず。
6回はレアードヒット角中フォアボールで1アウト1・2塁のチャンスも安田がWプレーに。
2回以降は石川ストレートに加えシンカーカットも決まって好投。
サイスニードのストレートを捉えられなかった。
スライダー・チェンジアップも良かった。
Mは7回小野・8回八木が無失点に抑えた。
マリーンズは再三のチャンスをいかせず。
好投石川を援護できなかった。
打線が繋がらずヤクルト投手陣の前に完封負け。
2022年6月1日(水)
ヤクルト対ロッテ 2回戦 神宮球場
3 対 4 でロッテの勝ち
勝ち: 美馬 S 益田 負け:原
美馬は初回山田にソロで先制される。
マリーンズは2回中村奨がレフトに目の覚めるソロで同点。
なお安田がフルカウントからレフトポール際にホームランで勝越し。
その裏スワローズもオスナがライトへ同点ソロ。
両チームともに得点はホームランのみで、
「シーソーゲーム」。
4回は安田がこの試合2本目のHRで勝越し。
いいホームランでした。
美馬は5回6安打3四球3失点とゲームは作った。
6回は小野が無失点に。
6回2アウトから中村奨が2ベースで出塁すると、
レアードが低めを左中間にタイムリーで勝越した。
よく低めを拾った。
終盤は新勝利の方程式が機能し、接戦を制した。
*安田が前日の凡退をソロ2発で取り返した。
2022年6月2日(木)
ヤクルト対ロッテ 3回戦 神宮球場
7 対 3 でヤクルトの勝ち
勝ち:石山 負け:ゲレーロ
初回マリーンズはスアレスの立ち上がりを攻めた。
髙部がセンターに足を生かした3ベース。
つづく佐藤がファーストゴロ打つとオスナが後逸エラーで先制点をもらう。
なお中村奨がレフトスタンド中段に飛び込む2ランを打ちました。
マリーンズが幸先よく3点とりました。
小島は序盤からスライダーが決まる。
チェンジアップなど交えて丁寧な投球からストレートも決まる。
6回山田にレフトにソロHR打たれ1点失点。(山田は3試合連続)
小島は6回5安打1失点と好投した。
7回は東條が太田にソロ打たれ1点差に。
8回はゲレーロがヒットフォアボールから、
オスナにタイムリー打たれ同点。
なおも中村奨がゴロをファンブルで満塁に。
内山にタイムリー2ベースでランナー一掃され逆転。
代わった八木も中村悠にもタイムリーでこの回5点取られた。
ヤクルトに集中打を浴びた。
僅差から一気に勝利圏外に押し出された。
今の両チームの力が現れた。
マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
石川 | 6回5安打1失点と好投。 | ◎ | ||
美馬 | 5回6安打3四球3失点の粘投。 | ○ | ||
小島 | 6回5安打1失点と好投。 | ◎ | ||
小野 | 7回1イニング無失点。 | 6回1イニング無失点。 | △ | |
東條 | 7回1イニング無失点。 | 7回1失点。 | ||
ゲレーロ | 8回1イニング無失点。 | 8回1/3を4失点。 | ||
小沼 | ||||
益田 | 9回1イニング無失点。 | 〇 | ||
八木 | 8回1イニング無失点。 | 8回2/3イニングを1失点。 | ||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
荻野 | ||||
髙部 | 3回2盗成功。 | 初回3ベース。 5回四球選ぶと2盗成功。 | 〇 | |
マーティン | ー | (右) | ー | |
佐藤都 | (一) | (捕) | ||
中村奨吾 | 2回レフトにソロHR。 6回2ベースでチャンスメイク。マルチ。 | 初回レフトに2ラン。 8回ファンブル。 | ◎ | |
レアード | マルチ。 | 6回左中間へ勝越しタイムリー。 | (5一) | ◎ |
安田 | 2回4回にソロで2HR2打点の大活躍。 マルチ。 | (7三)マルチ。 | ◎ | |
エチェバリア | ||||
松川 | (捕)4回パスボール。 | |||
石川・美馬・小島 | ||||
岡 | (6右) | |||
角中 | (5右) | 代打 | ||
福田秀平 | 代打 | 代打 | ||
和田康士郎 | ||||
小川 | ||||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年5月31日~6月2日
2022ヤクルト対ロッテ 1-3回戦
対ヤクルト 1 勝 2敗 ロッテこのカード負越した。
【トピックと感想】
初戦は石川の好投に打線が応えられない。
日替わり打線は相変わらずで、今のところの中心は荻野髙部・レアードラインか?
