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友杉好走塁で勝越し呼ぶ-安田同点T-2勝1敗-2023年9月-西武対千葉ロッテ18-20忘備録

前カード終了してかろうじて2位をキープ。ソフトバンク・楽天も上を狙う。
最後まで予断を許さない。

西武対千葉ロッテ18-20memo

美馬好投-ポランコ2ラン-2023年9月16日(土)ベルーナドーム

5番レフト角中、7番センター岡、8番ファースト山口。
スタメン:1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.角中6.ブロッソ―7.8.山口9.田村

西武対ロッテ-18:1-5:勝ち美馬・負け平良

美馬先発試合ストレートを低めにコントロール。フォーク変化球をコーナーに投げわけた。
5回はフォアボール出してヒットフォアボールで2アウト満塁のピンチ背負うも、外崎をピッチャーゴロにきってとった。配球変えながら5回3安打無失点と好投した。
(美馬は熱中症のような症状があり5回までで降板。)

6回は横山が急遽登板、ストレートの制球に苦しむ、ランナーを2人出すも無失点でしのぐ。
7回は澤村が愛斗にソロホームラン打たれ1失点するも、変化球がキレて3三振と後続きった。

8回はペルドモが無失点に抑える。
9回は岩下がストレートで押した、ゼロに抑えてロッテが快勝した。
*美馬3勝目。

打撃陣:平良から2回に2アウト1・2塁をつくるも得点できず。平良は悪くはなかった。
3回は荻野がフォアボール選んで出ると、2アウト1塁から中村奨が変化球をセンタータイムリー2ベースを打って先制した。

続くポランコが真ん中に入ってきた変化球を一閃、ライナーでライトスタンドに飛び込む2ランうち、この回3点を入れた。

4回以降平良は投球が良くなり得点できず。
6回は2アウト取られたがブロッソ―がショートゴロイレギュラー内野安打で出塁すると、岡がライトにうまく流した、タイムリー2ベースで1点追加。
さらに山口がショートゴロ打って源田がファンブルする間に1点追加し計2点追加した。

*ポランコ3回24号2ラン(パリーグトップ)。角中マルチ。中村先制タイムリー。

佐々木朗希乱調-反撃は9回岡の2ラン-2023年9月17日(日)ベルーナドーム

2番中村奨、3番レフト石川5番サードブロッソー、9番ショート友杉
スタメン:1.荻野2.中村奨3.石川4.DHポランコ5.ブロッソ―6.岡7.山口8.佐藤9.友杉

西武対ロッテ-19:3-2:勝ち隅田S平野佳・負け佐々木朗

佐々木朗希先発試合:初回2アウトから佐藤にフォアボール出して、栗山にライト前ヒットで2アウト1・3塁、愛斗にフォーク投げるもデットボールで満塁に拡大。
さらに渡部にもデットボールで押し出し先制点をプレゼントしてしまった。
佐々木朗希はベルーナドームでの投球が初めて。マウンドがしっくりこなかった?

コントロールが定まらずストレートフォークも粘られるなどキレも出なかった。
続いて外崎にもうまくライト線にタイムリー2ベース打たれて2点追加された。
佐々木は球数も増え3回70球で降板、「3安打1四球2DB、3失点」と「らしくない投球」だった。

4回からは中村稔弥が好リリーフで5回まで無失点に抑える。
6回は坂本がランナー出すも無失点に抑えた。
7-8回は鈴木昭が1安打無失点と好投。
リリーフ陣が踏ん張った、4回以降西武に追加点許さなかった。

打撃陣先発隅田はストレート・カーブ良かった、低めに変化球がキレていた。
初回ロッテの1-2-3番を三者連続三振にきってとる。

5回は山口・佐藤が連続でフォアボールを選び友杉がライト前ヒットで1アウト満塁のチャンスつくるが、荻野・中村が凡退・後続が続かない。
若き左腕に「6回89球8奪三振で散発2安打」としてやられた。

7回は田村が登板し変化球のコントロールよかった、8回平井にかわるもスライダー打てず。

9回からクリスキーに交代。2アウト取られたがブロッソ―がフォアボール選ぶと、岡がレフトスタンド中段に2ランホームランを打って2点返した。
さらに山口の代打角中がレフトに2ベース打って同点の期待が高まったが、佐藤が三振に倒れ敗戦。
*岡9回2ラン。

西野好投-安田同点タイムリー-友杉好走塁-2023年9月18日(月)ベルーナドーム

1番ライト岡、5番レフト角中。
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.角中6.山口7.安田8.田村9.藤原

