ポランコ1試合3本塁打-2023-8-ロッテ対ソフトバンク17-19

ロッテが上位をめざして青空ミーティング。チームの結束で戦い抜く。

千葉ロッテ対ソフトバンク17-19memo

メルセデス好投+ポランコ先制弾:2023年8月22日(火)ZOZOマリンスタジアム

9番ショート茶谷
スタメン:1.荻野2.藤原3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.ブロッソ―7.安田8.田村9.茶谷

ロッテ対ソフトバンク-17:5-3:勝ちメルセデスS益田 ・負けスチュアート

メルセデス先発試合:立ち上がり制球不安定も、H走塁などをアウトに取れたのが大きい。
2回2アウト後中村晃に粘られフォアボール出し栗原にライトに同点2ラン打たれた。
メルセデスは3回から制球が戻りストライク先行でテンポよく抑え「6回3安打2失点の好投」。

7回は澤田が好投、低めにコントロールして無失点に抑えた。
8回は坂本が昇格のH野村にライトへソロホームラン打たれ2点差になった。
2アウト後にペルドモに交代、ヒット打たれ制球不安定、連続フォアボールで満塁のピンチ迎えてデスパイネをレフトライナーでピンチを逃れた。

9回は益田が登板、雨脚が激しくなって難しいシチュエーションになる。
ランナー出しても間を取れるのが益田、代打牧原を三振で抑え切った。

中盤に勝越したロッテは、投手陣がしぶとく守り切った。

打撃陣スチュアートは150k台の球威あるストレートを軸に変化球で押してきた。
初回中村奨が初球をライトにヒットすると、ポランコが4球目の外角球をライトに持っていった「2ランホームラン」で先制。

スチュアートはコントロールは今一つだったがロッテは的確に捉えれらない。
しかし同点に追いつかれた3回に「中村奨がインコースの浮いた変化球をうまくとらえた・レフトにソロ」で勝ち越した。

5回は先頭藤原がフォアボール選び、好調中村奨がこの日3本目センター前ヒットでチャンス拡大。
ノーアウト1・3塁から「絶好調のポランコがライトへタイムリー2ベース」、次打者ブロッソ―もレフトの犠飛をうちあげて計2点、ホークスに対して効果的な追加点だった。

*ポランコマルチ3打点(1回先制2ラン)。中村奨猛打賞(3回勝越しソロ:2年連続二桁HR)。

ポランコ1試合3ホームラン(2回目):2023年8月23日(水)ZOZOマリンスタジアム

6番センター岡
スタメン:1.荻野2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.岡7.安田8.ブロッソ―9.佐藤

ロッテ対ソフトバンク-18:5-9:勝ち有原 S甲斐野・負け中森

中森先発試合序盤攻めの投球を展開し好投した。変化球のキレも良かった。
4回柳田にヒット打たれ近藤にフォアボール出してノーアウト1・2塁から、中村晃にライトに3ラン打たれ逆転された。

5回は甲斐にヒット三森にカウントとりにいった球をレフトに流されてノーアウト1・3塁にピンチ。
柳田のファーストゴロを安田がホームフィルダースチョイスで1点とられた。

中森はプロ初先発で「5回5安打4失点」と力投。

6-7回は岩下が力強いストレートを投げ抑えた。
8回は東妻が近藤に初球をうまく打たれた・レフトソロホームランで失点。

9回は東條が6安打で4失点とられて6点差を突き放された。

打撃陣:有原は本来の調子ではなかった。
ストレートがいまひとつ。低めの変化球を出し入れし打ち取る。
2回ポランコが振り抜きよくライトポール際にソロホームランで先制した。

4回は1アウトから荻野センター前ヒットで出塁すると代走藤原。藤岡のファーストゴロで2塁にすすむ。ここで中村奨がレフトにタイムリーで1点返し1点差に。

有原ランナー出しても要所を締めるピッチング。
7回は1アウトから甘いボールをポランコがソロHRで「この日2本目」、1点差に詰め寄った。

9回はHヘルナンデスからポランコが「この試合3本目」ライトスタンドへのホームラン
1アウト後岡フォアボール選びブロッソ―がデットボールで2アウト1・2塁から茶谷がセンターへタイムリーで猛追するもそこまで。
9回の4失点が大きくのしかかった。
ポランコの前にランナー出せてなかったのがもったいなかった。

*ポランコ4安打3ホームラン(3回16号ソロ、7回17号ソロ、9回18号ソロ)。
藤原3打数3安打。荻野マルチ。

「石川慎吾」勝越しタイムリー:2023年8月24日(木)ZOZOマリンスタジアム

1番センター藤原、5番レフト石川、9番ライト岡
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.石川6.安田7.ブロッソ―8.田村9.