相手投手が良かった点もあるが、チャンスは作っていたのに決定打が無い。
打線につながりなかった。
2戦目はホームランの打ち合い・シーソーゲームで面白かった。
特に中村奨がレフトにホームランをうって、
全打席でのホームラン達成(プロ15人目)はとても興味深かった。
中村奨が8番9番を打っていたなんて知りませんでした。
【2試合目は安田がホームラン2本と爆発してチームを鼓舞】
前日のチャンスに2回打てなかったのをバットで取り返しました。
しかも相手チームにはライバル?の村上がいました。(村上は意識する存在のはず。)
神宮に2打席連続HRの花火で悔しさを晴らしました。
おめでとうございます。
しかし彼のパワーを見てきた手前、今季1-2号と聞くとやはり“遅い”。
チームが乗れていない原因の一つにはなっていると思います。
安田のホームラン打ったスィングはとても良かった。
1本目のレフトポール際は珍しくボールを押し込めていた。
2本目は打った後左手をはなし右手一本で振り切ったような。
2本とも気持ちよく振り切れていて、力がボールに伝わっていたような気がします。
(*素人の見立てなので、三割くらいで読んでください)
彼は力を抜いてもアジャストして振り切ればスタンドにいくと思います。
(自分のイメージ的にはオリ杉本の様なボールへのアジャストです)
今後に大いに期待したいです。
3戦目は打線がスアレスの立ち上がりを積極的に攻めて先制点を奪取。
小島が好投で応える。
髙部のヒットと中村奨の2ランでリードした。
しかしヤクルトはダテに首位を張っていなかった。
ソロHR2本で1点差に詰め寄ると、8回にヒットとミスで出来たチャンスを逃さない。
ゲレーロを満塁をつくると3点タイムリーで逆転。
一気に差を広げて、勝利を奪い取った。
セリーグでの勝負強さをマリーンズ戦でも見せた。
3戦目マリーンズは力負けした。
*2戦目は髙部が打って勢いをつけた。
中村奨も芯をとらえる打球が増えて
昨年なみの調子に上げてきた。
安田の2HRなければ負けていた。
美馬に勝ちがついたのも良かった。
3戦目小島は勝利の権利持って降板も残念。
リードしていただけに、初勝利をつけたかった。
(一勝すれば精神的にも楽になるはず。)
若手の兄規格「安田」が2ホームランで両目を開眼したのは大きい。
長距離打者にとってホームランはきっかけになる。継続してほしいです。
これでM若手の競争が活発になって欲しいです。
*さて最後になりましたが、忘れていませんよ。
【今回3連戦の安田と村上の成績です】
今回はマリーンズがランナーおいた場面で、
村上との勝負を避けていたため、
下記のような結果になりました。
【安田】11打数4安打2打点2ホームラン。
【村上】 5打数0安打0打点でフォアボールが5個です。
安田はマークがきつくなく勝負してもらえたのに、
村上はランナーを2塁に置いた場面に回ってきたら打たせてもらえない。
(*石川が投げている時は簡単に歩かせません)
そんな傾向が見えました。
昨年とは二人の立場が変わったんですね。
プロらしい相手を見ながらの攻めだと思います。
“ヒット打っていないから良い打者ではない”と言い切れない「いい例」です。
村上の前3番山田は、このカードは調子がよく3ホームランを打ちました。
マリーンズは「山田がHRを打った後と大きくリードされていた場面では、村上と勝負していた」のも面白い。
マリーンズは「かなり村上をケアしていた」ということです。
ここまでとは‥、かなり驚きました。
しかし「山田はマークしていたのか?」
少し疑問になりました。
*最後までお読みいただきありがとうございました。