中世千葉県旭市地域は「香取の海」の東側で、海が進行している場所でした。
のちに農地として整備され一大農業地域になった場所です。1835(天保6年)頃に入村した大原幽学が日本で最初の「先祖株組合」を作り協同組合の思想を実践したことでも有名です。

そんな農産物で有名な旭市にある2店舗、地元で人気のレストラン・洋食ダイニング「フライパン」と“新鮮なたまご”と“プリン”で有名な「とよんちのたまご」に行ってきました。
二つのお店は同じ道沿いにありました。
洋食ダイニング「フライパン」
最初は、洋食ダイニング「フライパン」でランチします。
*国道126号線を東金からくると、ドコモショップの十字路を左に曲がります。266号を北にまっすぐ進んで道路沿いの左側にあります。

駐車場はお店の両側にありました。平日の13:30頃に行きましたが駐車場は一杯で評判通り人気の様子。カウンター席しか空いていなかったので名前書いてテーブル席が空くのを待ちました。

【住所】
場所:千葉県旭市琴田2823-8(TEL)0479-63-6996
洋食ダイニング「フライパン」
*詳しくはHPにて確認してください。
案内されたのは右の奥の部屋で、中は落ち着いた大人の雰囲気です。
テーブルには中央にアクリル板による仕切りがあり、注文は基本テーブルごとに設置してあるタブレット(タッチパネル)での注文になります。感染対策にも気を使っています。


人気のメニューを食べた。
評判のメニューは「ランチメニューのプレート」とのことでしたので早速タッチパネルで注文しました。プレートランチ(税込み1320円)を注文。Aからジャポネーゼハンバーグ120g、Bからカキフライを注文しました。ライス・サラダ・プチデザート・ ランチドリンクもついてきます。

ワンプレートに色々のっておいしそう。ハンバーグ、カキフライ、サラダ、デザートがお皿に並びます。
ハンバーグはひき肉もしっかり入って ジューシーで柔らかい、しょうゆベースの味付けがしてあります。ハンバーグ上にのっている「炒めたもやし」も香ばしくてシャキッとしています。全体的に味は濃くないので食べやすい。
カキフライは割と大振り、マヨネーズとソースがついています。
お好みですが今回はマヨネーズもソースを少しつけて食べました。磯の味もあって予想よりおいしかった。
サラダにかかっているのは「生しょうゆドレッシング」です。
さっぱりとした味で野菜の味を損ねません。バクバク食べれます。
メニューによると子供でも食べられるドレッシングとのこと。
アイスレモンティーを飲んでみます。香りもしっかり出てとてもスッキリした飲み心地。
プレートのパイナップルとチョコムース(プチデザートケーキ)の甘酸っぱい味とよくあいました。
*最後にティーを残しておいて正解でした。
*ランチドリンクのラインナップの中に“グラスビール”がありました。
ランチの飲み物にビールは初めてみました。車を運転しない方であれば、食べながらビールもいいと思いました。
ワンプレートに色々料理がのってデザート・飲み物付き、お値段も手ごろで人気の理由が分かりました。他にも下記の写真にあるようなハンバーグランチ、オムライスランチなどリーズナブルなメニューや、メニューには沢山の料理・お酒などがありました。
次回はお店一押しの「和風ハンバーグランチ」を食べてみたいです。

次に新鮮な“たまご”と“プリン”で有名な「とよんちのたまご」に向かいます。
フライパンを出て南・サンモール方面に向かうと266号道路沿い左側にあります。
「とよんちのたまご」
【住所】
場所:〒289-2503 千葉県旭市江ケ崎408−3
(TEL)0479-62-8330
「とよんちのたまご 千葉Factory 」


「豊和養鶏所」さんが、自社で生産している新鮮な“卵”を売る直売所であり、そのたまごでつくられたプリンで有名なお店です。卵はたまごかけご飯用のたまごとして買っている方も多いようです。自分は卵も買いますが、“プリン”も好きで買っています。
とよんちのプリンを食べた。