ロッテ対ソフトバンク-19:5-4:勝ち坂本S益田 ・負け又吉

美馬先発試合:立ち上がりの失点は避けたかったはずだが、H上位につかまる。
2球目に三森にヒット、牧原に初球をセフティバント決められいきなりのノーアウト1・2塁のピンチ、柳田には「甘めのカウント球をライトへ3ラン」打たれた。
美馬が開始4球での3失点は痛かったが3失点後は粘りの投球。
4回近藤にバックスクリーンへ入るソロホームランで4失点。

7回は坂本にスィッチ。上位相手にランナー1・2塁とするも、攻めの投球で柳田・中村晃を打ち取った。8回横山の150kストレートに勢い有・スライダーも曲がった。外角にシュート気味なれど荒れていたのも功を奏した。リードもうまく失点逃れると。

9回は益田が登板、ストレートに伸びがありH上位をねじ伏せた。
*坂本が移籍後初勝利。

打撃陣先発和田は変化球を低めにきめるうまい投球。
4回ポランコがレフトに2ベース放って、石川がライトヒットで1・3塁に、安田は三振に倒れたがブロッソ―だセンターへ犠飛を上げて1点返した。

5回は岡がデットボール、藤原がフォアボール選び藤岡がバント決めて1アウト1・2塁とチャンス拡大。中村がセカンドゴロの間に岡がホームにかえり2点目をもぎとった。

6回は2点リードのHは和田から武田にスィッチ。
安田がレフト前ヒットで出塁すると、ブロッソ―が右中間へ2ベースで1アウト2・3塁と進めた。
続く田村が低めをうまくセンターへタイムリーヒット打って3点目、さらに岡が高めのボール球をレフトへ同点タイムリー。集中してつなげた。

失点して劣勢にも1点づつ返していった・負けてなかった。
8回はH又吉から中村がライトへ流して出塁、ポランコのセカンドゴロで2進、2アウトランナー2塁から石川が追い込まれながらもインコース低めをセンター前に運んだ勝越しタイムリー。
石川がプロのしぶとい一打でチームを救った。
*石川マルチ(7回勝越しタイムリー)、岡マルチ。

【まとめ】

初戦Hスチュアートのボールに力あった。
出鼻をくじいたのがポランコの先制2ラン。同点に追いつかれた後の中村奨のソロHRも大きい一打だった。5回にブロッソ―もしっかり犠飛。ポランコ・中村2人のホームランがすべて。
メルセデスとロッテリリーフ陣が踏ん張れた。

2戦目は、2軍で好成績を収めた中森がプロ初先発。
5回失点は中村晃の3ランとフィルダースチョイスによる失点、ピンチで主軸を抑えるなど経験を積んだ。
打線が有原相手にヒットが出るも得点できない。ホークスリリーフ陣に抑えられらてしまった。
打線が点差詰めよるとリリーフ陣が打たれるという悪い循環でかみあわなかった。
打線ではポランコが絶好調。安田に今一元気なかった。

3戦目は、美馬が早々の失点は避けたかったはずだが、H上位も勝越しがかかる。
初回柳田一発3ランで先制された。美馬は粘りをみせて6回4失点で降板。

中盤M中継陣が踏ん張るとロッテ打線も粘りを見せ繋いで得点圏に進め続けた。石川の一打で勝越し、最後は痺れる場面で益田が走っていたストレートで度胸満点の投球。最後は初回3ランの柳田を高めストレートで仕留めた。
終盤攻守に粘りを見せたロッテが競り勝った好ゲーム。

ポランコはHR連発・絶好調、中村キャプテンの調子も上向き(好プレーでチームを鼓舞)、石川慎吾も出るからには結果を出す。打線も繋がり投手にも粘りありの勝越しはいい形。
オリックスにも勝負はこれからであることを示せた。
直接対決では持てる力を出し接戦に持ち込み勝利して欲しい。

結果

2023年8月22日~8月24日
ロッテ対ソフトバンク17-19回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ2勝1敗

2023年8月24日まで:千葉ロッテ56勝47敗4分:パリーグ2位
(首位オリックスとはゲーム差8.5)

*最後までお読みいただきありがとうございました。