前カード終了してロッテはオリックスと12ゲーム差。
オリックスはマジックが秒読み。
今カードの楽天は最近のカードを勝ち越して調子あげている。
2位をキープできるかが焦点になる。
千葉ロッテ対楽天23-24memo
荻野逆転3ラン連敗ストップ-2023年9月12日（火）ZOZOマリンスタジアム
1番ライト荻野、5番レフト角中、9番センター藤原。
スタメン：1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.角中6.山口7.佐藤8.安田9.藤原
ロッテ対楽天-23：5-3：勝ち澤田 S益田・負け則本
小島先発試合：初回2アウトからヒットフォアオールで1・2塁、2回もフォアボール出すなどボール先行で苦しかったが無失点で切り抜けた。
3回は小深田にライトへ3ベース打たれ島内にセンタータイムリーで同点に追いつかれた。
中盤はストレートがコースに決まり変化球もいきる。
しかし6回先頭島内にライトヒット打たれると島内が2盗成功、辰己に詰まりながらもセンターへタイムリー打たれて勝越しされた。つづく伊藤にフォアボール出して阿部にヒットで1アウト満塁とピンチ招くと小郷のセカンドゴロでさらに追加点を取られた。
ボールが少し高くなり痛打された。
7回は澤田が登板し強いストレートをコントロール良く投げて無失点に抑える。
7回チームが逆転成功すると8回はペルドモが無失点投球、ストレートに伸び有・変化球にキレも戻った。
9回は益田がしっかりと抑えて、ロッテは連敗を４で止めた。
打撃陣：初回荻野がレフトに2ベース打って出塁、藤岡が送りバント決めて1アウト3塁から中村奨がライト線上へ犠飛をうって1点先制した。
先発則本はコントロールが良かった。
ストライク先行で追いこむと内外にストレート、低めにフォークを決めロッテ打線を苦しめた。
7回山口がサードゴロエラーで出塁すると、佐藤が意表を突く三塁線へセフティバント決めた。
1アウト1・2塁から藤原のファーストゴロで2塁走者が3塁へ進む。
2アウト1・3塁から荻野が初球浮いたフォークをレフトラグーンに「3ランホームラン」を打って逆転した。
則本終盤になってもボールは悪くなかったが、荻野が甘いボールを逃さない。
ベテランが嫌な流れを一振りで変えた。
8回裏はE酒居から中村奨がフォアボール選び角中が2ベース山口が敬遠で満塁のチャンス作ると、佐藤が低めの球をセンターへ犠飛打って貴重な追加点を加えた。
＊荻野3安打3打点（7回逆転3ラン）。佐藤7回セフティバント成功。
種市好投も援護なし-益田が打たれた-2023年9月13日（水）ZOZOマリンスタジアム
6番レフト石川、7番サードブロッソー、8番センター岡。
＊安田がスタメンから外れた。
スタメン：1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.石川7.ブロッソ―8.岡9.柿沼
ロッテ対楽天-24：3-5：勝ち渡辺翔S松井・負け益田
種市先発試合：種市ストレートに球威ありフォークも鋭く落ちた、悪くなかった。
球数は少々多くなったが、中盤からストレートが低めにスライダーも効果的に決まる。
5回辰己にはうまくレフトに持っていかれ同点ソロHRを打たれた。
7回は島内にライトへヒット、浅村のセカンドゴロで2塁へ進む。
辰巳のセカンドゴロで2アウト3塁に。ここで岡島にレフトに勝越しのタイムリー打たれた。
種市は7回3安打2失点とゲームをつくった。
8回は坂本が登板して無失点に抑えた。
9回はクローザー益田が登板するも、ボールのキレが今一つ無かった。
島内にライト前ヒット、浅村にフォアボール、辰己にライトへヒットでノーアウト満塁のピンチ背負う。ここで岡島に甘いボールを左中間に2点タイムリー打たれた。
益田は途中降板して横山にスィッチ。
横山が粘りの投球をみせる。
田中のセカンドゴロを中村奨がホームに悪送球で1失点するも、それ以上の失点は許さなかった。
打撃陣：藤井はストレートに変化球を丁寧になげる立ち上がり。
2回石川が詰まりながらもライト前にヒット、ブロッソ―がライト前でつないだ。
ノーアウト1・2塁から岡がフォアボール選んで満塁のチャンスに。
ここで荻野がセンター深くに犠牲フライを打って先制した。
4回途中から早くもEは継投に入った。
5回2アウト満塁のチャンスつくるも得点できず。
6回は宋から藤岡がヒットでがで、1アウト2塁まですすめる。
山口が申告敬遠で角中が粘ってフォアボール選んで2アウト満塁と攻めたがブロッソ―が打てなかった。
7回はE鈴木から先頭岡がファーストがとれずヒットで出塁すると、柿沼が送り1アウト2塁から荻野がフォアボール選んで1・2塁にするも得点できず。
8回は渡辺から岡がライトへヒットで出塁し柿沼が送りバント決める、荻野がフォアボール選んで1アウト1・2塁と攻めた。
藤岡のセカンドごとの間に2塁走者が3塁へ進むと、中村奨のサード前ボテボテのゴロを投手がファンブルして1点いれ同点に追いついた。
3点勝越しされた9回はE松井が登場、ブロッソーが積極的に打ってレフトに2ベース、岡が低めを右中間にタイムリー2ベース打って1点返した。その後2アウトランナー2・3塁と一打同点まで持っていくが、代打田村に一本出なかった。E松井がしのぎきった。
ロッテは満塁のチャンスを2-5-6回と3度つくるも1点しか得点できなかった。
楽天のリリーフ陣がピンチにも丁寧に投げた。
E打者も集中して好球を仕留めた。
逆にロッテはチャンスに、外角の変化球を振って相手をたすけるなど、空回りもみられた。
＊ブロッソ―3安打。藤岡・中村奨・岡マルチ。
【まとめ】
初戦は荻野が大活躍、初回は先頭打者2ベース打って先制点の起点を作る。
終盤の7回は2点勝ち越されて劣勢になりかけていたところ、2アウトから起死回生の今季1号3ランでひっくり返した。
「荻野が元気だとロッテも元気になる」連敗を4で止めた。
＊7回荻野のHRの前、セフティバントでチャンス拡大した「佐藤都」も忘れてはいけない。
4回2アウト1・3塁のチャンスで打てなかった悔しさを7回のセフティバントで晴らした。
チームを鼓舞し逆転打につなげた。
2戦目は種市が好投をするも打線の援護がない。
ロッテ打線は序盤藤井からランナー出すも攻めきれず。
片や楽天打者は集中していた。甘いボールをうまいバッティングで2点取られた。
ロッテリリーフ陣はうまくつないだが、9回は益田の2失点は誤算。
しかしM打線が「11安打」打ちながら点が取れないのが問題。
3位楽天も投打に調子悪くなかったので、負けてもおかしくはない。
＊空回りしている間に、2位ソフトバンクが西武に快勝し接近。
ロッテに3位転落の可能性も出てきた。
まだ20試合残っているとはいえ安心はできなくなった。
結果
2023年9月13日～9月14日
ロッテ対楽天23-24回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝1敗
2023年9月14日まで：千葉ロッテ61勝57敗5分：パリーグ2位
（首位オリックスとのゲーム差は12、2位ソフトバンクとの差は0.5に近づいた）
＊最後までお読みいただきありがとうございました。