西武対ロッテ-20:1-2(延長12回):勝ち横山 S澤村・負けボー・タカハシ

西野先発試合:西野は初回先頭岸にセンターへヒット打たれ西野暴投で2塁へ進まれる。
2アウト取るが中村剛也にレフトにクリーンヒット打たれ1失点。
2回以降次第に西野ペースに持ち込む。
ストレートがコーナー低めに、スライダーフォークシュート変化球も丁寧にコントロールして打ち取った。

西野「8回105球の熱投4安打1失点」、高橋との投手戦に負けなかった。

9回は澤田が無失点に抑えて延長入り。
10回は益田が2三振としっかり押さえた。

11回は横山が登板、1アウト後源田に2ベース・ファンブルで3進される大ピンチ迎えても冷静だった。
中村剛也を歩かせて1・3塁から愛斗をキレのあるストレートで三振にきってとった。

勝越し後の12回は澤村が3人を9球で片付けた。ロッテの投手陣が見事なリレーで勝利を呼び込んだ。
*横山2勝目。

打撃陣:高橋光が強いストレートなげるも制球はいまひとつ、変化球を丁寧になげた。
ロッテ初回チャンスをWプレーでつぶす。

3回は1アウト後田村がセンター前ヒットで出塁、藤原がライトへ2ベースで1アウト2・3塁に、4回は2アウト2・3塁とチャンスつくるも後続が得点できず。
高橋に球数投げさせるも7回5安打無失点と攻略できなかった。

9回はクリスキーからブロッソ―がライト前ヒットで出ると、代走和田が2盗決めた。
角中・山口が倒れた2アウト2塁から安田がライトへ同点タイムリーで追いついた。
和田が快足を飛ばした・ホームにスライディングで得点した。

延長に入り12回表ボー・タカハシから山口がセンター前ヒットで出塁、代打柿沼が送りバント決めて1アウト2塁、ここで山口の代走で「友杉」が登場。
次打者佐藤都が左中間寄りのレフトフライを打ち上げた、このレフトフライで友杉が3塁へスタートを切り、スライディングで3塁を奪った。2アウト3塁、藤原の打席でボー・タカハシが暴投して友杉が勝越しのホームを踏んだ。

*ポランコマルチ、山口マルチ。

【まとめ】

初戦は美馬がテンポよくなげて好投、前回登板の調子の良さを続けた。
打線も平良から「ポランコの2ランで3得点」と効果的な攻め、早めに得点できたのも良かった。
中盤から復調しつつあるリリーフ陣が抑え切った。
10勝投手L平良から白星取ったのは大きい。
ポランコが24号ホームランを打って本塁打数パリーグトップになった。

2戦目は佐々木朗希の制球が乱れる、まさか初回3失点でのスタート
十分に回は残っていたのだが、先発隅田に6回2安打無失点と打てない。
7回田村・8回平井も攻略できず。
9回にクリスキーから岡が2ランで反撃するも遅かった。

3戦目は高橋光からチャンス作るも得点できない悪い流れだったが、西野-リリーフ陣が踏ん張って終盤まで持ち込む。
9回安田が雪辱の同点タイムリーで振り出しに戻す。

両チームリリーフ陣も踏ん張って引分も十二分にあり得たが、12回代走ででた友杉の2塁から3塁へのタッチアップ成功で流れが変わった。
友杉のレフトの守備位置・キャッチ角度を見て「果敢に3塁と狙うタッチアップ・好走塁」が光った。
間一髪でのセーフ、ボー・タカハシにプレッシャーをかけると暴投を呼び勝ち越し点を奪い取った。友杉の諦めない気持ちがチームの窮地を救った。

ロッテ打線は調子が上がっているとは言えないが、ポランコ・岡がしっかり結果を残した。
ロッテ投手陣は先発からリリーフと各自が自分の仕事をした。
接戦に持ち込めたので、相手のミス誘うこともできて勝越しできた。

西武に勝越し出来たのは大きい。
3位ソフトバンクとの差は2と、距離はかわらず踏みとどまっている。
次は首位オリックスM4との2連戦。最低でも1勝して意地見せたい。

結果

2023年9月16日~9月18日
西武対ロッテ18-20回戦 ベルーナドーム
ロッテ2勝1敗

2023年9月18日まで:千葉ロッテ63勝58敗5分:パリーグ2位
(首位オリックスとのゲーム差は12.5(M4)、3位ソフトバンクとの差は2。)

*最後までお読みいただきありがとうございました。