2位ロッテは首位オリックスと10.5ゲーム差、かなり開いた。
リリーフ陣に疲れも見えての対ソフトバンク戦、2位3位争いにつながらないことを願う。
ソフトバンク対千葉ロッテ20-22memo
小島好投-藤岡タイムリー安田猛打賞-2023年9月5日（火）PayPayドーム
1番ライト荻野、5番レフト角中。
スタメン：1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.角中6.山口7.佐藤8.安田9.藤原
＊荻野が1番ライトでスタメン復帰。
ソフトバンク対ロッテ-20：1-7：勝ち小島 ・負けスチュアート・ジュニア
小島先発試合：小島ストレート・カットが良かった。ストレート軸にファール・空振りとれた。
ストライク先行・組み立ても楽になる。
中盤2巡目からはフォーク。さらにスライダーでもカウントが取れてソフトバンク打線も的が絞りにくかった。
小島の7回112球4安打無失点の好投は素晴らしかった。
8回は横山が三森に粘られてフォアボール出す場面もあったが乱れず、スリーアウトを三振でとる好リリーフ。
9回は鈴木昭が近藤に2ベース今宮の内野ゴロの間に1失点するも最後ホーキンズを三振で締めた。
＊小島8勝目。
打撃陣：スチュアートはストレート軸に投げてきたが制球がまとまらない。
初回荻野がライトへヒットで出塁すると、藤岡がフォアボール選び、1アウト後ポランコもフォアボール選び満塁のチャンス作った。次打者角中がレフト犠飛打って先制に成功。
4回は安田が詰まりながらもセンター前にヒット打って出塁、岡が送りバント決めて1アウト2塁に。
ここで藤岡がストライク取りに来たボールを右中間ラグーンに飛び込む2ランで2点追加。
スチュアートを4回99球でノックアウト。
5回から田浦が登板、山口が初球を左中間に豪快なソロホームランで1点追加。
さらに8回尾形から安田がセンターへ2ベースで出塁し岡の投手ゴロ内野安打・尾形の悪送球もあり1点追加。藤岡がヒットでつなぐと中村がレフトにタイムリーでさらに1点追加して計6点とした。
9回山口が2ベース佐藤のライトフライで3進し安田がセンターへ犠飛打ってさらに追加点、試合を決めた。
＊藤岡猛打賞（4回2ラン＝何と今季1号）。安田猛打賞。山口マルチ（5回13号ソロ）。
西野の粘投を有原が上回った-2023年9月6日（水）PayPayドーム
1番ライト荻野、6番ファースト佐藤、8番サード安田。
スタメン：1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.佐藤7.田村8.安田9.藤原
ソフトバンク対ロッテ-20：3-0：勝ち有原 S オスナ・負け西野
西野先発試合：西野立ち上がりストレートの制球に苦しんだ。
初回三森がレフトにヒット、柳田がライト前ヒットで1アウト1・3塁とピンチに、ここで近藤のファーストゴロを佐藤がフィルダースチョイスして先制点を取られた。
1アウト1・2塁から柳町にレフトヒットでつながれ今宮がセンターへ犠飛上げて2点目をとられた。
それでも3回は修正して三者三振にきってとった。
5回は井上がセンター前ヒットで出塁、甲斐が送り1アウト2塁から、周東がセンター前ヒットで1点追加された。
西野は修正しつつ7回まで投げた、7安打3失点とゲームを作った。
8回は中村稔弥が無失点に抑えるも援護なし。
打撃陣：有原の立ち上がり、良い当たりはあったが野手の前に飛ぶ。
次第にストレートが内外角に決まる。変化球も低めにいいコースに集めた。
有原は要所を締めた。
ロッテランナー出しても2塁に進めることが出来なかった。
8回4安打散発。
9回はオスナが低めに丁寧に制球、無失点に抑えられた。
メルセデスが不調-打線つながらない-2023年9月7日（木）PayPayドーム
