前カード終了してロッテはオリックスと10.5ゲーム差。
2位をキープしつつ上を目指す。
千葉ロッテ対日本ハム20-22memo
小島好投和田タイムリー藤岡3打点-2023年8月29日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番センター藤原、5番サード安田、9番ライト和田。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.安田6.山口7.岡8.佐藤9.和田
ロッテ対日本ハム-20:6-0:勝ち小島 負けマーベル
小島先発試合:初回上川畑にショート内野安打、清宮にライト前ヒットで1アウト1・2塁といきなりピンチ迎えるが、万波を三振。郡司を三振にきってとった。
小島ストレートに伸びがあり、要所でコースに決まった。
変化球も低めに変化・ストライク先行で攻めていけた。
「8回まで122球投げて5安打無失点の好投」は良かった。
*8回2アウト1・2塁の場面、清宮のライナーを藤原が「スライディングキャッチ」、ファインプレーでチームを救った。
9回は東條が無失点に抑えて連敗を止めた。
*小島がプロ5年間で30勝を達成。
打撃陣:マーベルは前回登板より若干ツーシームのコントロールが悪かった。
2回岡がフォアボール選び佐藤がレフト前ヒットでノーアウト1・2塁とすすめる。
1アウト1・3塁の場面で和田が一塁ゴロ打った、1塁手がはじく間に岡がホームに戻って先制点を取った。和田の走力が勝る内野安打が光った。
藤原もライトへヒットでつなぐと、フルベースから藤岡が右中間を破るタイムリー3ベースを打って3点を加えた。
8回はF吉田が登板。岡が右中間に2ベースを放つと佐藤が送り1アウト3塁に。
ここで「山口が左中間ラグーンに飛び込む11号2ラン」で2点追加してゲームを決めた。
*山口この日は2度のWプレー打を打っていて調子あがらず。
しかし最後に高校時代のライバル吉田から一発が出た。
*藤岡3安打3打点。山口8回ソロホームラン。和田マルチ(4回先制タイムリー)。
佐藤都猛打賞。藤原マルチ。
カスティーヨ好投2番手横山打たれた-2023年8月30日(水)ZOZOマリンスタジアム
5番レフト角中、8番サード安田。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村奨4.DHポランコ5.角中6.山口7.佐藤8.安田9.和田
ロッテ対日本ハム-21:2-3:勝ちポンセ S田中正・負け横山
カスティーヨ先発試合:カスティーヨはストライク先行、スライダー変化球もコーナーに決まってバッターに的絞らせなかった。
4回松本にレフト前ヒット奈良間が送る。清宮のライナーを山口が悪送球してランナーが3塁に生きると、万波に先制タイムリー打たれて1失点。
6回は内野安打からバント決められ自身の2塁牽制が乱れて1アウト3塁のピンチ迎えたが、清宮を内野フライ・万波を三振に切りピンチ脱出。
カスティーヨはコントロール良く変化球を内外角に投げ分け抑えた。「6回3安打1失点」と好投。
7回は横山が登板、マルティネスにセンター前ヒットで出塁許すも2アウト後、王にライトヒット打たれ2アウト1・3塁と拡大。代打郡司に勝越しタイムリー、松本にライトへタイムリー打たれた。
8-9回は鈴木昭が強いストレートに変化球混ぜて無失点好投。
打撃陣:Fポンセは初回ストレート変化球を使いながら打ち取る無難な立ち上がり。
2回は角中佐藤がヒットで2アウト1・2塁のチャンス作るも後続が凡退。
3回は藤岡がフォアボール選び中村奨がレフトへ2ベースで2アウト2・3塁のチャンスにポランコが凡退とモノに出来ない。
ポンセはストレートに力あり変化球も要所で低めに決めた。
4回は角中がレフトにエンタイトルツーベース、1アウト3塁から安田がくらいついた「ライトにタイムリー」打ち同点に追いついた。
7回河野・8回池田がナイスピッチ。9回はクローザー田中正から角中がファールで粘りライト前にヒットで出塁。山口も外角低めをライト線にうまくヒットして1・3塁にすすめる。
次の佐藤もフォークをファールで粘りライトへ犠飛を上げて1点返した。
安田打ち上げて2アウトになるも岡がライトへヒットで2アウト1・2塁の同点チャンスも藤原が見逃し三振でゲームセット。
*角中猛打賞でチャンスメイク。山口マルチ。安田先制タイムリー。
代走和田がF暴投に好走塁で勝越し-2023年8月31日(木)ZOZOマリンスタジアム
1番ショート友杉。2番レフト角中、6番センター岡、9番ライト小川。
スタメン:1.友杉2.角中3.中村奨4.DHポランコ5.山口6.岡7.安田8.田村9.小川
