ブロッソー来日1号2ラン-2023-8-ロッテ対オリックス13-15

ロッテ2カード負け越しで、ZOZOマリンで首位オリックス戦。
離されたくはないところ。

memo

・2023年8月8日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト荻野。3番レフト山口7番サード「ブロッソ―」
スタメン:1.荻野2.藤岡3.山口4.DHポランコ5.中村6.安田7.ブロッソ―8.佐藤9.藤原

ロッテ対オリックス-13:0-2:勝ち山本由 S平野・負けカスティーヨ

カスティーヨ先発試合:初回太田に2ベース打たれると、2アウト後中川がタイムリー2ベースで失点した。

カスティーヨ調子は悪くなかった。
ストレートに球威あり、腕も振れてて変化球も低めに決まった。
しかしツキがいまいち無かった。

2点目は3回、茶谷がファーストへの内野安打で出塁すると太田が送りバント決めて1アウト2塁から、森の打ち上げたセンターフライを藤原が見失って 2点目を取られた。
その後カスティーヨは乱れることなし、6回6安打2失点の好投は立派。

7回は東妻が無失点の好投、8回は横山が150k超ストレートに鋭く曲がる変化球を決めて無失点。
9回は西村が無失点と、ロッテリリーフ陣が踏ん張り反撃を待った。

打撃陣山本由伸は2ストライク後打ち取るのに球数を使ったこともあったが、球質にブレは無し。
150k台伸びのあるストレートに・鋭い変化球はそうそう打てない。

惜しかったのは5回ブロッソ―がセンターへヒット、藤原もライトへヒットでランナー1・3塁とチャンスの場面。
期待の荻野が打席に、山本の落ちるボールをとらえて三塁線にライナー打った。
打球方向としては抜けるあたりだったが、三塁ランナーが飛び出したことや、三塁手「宗の反応」が良くて三塁走者タッチアウトでWプレー、貴重なチャンスをつぶした。

ほぼ得点チャンスはこの一回のみ。山本は7回まで投げて4安打無失点の好投。

8回は球威・角度あるストレート投げる山﨑颯一郎に無失点。
9回は平野佳に対してランナー出せず、ロッテ完封負けを喫した。

・2023年8月9日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト荻野。3番レフト石川7番サード「ブロッソ―」
スタメン:1.荻野2友杉3.石川4.DHポランコ5.山口6.中村7.ブロッソ―8.田村9.藤原

ロッテ対オリックス-14:3-8:勝ち宮城 ・負け美馬

美馬先発試合3回に茶野にレフトへヒット、中川にセンタータイムリー2ベース打たれ失点。
5回は先頭野口をレフト前ヒットで出塁すると太田が送り1アウト2塁、中川がレフトへタイムリー、森もライトタイムリーで2点加えた。美馬は6回8安打3失点で降板。

7回坂本が先頭野口をフォアオールで歩かせると太田にライトスタンドに飛び込む2ラン打たれた。
茶野にセンターへヒット打たれ中川に左中間に2ランと合計4点追加された。

7回途中坂本から「澤田」に交代、頓宮・宗をアウトに切った。(好リリーフ)
8回は中村稔弥が無失点。
9回は高野が登場、中川にフォアオール出すと若月にレフト前ヒットで1・2塁に、ここで頓宮がセンタータイムリーで1点とられダメ押された。

打撃陣宮城はストレートにフォーク変化球で打ち取る、ロッテ打線も粘りを見せたが。
チェンジアップ・スローカーブも駆使して打ち取る。

ロッテ反撃は7回、球数も増えてきた2アウトからブロッソーがレフト前ヒット、代打茶谷がセンター前に運んで1・2塁とランナーためた。藤原がライトへタイムリーで1点返した。
なおも1・3塁からB投手交代、比嘉にスィッチするも、荻野がライトへタイムリー2ベースで2点返した。

宮城球数増えるも、7回途中までで6安打3失点の力投。
8回は阿部翔太、9回山岡を攻略できず。

*荻野マルチ2打点。石川マルチ。
ブロッソ―マルチ(宮城相手に良く粘れた)。

・2023年8月10日(木)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト荻野。3番サード「ブロッソ―」
スタメン:1.荻野2.藤岡3.ブロッソ―4.DHポランコ5.山口6.中村7.岡8.安田9.柿沼

ロッテ対オリックス-15:3-1:勝ち種市 S益田・負けワゲスパック

種市先発試合種市はストレート・ツーシーム・フォークを大胆に決める。
ピンチでストレートが良いコースに決まった。ピンチにも動じないのは頼もしい。

連打でランナーためるも無失点に抑えた。6回渡辺に左中間2ベース打たれるも頓宮をWプレーに打ち取った。
種市は7回4安打7奪三振無失点、球数も95球と抑え理想的な投球。
8回はペルドモが無失点に抑えた。
9回は益田がランナー出すも1失点に抑えて連敗を止めた。

打撃陣先発はワゲスパック、多少ばらつきあるも、丁寧に変化球を低めに投げた。

3回は2アウト、ライトヒットのランナー藤岡を1塁に置いて、ブロッソ―がツーシームを「レフトに2ラン」を放った。記念すべき来日1号。

5回は荻野がうまくライト前にヒットし2盗成功。
藤岡が詰まりながらもセンター前に落として1点追加した。

6回は吉田凌、7回は小野、8回比嘉の前に追加点は取れなかったが、追加点がきいた。

*ブロッソ―マルチ(3回1号2ラン)。荻野・藤岡マルチ。

【まとめ】

初戦は山本の好投に中々ランナー進められない。
唯一のチャンスは5回、荻野が変化球を三塁線上ヒットゾーンにライナー打ったのだが、「宗のファインプレー」に阻まれた。ここでロッテが1点でも取れてれば同点に持ってくチャンスはあった。

逆にカスティーヨはランナー背負って味方エラーでの失点と、何か対照的。
運?とはいえない「点が入った」。
山本相手にミスあっての失点は致命的だった。
リリーフ陣が踏ん張るも点が取れなければ勝てない。

2戦目は巧投手宮城から点が取れない中、美馬が先制されて苦しい展開。
中盤までで7点差つけられ、オリックスの中継陣を見れば、追いついて逆転するのは難しかった。

3戦目は種市が好投してゲームをコントロールできたのが大きい。
ブロッソ―がインコースをタイミングよく捉えた2ラン、ストレートに負けてなかった。
荻野がヒット2盗塁、藤岡が詰まりながらもタイムリー。
活躍すべき人(上位)が打って勝てた。

とはいえ後ろの打者が打たないと勢いは出ない。
なので5-6-7番打者の活躍が大事。
スタメンは変わるが例えば「山口・中村・安田」の期待されている各選手。
オリックスレギュラーの同クラスの打者を見ると、ほとんどが打率250以上を残している。
従って今カードロッテが負越したのもおかしくなかった。

「荻野」はじめ「友杉・藤岡・ブロッソー・ポランコ」上位打者が頑張る場面があるだけに、誰か一人は目立って欲しい。
次カード西武戦での奮起に期待したい。

結果

2023年8月8日~8月10日
ロッテ対オリックス13-15回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝2敗

2023年8月10日まで:千葉ロッテ50勝41敗4分
パリーグ2位(オリックスと6ゲーム差)

*最後までお読みいただきありがとうございました。