2番レフト角中、7番ショート茶谷。
スタメン：1.荻野2.角中3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.安田7.茶谷8.田村9.藤原
ソフトバンク対ロッテ-20：7-3：勝ち東浜・負けメルセデス
メルセデス先発試合：メルセデスは立ち上がり、球威・キレ共に今一つだった。
初回柳田に甘いボールをレフトにソロホームラン打たれて1失点。
2回は今宮にセンターへヒット、井上がフォアボール選び無死1・2塁から嶺井がセンターへ犠飛打って1点とられた。
3回は増田にレフト前ヒット、近藤にフォアボール出して中村のセンタフライで増田が3進すると今宮がセンターへ同点タイムリー打たれた。ボール先行で苦しい投球。
4回は嶺井に左中間に飛び込む勝越しソロホームラン打たれた。
5回は坂本が無失点に抑えた。
6回から岩下が登板して回またぎの7回。
1アウト後周東がライト前にヒット2盗成功、2アウト2塁の時岩下のフォークがワンバンになった時を狙って3塁に進まれた。
ここで柳田がセンター前へライナーを打ちタイムリー2ベースで1点追加された。
近藤を敬遠して中村晃と勝負するも、今度はセンターオーバーランナー一掃の3ベース打たれ
計3失点は痛かった。
9回は鈴木昭が無失点に抑えた。
打撃陣：東浜に対して初回角中が2ベースで出ると、中村奨のライト犠飛で3塁へ進む。
2アウト3塁からポランコがライトへタイムリーで先制、山口がセンターへ2ランホームランを打って計3点先制した。東浜は制球が今一つで高めのボールが多かった。
東浜は捕手と話しながら修正していった。
4回も山口がレフト前ヒットで出塁し、安田がライトへ2ベースで1アウト2・3塁とチャンス作るも、変化球を低めに決めた。
次打者茶谷が投ゴロ打ち飛び出した三塁走者山口が挟まれてタッチアウト。
田村も凡退で万事休すはもったいなかった。
6回から継投に入ったソフトバンクからロッテ反撃できず。
ロッテが序盤ランナーだすも点を掴み切れず、相手に流れを渡してしまった。
＊山口3安打（1回14号2ラン）、角中・ポランコマルチ。
【まとめ】
初戦は小島が配球を工夫するなどして好投。
打線が先制・追加点・ダメ押しと理想的な戦い方で勝利した。
安田が詰まりながらもヒットを打ってチャンスメイクした。
藤岡の強いスィングがスチュアートのボールを打ち砕いた。
山口が年に数回ある「ゾーン」に入りつつある？。
やはり荻野が1番に座ると打線がしまる。
2戦目は西野が初回に失点するも、次第に修正して7回まで投げ反撃を待った。
打線は有原が良かったとはいえ、序盤付け入ることできず。
有原・オスナのリレーで2塁を踏めず完封負けは策が無かった。
3戦目は、初回先制するも、メルセデスの調子が良くなかった。
ソフトバンク打線に小刻みに点を取られる。味方も調子今一の東浜から追加点とれず。
7回に登板の岩下、周東を出したことで投球が乱れた。主軸に打たれて失点。
周東の頭脳プレーが効いた。伏兵嶺井のホームランも効いた。
ソフトバンクはチャンスで主軸が結果出した。
ロッテ打線は4番ポランコが好調維持、山口は調子を上げる、なんとかつなげたかった。
特に3戦目は、3番中村奨がブレーキになってしまったのが残念。
＊つながらない打線では、2位すら怪しくなる。
今カードは初戦を取れたがゆえに、3戦目に勝って勝ち越したかった。
ソフトとは2ゲーム差に接近、SBにまだ2位いけるぞと思わせる戦い方をしてしまった。
結果
2023年9月5日～9月7日
ソフトバンク対ロッテ20-22回戦 PayPayドーム
ロッテ1勝2敗
2023年9月7日まで：千葉ロッテ60勝54敗5分：パリーグ2位
（首位オリックスとのゲーム差は10：M14）
＊最後までお読みいただきありがとうございました。