ロッテは対広島を2勝1敗でスタート。
他のパリーグ球団の交流戦最初のカード成績は、
楽天と西武が2勝1敗で勝越し。
オリックス・日本ハム・ソフトバンクが1勝2敗の負け越し。
待ちに待った「荻野貴司」が1軍に復帰。
打順はどうなるのか?
嬉しい悩みも多くなってきた。
初戦は佐々木朗希が先発。
最初をとってカードを勝越したい。
2022年5月27日(金)
ロッテ対阪神 1回戦 ZOZOマリン
0 対 1で阪神の勝ち
勝ち:ウィルカーソン S 岩崎 負け:益田
佐々木朗希登板試合。荻野が2番レフトでスタメン入り。
阪神は現在セリーグ最下位だが徐々にあげてきている。
マリーンズは打線をより攻撃的に組み換え、
外国人中心にウィルカーソンを攻略したかったのだが‥。
ウィルカーソンが良かった。ストレートに力があり高低をつかう。
カーブも効果的に投げてM打線を打ち取る。
佐々木朗希は球速今一つで珍しくボールがばらけていた。
本調子ではなかった。
4回投ゴロファンブルで出塁、暴投で1アウト3塁のピンチも、相手走塁ミスなどもありWプレー。
阪神のコンパクトに振ったヒットでピンチになるが要所を締めた。
佐々木朗希と松川はバッテリー間で話し合いながら、6回4安打無失点と工夫して抑えた。
打線はウィルカーソンの前に8回を散発の5安打。
4・5回先頭出すもいかせず、6回1アウト1・2塁のチャンスも点と取ることが出来なかった。
9回益田が佐藤輝明をフルカウントまで追い詰めるも、決め球を打たれた。
低めシンカーをセンターバックスクリーンへ、ホームランを打ちこんだ。
裏はT岩崎に抑えられてゲームセット。
2022年5月28日(土)
ロッテ対阪神 2回戦 ZOZOマリン
2 対 6 で阪神の勝ち
勝ち: 青柳 負け:佐藤奨
好投手青柳を攻略すべく、打線は和製の左打者中心に組み替えた。
佐藤奨は初回のたちあがり、制球に苦しみ甘いボールを痛打された。
阪神は初回近本がフォアボールで出塁すると、セフティバント成功で1・2塁とチャンス拡大。
大山に先制タイムリー。佐藤輝がセンター犠飛で糸原タイムリーであっという間に3点取られた。
先制点3点を初回にとられたのが痛かった。
3回にも佐藤輝のタイムリーで失点し4点差に。
リードされた後マリーンズ打線は青柳の投球ペースに持ち込まれ術中にはまった。
6回荻野・角中ヒットで2アウト1・2塁のチャンスもマーティンが打てない。
インコースのツーシームを意識させられた。
鋭く変化するシンカーが素晴らしかった。
9回青柳から山口航輝が犠飛・福田秀平がタイムリーで2点取る。
なんとか完封は逃れた。
2022年5月29日(日)
ロッテ対阪神 3回戦 ZOZOマリン
3 対 2でロッテの勝ち
勝ち:ロメロ S 益田 負け:伊藤将司
ロメロが先発。
髙部が8番センター、1番にレフト荻野がスタメン。
ロメロ立ち上がりボールが甘く入った。
いきなり連続ヒット、大山にフォアボールで、ノーアウト満塁の大ピンチに。
しかし後続佐藤輝・原口・糸原を打ち取った。
マリーンズは序盤T伊藤を攻める。
2回佐藤都がフォアボールで岡がレフトにヒットで1アウト1・2塁に。
次の髙部がレフトに技ありの先制タイムリーを放った。
(佐藤ホームにすべりこみの得点が良かった)
3回は角中がライトへヒットで出塁、佐藤都がセンター2ベースで2アウト2・3塁とチャンス拡大。
レアードが低めを左中間へ2点タイムリーでリードを広げた。
ロメロも調子を上げた。
ストレートにスライダーがきまり6回6安打無失点と好投。
7回は東條が抑えた。
8回ゲレーロが佐藤輝明に2ラン打たれるも、9回はクローザー益田が登場。
阪神の反撃を3人できってとった。
先制点を投手陣が守りききり連敗を止めた。
マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
佐々木朗希 | 6回4安打無失点と好投 | ◎ | ||
佐藤奨 | 6回6安打4失点。立ち上がり打たれた。 | |||
ロメロ | 6回6安打無失点と好投。 | ◎ | ||
小野 | ||||
東條 | 7回1イニング無失点。 | 7回1イニング無失点。 | ○ | |
ゲレーロ | 8回1イニング無失点。 | 8回1イニング2失点。(佐藤輝に2ラン) | ||
廣畑 | 7回1イニング無失点。制球に苦しみ無死満塁のピンチもしのいだ。 | |||
八木 | 8回1イニング無失点。 | |||
小沼 | 9回1イニング2失点。 | |||
益田 | 9回佐藤輝に決勝のHR打たれた。 | 9回1イニング無失点。 | ○ | |
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
