ポランコ1試合3HR-佐々木好投-藤原活躍-3連勝-同一カード14連勝-新記録-2024-7-千葉ロッテ対西武12-14

マリーンズは西武に開幕から11連勝中。佐々木朗希の復帰も告げられた。
不名誉な記録を止めたいレオ。どういう展開になるのか?

2024-7-30~8-1
千葉ロッテ対西武12-14回戦ZOZO
3勝0敗(7-6サヨナラ,6-2,4-1)

初戦小島はボールとストライクがはっきり、多少高く入り配球に苦しんだ。
初回に打線が隅田の立ち上がり、岡が相手エラーで出塁、藤岡がライト前にタイムリー、ポランコの2ランで幸先よく3点リードした。

小島は2回に岸にデットボール、野村にタイムリーツーベース打たれて失点、セカンド内野安打にエラーが重なり奥村の2点タイムリーで3失点。すぐに同点に追いつかれた。
小島は制球がいまひとつ良くなかった。

中盤は両投手に立ち直りも見えた。
特に隅田はストレートが低めに決まる。
変化球もテンポ良くコーナーに決めてかなり打ちにくかった。

方や小島はランナー出しながら110球の力投、要所で粘るものの7回まで11安打とよく打たれた。

7回に3-4と一点勝ち越されて、8回は澤村に交代した。澤村がガルシアにタイムリーで1失点して差は2点に。

それでも裏にソトがライトに飛び込む13号ソロで反撃ののろしあげる。
変わったボータカハシからフォアボール髙部のヒットフォアボールと満塁のチャンスつくり、藤原の内野安打で逆転した。

9回表は横山がクローザーとして登板も、粘る西武山村に同点タイムリーうたれて6-6の振り出しに。

9回裏マリーンズ打線も粘る。1アウト後ソトがヒットも佐藤が歩かされ、髙部が粘りフォアボール選んだ。2アウト満塁のサヨナラチャンスに小川。
初球をサード前にセフティーバントを転がした。相手の意表をついたバントは取っても投げられず、見事にサヨナラで終わらせた。

エラーなどありピリッとしないとこもあったが、終わり良ければすべて良しというゲーム。
これで西武に12連勝。ある意味シーソーゲームで面白かった。

*ポランコとソトが今季初アベックホームラン(仲良く13号)。
ソト・髙部が3安打の猛打賞。
横山が3勝目(いずれも西武)。

2戦目はメルセデスと青山が先発。

初回からポランコがパワー全開、右中間スタンドにソロHRを打ち込んだ。
続くソトもレフトのソロ打って2点先制。

メルセデスはストレート軸にコントロール良く低めに集め打ち取っていく。

ポランコは3回には変化球を強振、ライトポール際にソロホームランで追加点あげた。

4回は佐藤がレフトフェンス直撃のツーベース、安田のゴロで3進。
友杉がレフト前に浮いたボールをとらえたタイムリーで4点目。
髙部・小川ヒットは友杉がホームにてタッチアウトなるも、打撃陣は甘い球逃さなかった。

6回メルセデスは蛭間をヒットで出すと、外崎が左中間にツーラン被弾、思い切りいい一振りで2点かえされた。失投はそれだけ。

6回の裏は佐藤がライト前H、友杉がバント決めて、髙部がライト前にタイムリー打って5点目を取った。貴重な追加点とれた。

メルセデスは球威が落ちてくるも7回もマウンドにあがりゼロに抑えた。
CCは被安打5失点2のナイスピッチング。

裏にLヤンからポランコがレフトスタンドにこの日3本目ソロHRを持ってった。
しっかりと捉えた文句無しの一打。この日のポランコを止めるのは厳しかった。

8回は国吉がデットボールフォアボールでランナー出すも主軸を無失点に抑えた。
9回は吉田が無失点に抑えて勝利した。

*ポランコが1-3回ライトへ連続ソロと7回ライトソロとホームラン3本での猛打賞、夏男のパワーを見せつけた。タイミングの取り方が素晴らしかった。1試合3本は3度目だが初めての勝利。
藤原が3安打、髙部・佐藤がマルチ。

千葉ロッテは対西武戦の同カードの開幕からの連勝を13に伸ばした。
これでプロ野球記録に並んだ。

3戦目は佐々木朗希がほぼ2か月ぶりで先発復帰。
同一カード連勝記録のかかる試合になった。

與座は好調マリーンズ打線に対してコーナーついていく投球、思ったよりも球数使ったが低めに丁寧に集めて打たせて取る。

朗希は気合い入ってたか、150k後半のストレート、スライダーで押した。ただシュート気味でコントロール今一つ。味方守備にも助けられ初回切り抜けた。
2回は1アウト後フォアボール出すがゴロでWプレー。

打線は、沈黙していたが 4回に藤岡がヒットで出塁、ポランコソト倒れるも角中が與座の浮いたボールをライトに完ぺき・2ラン打ち込んで先制に成功。

5回表佐々木は先頭外崎にデットボール当てて盗塁決められた。ノーアウト2塁のピンチ、鈴木のタイムリーで1失点。

直後の裏は藤原がライトスタンドに2号ソロを打って追加点取った。

佐々木は5回まで6回は坂本にスィッチ。しっかりストレートを低めに投げて左打者を三者凡退にとった。

6回は藤岡ポランコがフォアボール選んで1アウト2-3塁になり與座が降板。
代わったLヤンから牽制アウトもあり2アウト2塁になるも、代打石川の左中間のタイムリーで貴重な4点目・追加点を取れた。これも効いた。

7回は岩下が3人を無安打に抑えた。8回は鈴木昭が登板、2アウト後に連続フォアボール出すもゼロに抑えた。最後は益田が3人でしめて3連勝を飾った。
リリーフ陣がつないで佐々木朗希が6勝目。

*角中が先制2ラン。藤原がマルチ。

千葉ロッテは対西武戦の同カードの開幕からの連勝を14とした。
これで「プロ野球新記録」達成。

(歯ごたえない西武もちょっと寂しいので踏ん張って欲しい)

佐々木は復帰後も万全でないが試合は作れた。
コントロールは不安定な部分もありL打者に助けられた面もある。
ただ彼の絶対的な能力は、チームが上位に上がるのに必要。

小まとめ

初戦に土壇場での小川がセフティバントできめたサヨナラ勝ちが大きかった。
個人が得意技をいかせるのは雰囲気がいい証拠。3連戦は主軸にもホームランが沢山出た。ポランコが3本、ソトが2本とチームを牽引。頑張っているメルセデスに勝ちついたのもうれしいところ。

先発メンバーは日々かえながらも繋がりはあって得点、M打線の好調さがみえた。
藤原にキレがある。逆転打にホームランと仕事をした。
ホームへの返球アウトなど好守備が目立った。
安田は起用に応えたいのだろうが、ボール球を振ってたのは気になる。

先発に石川・佐々木が復帰、中継ぎも戻りつつある。
抑えも補強して終盤に効いてくるはず。投手戦力は整いつつある。

ソフトバンクをどこまで苦しめられるのか、今のところマリーンズはゲーム差からしてプレッシャーはさほどないと思われる。楽しみしかない。
パリオリンピックも気になるが、吉井監督マリーンズからも目が離せない。

*最後までお読みいただきありがとうございました。