ロッテ対日本ハム-22:6-4:勝ち西村 S益田 ・負けロドリゲス
メルセデス先発試合:初回松本・郡司にヒット打たれノーアウト1・2塁から清宮にレフト前に先制タイムリーで先制された。
さらに1アウト2・3塁からマルティネスがセンターへフライを打ち上げた。このボールをセンター岡が薄暮で見失って1失点。
しかしメルセデスは後続をきってこの回2失点に抑えた。
2回は2回松本にセフティバントで出塁、メルセデスがワイルドピッチで2塁へ進むと郡司がレフトにタイムリーで1点追加された。
5回は先頭清宮・万波に連続ヒット、2アウト2・3塁から上川畑に技有の同点タイムリー打たれメルセデスはこの回で降板。
6回は澤田に交代、ストレート・チェンジアップ緩急使い無失点に抑えた。
7回は西村が登板して無失点に抑えた。
8回はペルドモが無失点に抑えると、9回は益田が登板。
ストレートのコントロールが素晴らしかった。無失点に抑えて接戦を勝利した。
ロッテのリリーフ陣が無失点リレーで味方の勝越しを呼んだ。
打撃陣:F田中から2回岡がフォアボール選び田村がセンター前にヒットで1アウト1・2塁から友杉がセンターへタイムリーで1点返した。3回は中村奨がレフトラグーンにソロ打ち1点返した。
4回は1アウト後角中がセンター前ヒットで出塁すると、中村がフォアボール選ぶ、2アウト後に山口がレフトオーバーの2点タイムリー2ベース打って逆転した。
5回は山本・6回は福田の投球の前に無失点に抑えられた。
7回はロドリゲスが登板、山口がセンター前ヒットで出塁すると代走和田に、和田が2盗塁成功するとロドリゲスが暴投で和田が3塁をまわり一気にホームに、和田の足が勝越しを呼んだ。
8回はF吉田から友杉がレフトに2ベース、茶谷が送り1アウト3塁。ポランコが歩かされて1・3塁から、和田がつまりながらもライト前に落ちるヒットで貴重な追加点を挙げた。
*角中マルチ(チャンスメイク)。
山口マルチ(4回逆転2点タイムリー)。
友杉マルチ(2回先制タイムリー)。
【まとめ】
初戦は小島の好投に尽きる。リードを守って8回まで投げた。
和田の内野ゴロでの初タイムリー内野安打は気持ちが入ってた。
彼が打って足で稼げたら相手にとって脅威。
藤岡はプロらしい走者一掃、固め打ちも頼もしい。
佐藤都が本来の打撃を取り戻すか。
山口・安田については読めないかった。
2戦目カスティーヨの投球はいい状態を維持していた。
甘いボールも少なくゲームをコントロール出来た。
なぜか味方エラーがからむ失点と残念な展開での降板。
横山は2アウト取ってからのランナー出して失点はもったいない。浮いたボールを打たれた。
8回からは鈴木昭が2回を無失点に抑えた。
ストレートを軸に追加点を許さない力投は次につながる。
打線は調子いい選手と上がらない選手が混じる。
3戦目はメルセデスが調子今一つで先制されるも、友杉・山口・和田が活躍して逆転。
ベテランだけでなく若手も活躍し雰囲気も上がった。
リリーフ陣も踏ん張ってロッテらしい勝ち方だった。
*初戦和田が粘って「ゴロ打って足を活かす内野安打」で点を取ったのはうれしかった。
3戦目は代走で登場して2盗塁、さらに相手の暴投を逃さない。
「俊足を使っての勝ち越し走塁」、さらにタイムリー追加点と「和田のカード」になった。
最近はチャンスに山口・安田・藤原らが見逃し三振する場面もあり。
予想していなくても手を出してほしかった。何か消化不良な打撃。
守備にも集中が欠けているような気もする。(疲れかもしれないが)
しかし藤岡・角中・岡らベテラン勢は出れば活躍して存在感を見せる。
このカードは安田(3戦目に2週間ぶりの打点)・山口(8月上旬以来の11号ソロ)に打点があった。
藤原は1番としてチームを引っ張る、初戦センターフライをファインプレーで捕球するなど守備でもチームを助けた。
3戦目には友杉が先制タイムリー、チャンスメイクと活躍。
山口も初戦2ランから気持ちが上向いた?、3戦目にはチャンスに結果を出した。
加えてリリーフ陣が復調してきている。
佐々木朗希が早期に復帰となれば勇気。
チーム状態は上向いている。
いまは目の前の1戦1戦を大切に、勝利を積み重ねるしかない。
結果
2023年8月29日~8月31日
ロッテ対日本ハム20-22回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ2勝1敗
2023年8月31日まで:千葉ロッテ58勝50敗5分:パリーグ2位
(首位オリックスとのゲーム差は9.5)
*最後までお読みいただきありがとうございました。