朗希-メルセデス-ブルペンDAY-岡-髙部-ソト活躍-3連勝-2024年⑥-MxH7-9-対戦メモ

絶好調首位ソフトバンク打線と豪腕佐々木朗希の戦いになった。
マリーンズは5連勝中。今季は分の悪いソフトから初戦を取って勝越し目指したい。

2024年5月24日~5月26日
ロッテ対ソフトバンク7-9回戦ZOZO:3勝0敗(3-1,2-0,7-1)

初回佐々木朗希は変化球が高く浮いたところを今宮・山川にヒットされ2アウト1-2塁から近藤にレフトにタイムリー2ベース打たれて先制された。

モイネロからエラーとフォアボールで1アウト1-2塁のチャンスもらうもソト・中村奨が返せず。
外角低め変化球が鋭かった。

マリーンズ反撃は2回、先頭池田が左中間破る2ベースで出塁、佐藤がフォアボール選び友杉が送り1アウト2-3塁のチャンスに。ここで小川が叩きつけたショートゴロの間に同点に追い付いた。
なおも岡がセンタータイムリーで逆転成功、素晴らしいつなぎだった。

佐々木は体の開きがはやかった?ストレートのコントロールに苦しんだ。

5回岡がヒット投手暴投で盗塁決めて、3番髙部がセンタータイムリーで3点目を取れた。
これが大きかった。

佐々木は次第に本領を発揮、7回119球5安打8奪三振の力投でソフトの反撃許さず。
8回は坂本、9回は益田が締めてマリーンズが6連勝を飾った。*益田は6S目。

朗希は序盤に球数が多く制球に苦しんだが“力勝負”で凌ぐ。中盤フォークが決まり始めた。
楽天から2試合33得点した怖いホークス打線に負けないのは、モノが違う。
佐々木朗希がモイネロと投げ合って4勝目あげた。野手の守備にも助けられた

岡が逆転タイムリーと追加点の起点となるヒット「マルチ」な活躍。
(岡は自身初?3連続のお立ち台)
小川がクレバーな守備で柳田のヒット性ゴロをアウトにした。
・3番髙部が復帰後初タイムリー、彼が1軍に来てから負けなし!
・スタメン入り池田がヒット、パンチ力に期待。

*佐藤・友部・小川は、つなげる仕事できてた。しかし5番中村奨吾は、はまっていなかった。
残念ながらチームの意思にのれていない。

2戦目はメルセデスが先発。伸びのあるストレートが低めに決まった。
変化球がコーナーに鋭く決まる・コントロールもできてた。
2回はピンチしのぎ3回は3者三振にきった。

ホークス大津は今年ここまで3勝をかせぐ注目の新人。コントロールは良かった。
マリーンズは2回はソトがレフト線に2ベースを放った。角中がセンターフライ打って3塁に進めると、佐藤のセカンドゴロホームに戻った。(ナイスチームバッティング)

4回はソトがレフトスタンドに飛び込む5号ソロホームランで2点目を入れた。
大津のスライダーを完璧に打った。

メルセデスは2点リードで好投をつづけた。Wプレー、髙部らナイスな守備にも助けられた
ここまでいい投球を続けながら勝ちに恵まれなかったが腐ることはなかった。
マリーンズ打線の2得点を「8回111球3安打8奪三振で無得点」で守りきった。

9回は鈴木昭がゼロに抑えた。度胸よく強いストレートを投げ込んだ。
*ソトがマルチ。鈴木は3セーブ目。

楽天から大量得点を取ったホークス打線に完封勝ち。
連日のナイスゲームで破竹の7連勝。(こうなったら3タテしたい)

メルセデスが今季初勝利を手に入れた
防御率1点台で頑張っていた男が、遠かった1勝の壁を乗り越えた。
前回の雪辱を果たし吉井監督とあつい握手をかわした。

これで小島・佐々木・種市・西野と並んで5本目の柱が完成した。

3戦目はブルペンデー、初回岩下が初回を抑えいい立ち上がり。
2回からは中村俊弥が登板し4回までゼロに抑えた。

先制点は3回、マリーンズ先頭小川がセンター前ヒットで出ると荻野がセフティーバント決めて1-2塁。岡が送ってポランコがフォアボールで1アウト満塁のチャンスつくった。ここでソトガセンター前に2点タイムリー打って先制した。

5回は澤田、6回は坂本が好投。
7回は澤村が制球不安定・3つのフォアボール出してノーアウト満塁のピンチに。
急きょ鈴木昭が登板、中村晃を投ゴロWプレーにとると三森にも強気のストレートでゴロアウトに取った。素晴らしい投球だった。

8回は国吉が山川にタイムリー打たれて1失点。なおも近藤がヒット栗原フォアボールで2アウト満塁に。ここで国吉が降板して益田が登場。川村を見逃しの三振に切った。

その裏マリーンズは1アウト後安田・友杉が連続ヒット、小川がセフティバント(ファーストにヘッドスライディング)決めて満塁のチャンス作る。岡が押し出しのデットボール受け1点、高部がサード内野安打エラーも絡み2点、さらにソトがレフトにタイムリー打って2点追加、計5点をとった。

9回は益田がゼロに抑え勝利した。中村稔弥が嬉しい今季初勝利。
*ソトが2安打4打点の大活躍。安田・小川がマルチ。

岩下と中村稔弥の好投を投手4人のリレーでつないでブルペンデイを勝ち切った。
特にピンチでの鈴木と益田の好投がチームを救った。
打線はしぶとくつないだ。ソトがここぞの場面で勝負強く決めた。

カードまとめ

マリーンズの先発陣がソフトバンクに負けなかった。
格の違いを見せる「佐々木朗希」と、報わらなくても好投を続けた「メルセデス」がホークスを封じ込めた。ブルペンデーはリリーフ陣の気持ちがまとまっていた。

先発投手の調子が戻ったことでリリーフ陣にもいい効果。澤田・坂本・鈴木らが粘れている。
特に3戦目ノーアウト満塁の大ピンチで登板した鈴木昭の投球は凄かった。
ソフトに流れを渡さなかった。
満塁での益田も落ち着いて抑えた。

打線は好調岡が引っ張っていたが、ソトが本来の決定力を発揮。
高部もヒットを打ってチームを鼓舞する。
荻野・佐藤もチームバッティング、友杉や小川が気迫あふれる野球で「新しい風」を入れ続ける。
特に髙部の復活が大きい。彼の加入でベストメンバーが組みやすくなった。投打の両面で整ってきた。
これぞ「吉井マジック」。

マリーンズが勝ちパターンに持ち込んで好調ソフトバンクを困らせた。
なんと3試合でホークスに2点しかとられなかった。
(対戦成績を4勝5敗まで上げた)

2位日ハムは貯金8、3位ロッテも連勝で貯金6に上昇。
日ハムとは0.5ゲーム差、手の届くところにとらえた。
もちろん最終目的はソフトバンクからの首位奪取だ。

【千葉ロッテ交流戦前の成績】45試合消化時点:24勝18敗3引分:571

8連勝中のマリーンズは絶好調で「日本生命セ・パ交流戦2024」に突入。
ワクワクが止まりません。
*最後までお読みいただきありがとうございました。