一番右側の赤玉風たまご型ケースに入っているのが「とよんちのなめらかプリン」です。その左の白いケースが「とよんちのおとなプリン」、その隣が「とよんちの抹茶プリン」、一番左側が夏季限定の「コーヒーゼリープリン」です。
「とよんちのなめらかプリン」と「とよんちのおとなプリン」を買って食べてみました。
新しくリニューアルされたので興味津々。「とよんちのなめらかプリン」価格288円(税込み)を食べてみました。
口に入れると優しい甘さにおもわずニッコリ。口当たりは柔らかくてやさしく溶けていきます。
デザート感があって美味しかった。やはり普通のプリンとは違います。


「おとなプリン」はプリンの上にチョコレートをコーティングしています。チョコは濃厚で下のプリンとよく合っていました。おとな感?があり美味しかった。
(とよんちのプリンは、銚子市の犬吠埼灯台近く「犬吠テラステラス」2Fでも販売しています)
他にも「とよんちのカットバーム」「とよんちのレモンケーキ」も気になりました。
またショーケースには「だし巻きたまご」や「たまごサラダ」も並んでいました。“たまごやさんが作った”というキャッチフレーズに惹かれました。
ネットで調べたら「とよんちのたまご」は、都賀・武蔵小山・下北沢・元住吉・高円寺・都立大学・荏原町(えばらまち)にもお店があるんですね。
一部の商品はネット販売もしているようです。
今回は旭市にある2店舗をご紹介しました。お近くまで来た際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「旭市」の農産物を調べてみた
千葉県旭市は色々な農産物を作っている一大産地です。知っていましたか。
【旭市は東地域にあります】
千葉県の東地区にあります。その真ん中にあるのが「旭市」です。東地区とは富里市、香取市、旭市、銚子市、匝瑳市、香取郡多古町、香取郡東庄町、香取郡神崎町からなります。
旭市は農産物をたくさん出荷している千葉県でも有数の地区です。
旭市の農業(耕種と畜産)は 2016年のデーターによる「農業産出額ベース」で、千葉県内順位は1位(54市町村中)、全国順位は6位です。
耕種農業(48.1%)と畜産農業(51.9%)の両方がバランスよく構成されているのが特徴です。
耕種農業の「野菜」が農業産出額全体の75.4%を占めています。野菜の部分で言うと千葉県内順位は2位、全国順位は8位です。
旭市の特産品(代表的なもの)
春(3月~5月):いちご・ミニトマト・ 春菊。きゅうり・完熟トマト(通年)
夏(6月~8月):飯岡メロン。パセリ (通年)
秋(9月~11月):マッシュルーム・米 (通年)
冬(12月~2月):いちご・ミニトマト。
*旭市HP「あったか!旭」を参考にしました。
首都圏に多く出荷しています。是非見かけたら食べてみてください。
「千葉県のミニ知識」
【香取の海とは】
中世、今の千葉県旭市など北部は「香取の海」の一部であり海が進行している場所でした。中世には利根川・霞ヶ浦・北浦・印旛沼・手賀沼一帯が広大な入海のようになっていました。香取の海には多くの港(津)が有りました。その港をまとめていたのが香取神宮だったので「香取の海」と呼ばれています。当時は漁業が行われて、水上交通が盛んで物質も運ばれていました。のちにこの地域は農地として整備され一大農業地域になったのです。
【千葉県は日本で一番低い!】
・知ってましたか?
県土のほとんどが房総半島にある千葉県は、周りを海に囲まれています。その“平均海抜は約43m”で、全都道府県の中でももっとも低いのです。(2位は沖縄県、3位は茨城県です)
あるシュミレーションによると、海面が5m上がると海進によって千葉県は「島」のようになってしまうという。一番低いのには少し驚きました。
【注意】店舗記事の内容は、2021年7月現在の情報です。
新しい情報を確認してから訪問してくださいね。
*最後まで読んでいただきありがとうございました。