山本由伸ノーノー達成-2023-9-ロッテ対オリックス19-20

ZOZOマリンスタジアムで首位に戦いを挑む、2位をキープするため勝ちたいカード。

千葉ロッテ対オリックス19-20memo

2023年9月8日(金)ZOZOマリンスタジアム 試合中止

台風による荒天のためロッテ対オリックス戦は中止

山本由伸ノーヒットノーラン達成-美馬粘投-2023年9月9日(土)ZOZOマリンスタジアム

1番ライト荻野、5番レフト角中
スタメン:1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.角中7.安田8.田村9.藤原

ロッテ対オリックス-19:0-4:勝ち山本由伸 ・負け美馬

美馬先発試合:美馬は調子悪くなかった。
ストレートがはしり、変化球にキレもあった。
初回2回とランナー出すも配球を工夫して打ち取った。

しかし4回中川がレフト前ヒットででると、森がセカンドへ内野安打でノーアウト1・3塁とチャンスひろげる。1アウトから杉本に左中間に3ランを打たれて先制された。
少し甘くなったボールを痛打された。
美馬は7回7安打打たれながらも失点はHRによる3点のみ。

8回は東條が森の犠飛で1失点。
9回は澤村が無失点に抑えた。

打撃陣山本由伸が調子良かった。
最初はストレート中心の組み立て、球速も球威もあり押してきた。
回が進むにつれ配球も微調整。
自身ボールがコントロール出来ていたというように、変化球も自在に操った。
球数も少なくて調子に乗り手が出ない状況に。
ヒットが打てないのは仕方なかった。

結果「9回無安打無失点の好投」でノーノーを完成された。
(フォアボールは6回安田への1個だけ)

佐々木朗復帰3回1失点-B宮城好投完封負け-2023年9月10日(日)ZOZOマリンスタジアム

2番ショート友杉、5番レフト石川、9番センター岡。
スタメン:1.荻野2.友杉3.中村奨4.DHポランコ5.石川6.山口7.安田8.佐藤9.岡

ロッテ対オリックス-20:0-2:勝ち宮城 S平野佳 ・負け佐々木朗

佐々木朗希先発試合佐々木が先発陣に戻ってきた。
1回から159k、160kのストレートをマークし再スタート飾る。
しかし宗にストレートを2ベース打たれた。
1アウト3塁から森にうまくレフトに流されての1失点。
佐々木朗はこの日は3回だけ、2安打1失点45球投げ降板。
*ファンをひと安心させる投球を披露した。

4回からはカスティーヨが登板、ボールは悪くなかった。
4-6回を無失点に抑える好投。
7回は森にフォアボール出して杉本にレフト前ヒット、2アウト1・2塁から西野に詰まりながらもセンター前にタイムリー打たれて1失点。

8回はペルドモが無失点投球。
9回は澤田が好投するも打線の反撃はなかった。

打撃陣宮城は調子よかった。ストレート・スライダーが走っていた。
変化球含めて低めのコントロールが抜群。フォークも低めに落ちる。
チェンジアップも効果的でとらえられる球が少なかった。

唯一のチャンスは5回、安田がフォアボール選んで出塁し、佐藤が送りバント成功し2アウト2塁に。
ここで岡がレフト前ヒット打つも、安田がレフト好返球でホームでさされた。

球数も少なく進み、8回まで1安打無失点に抑えられた。
オリはリリーフ陣に余裕あったが使う場面無し。

9回はクローザー平野佳が登板。
1アウト後中村奨が詰まりながらもレフト前にヒットで出塁するもポランコが三振。
藤原がフォアボール選んで2アウト1・2塁と粘るも、山口が一発出れば逆転サヨナラのチャンスにレフトフライに倒れた。
*Mヒットは岡と中村奨の2本のみ。
ロッテは屈辱の2試合連続の完封負け。

【まとめ】

初戦は台風が接近し雨天中止。

2戦目は山本由伸が登板、ストレートで打ち取られた。
全てのボールがきれてた。ストライク先行でスキもない。
球数もすくなくフォアボールも1個だけ。
終盤8回9回も波乱なく投げ切りノーヒットノーラン達成された。

*山本由伸のノーヒットノーランは自身2度目。複数回の達成は10人目。
2年連続ノーノーは3人目(2リーグ制以降では初の快挙)
通算88人で100度目。(-_-;)

3戦目はもう一人の柱「宮城」がロッテの前に立ちふさがった。
伸びのあるストレートはもちろん、多彩なボールを操って好投。
唯一のチャンスは回、安田がフォアボール選んで出塁2塁まで進む。
岡がヒット打つも安田がホームでタッチアウト。相手の返球が乱れなかった。

9回平野からHRで逆転できるチャンスつくるも、山口が打ち取られた。

結果オリックス戦は2試合連続完封負け。打線はいいとこなし。
ただ佐々木朗希が先発復帰登板を飾ったのは良かった。

オリックスは2戦3戦の先発みれば前から「ロッテ戦に焦点をあててきた」のは明らか。
一方ロッテは対首位オリックスに勝つというよりも、目の前の1戦をひとつづつ勝ちにいく戦い方。
今までと変わらない。
ここにきて余裕のあるなしで戦い方に差が出た?。

エース山本由伸が良かったとはいえ、ノーヒットは回避したかった。
翌日の宮城も8回1安打でノーノー未遂。
ロッテ打線に元気が無く、守備でもミスがあった。

現状の戦力の違いを見せつけれられたカード。
3位ソフトも接近してきているので、この連敗でこれからは「3位を意識する」ことになる。
4連敗で留まれるか?
今まで積み上げてきたことが試されている。

結果

2023年9月8日~9月10日
ロッテ対オリックス19-20回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ2敗

2023年9月10日まで:千葉ロッテ60勝56敗5分:パリーグ2位
(首位オリックスとのゲーム差は12と拡大。3位ソフトバンクとの差は1.5と接近)

*最後までお読みいただきありがとうございました。