髙部 | (中) | 5-1 | (8中) 2回レフトへ先制タイムリー。2回2盗成功。 | |
荻野 | (2左) 6回ショートへ内野安打。今季初ヒット。 | (2左) | (1左) | |
中村奨吾 | マルチ。 | (6二) | ||
レアード | ー | 3回左中間に2点タイムリー。 | ||
マーティン | (6右) 2回2盗失敗。 | (4右) | ー | |
佐藤都 | (一) | (5一)(捕) | 2回ホームへナイスラン。 3回センター2ベースでチャンス拡大。 | △ |
エチェバリア | ||||
安田 | 1安打 | 9回ライトへ2ベースでチャンス拡大。 4打数3安打猛打賞。 | 1安打 | ○ |
松川 | (捕) | |||
柿沼 | 捕 | (捕) | ||
山口航輝 | 代打 9回ショートゴロで1打点。 | |||
角中 | 代打 | (3指) | (2右)1安打 | |
福田秀平 | 代打 9回センターへタイムリー。 | |||
和田康士郎 | ||||
小川 | 8回三遊間深いゴロを1塁にさしたファインプレー。 | (遊) 3回送りバント成功。 | ||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年5月27日~5月29日
2022ロッテ対阪神 1-3回戦
対阪神 1 勝 2 敗 ロッテこのカード負け越した。
【トピックと感想】
阪神にとって佐々木朗の160k超のストレートと145k越えのフォークが脅威であったろう。
序盤松川はプラスしてカーブを混ぜた。
どう攻めるのかが興味あった。
「160k前後で回転のいいストレート」「高速フォーク」はそう簡単に連打できない。
阪神は佐々木を研究してきた。
【阪神に佐々木朗希対策あり】
2回はヒットで出塁すると足をからめて攻めてきた。
打席ではコンパクトに流す等ヒット狙い。
しかし佐々木朗はランナー背負うとギアを上げて抑えた。
特に4番佐藤輝明へのフォークはえぐかった。
M打線が何とか援護・1点でも先に取りたかった。
助っ人ら4番からパワーヒッターを5人並べて力勝負に出るも、相手ウィルカーソンに力負け。
繋がりもなくプレッシャーかけられない。
ウィルカーソンに自分の投球をされてしまった。
9回に益田が佐藤輝明に決勝のホームラン打たれた。
土壇場での佐藤のパワーと器用さには驚くばかり。
益田は責められない。
2戦目は青柳相手に苦戦は織り込み済み。
打線は日本人左打者をおおめに対策はバッチリだった?
しかし青柳の“クォータースロー”から出てくる「ボールの鋭い変化」に、
ついてくことが出来なかった。
普段戦っているわけではない。
すぐに捉えるのは難しかった。
佐藤奨は2度目の先発で初回に失点が残念だった。
制球に苦しみボールが甘くなった。
*7番安田が久しぶりの猛打賞で存在感。
3戦目は1番に荻野、髙部が8番に下がった。
ロメロが初回こそ好球をねらわれピンチになるが、
次第にストレートに力がもどり打ち取る。
丁寧に変化球も決めた。
打線は序盤に伊藤からタイムリーで3点を取れたのが大きい。
髙部・レアードと打つべき人が打った。
ゲレーロが佐藤輝に一発撃たれるが、
9回は守護神益田がしめて連敗を止めた。
*阪神は得点不足を補うべくヒットねらい。
セフティバントなど足を絡めて得点してきた。
初戦2戦目は阪神の狙った作戦が当たっていた。
青柳を133球投げさせたのにも勝ちへの執念が感じられた。
一方マリーンズは日替わり打線で方向がさだまらず?。
対策たててゲームに出せていたのか?
初戦は佐々木朗が登板なのに、
振り回す打者を並べて攻めた。
あたれば大量点だろうが、大量点が必要なのかが疑問が残った。
もっとウィルカーソンをかき回してほしかった。
**いいニュースもあった**
【荻野が1軍にあがった】
さっそくヒット打ってファインプレーで貢献、
スムーズにチームに入れたのはベテランらしい。
荻野は実績があり初回から相手に圧をかけられる人。
チーム上昇のために必要なキーマン。
3戦目は昨年までの定位置1番に戻り一安心した人も多いと思う。
先頭打者で安打をマークするなど切り込み隊長は健在。
【髙部に新たなる役割】
髙部も3戦目に8番に移るが、野球への姿勢は変わらずタイムリーで結果を出した。
下位先発に足でかき回せる打者・送れる打者がいなかったので
彼の能力には期待をしたい。これで下位に粘りを加えてほしい。
起点にもなりうるし上位への繋ぎも大事。
何より彼自身が決定力もっているので得点に期待が持てる。
打順が定まることで上位を目指してほしいです。
*最後までお読みいただきありがとうございました。