1月の平日に、銚子のヒゲタ醤油工場見学に行ってきました。
ヒゲタ醤油・史料館へ
【住所】千葉県銚子市八幡町516
【電話】0479-22-0080(代)
【アクセス】銚子駅から徒歩で約11分位
【駐車場】あります
*見学は無料です。(今回自分は平日に行きましたが、平日と休日で見学メニューが違うようなのでご注意ください)
今回新しく導入された『VRを使用した工場見学』と醤油を勉強するために行ってきました。
午後は13:00時から始まるという事で、13時前に到着し見学入り口で申し込みカードに氏名などを記入します。奥の突き当り左側の駐車スペースに駐車すると、すぐに係員さんが近づいてきました。
「向かいの『映写室』に入って待っていてください」という事で中へ入ると、映写室の左側にある待合室から何か話しかけてくる音声が聞こえてきました。もう一人待っている人がいるのかなと見ると、なんとソフトバンク製のロボット『ペッパー』君じゃないですか。見学者のお相手に活躍しているようです。
ペッパー君が挨拶してくれた
せっかくなのでお話してみることにしました。近づくと顔をこちらに向けて話しかけます。『何かお話しませんか』
すすめられるままに、胸につけているディスプレイにタッチすると、メニューが出てきました。おすすめ商品1、2と立て続けにタッチしたところ、「興味がおありですか」とのこと、以下の商品の良さを紹介してくれました。
紹介された商品は、江戸時代から4世紀にわたって続く秘伝の味『濃厚つゆ』『蕎麦汁』や『本膳』『本膳生』がおすすめとのことです。さしみとの相性で言うと本膳は「赤身のさしみ」、本膳生は「さしみでも白身」によく合うそうです。
映写室で映画を観る
映写室にて説明員さんがヒゲタの商品について簡単なPRの後、短い映画が始まりました。
1816年に田中玄蕃が創業して2016年に400年祭をおこなったこと、最初はたまり醤油を作っていたが濃口醬油の製造に成功してからは、江戸の食材にもあって江戸の人々にも愛された。銚子は醤油づくりに適した気候と利根川という江戸への運搬が容易であったことから、江戸の発展とともに成長してきたことなどの説明がありました。
醤油の製造過程について
分かりやすい説明がありました。
簡単に「醤油の製造工程」を説明しますと次の順序になります。
・原料(蒸した大豆・炒って砕いた小麦)などの仕込み
・ヒゲタ菌(こうじ菌)を加えて麹をつくる(菌の管理も重要です)
・こうじに塩水を加えて諸味(もろみ)を作る
・約6か月間かけて発酵・熟成する
・布に包み圧搾機で絞る
・焼き入れして、殺菌とともに色や香りも整える
・醤油の成分を厳しく検査
・ペットボトルや瓶などに商品化
・全国へ出荷する
など沢山の工程があるんですね。
工場で働く人によって醤油の製造が支えられているのが分かりました。
映写室を出るときに、工場見学記念に本膳の小瓶をいただきました。うれしい。
帰ったら刺身を食べてみようと思います。
*次ページは工場の中を見学です。
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