連日の猛暑日、関東地方は8日連続。
厳しい時期、体調管理に万全を喫したいものです。
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・2023年8月1日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト荻野。3番レフト石川、7番サード「ブロッソー」。
スタメン:1.荻野2藤岡3.石川4.DHポランコ5.山口6.中村奨7.ブロッソー8.田村9.岡
ロッテ対日本ハム-14:2-3:勝ちロドリゲスS田中・負け益田
メルセデス先発試合:ストレートに球威あり、テンポよくストライク先行で打ち取る立ち上がり。
4回清宮にレフトへ2ベース打たれ、マルティネスがフォアボール選び1アウト1・3塁から野村にセンタータイムリーで失点。
メルセデスは中盤変化球が低めに決まり、徐々に調子あげ「6回3安打1失点」の好投。
7回横山に交代、2アウトから伏見にレフトへ2塁打、五十嵐にセンター前ヒットで失点覚悟も、岡がバックホームに好返球、ホームで伏見をタッチアウト。岡がビックプレーで横山を救った。
8回ペルドモが低めに変化球を決めた・無失点に抑えて9回は益田にまかされた。
益田はストレート中心に攻めたが、「万波」にストレート低めを力でライトスタンドに運ばれ2-2の同点に。さらに次マルティネスにもセンターに逆転ソロで勝ち越された。
先頭打者を出しながら追加点が奪えなかったロッテ、9回に逆転の芽を残してしまった。
打撃陣:あいかわらず加藤の制球よかった。立ち上がりはロッテに積極性もあった。
2回山口がセンター前にヒットで出塁すると、中村奨がライト前にヒット打ってノーアウト1・2塁。
新加入ブロッソーが初打席に、ゆるいサードゴロが進塁打となり2・3塁に進めた。
田村が三塁手強襲し三塁線を転々する「強烈な2ベース」で2点を先制した。
中盤4回山口がフォアボール選び中村奨がエンタイトル2ベースでノーアウト2・3塁から無得点。
加藤が多彩な変化球をコントロールよくなげて、ロッテの追加点を許さなかった。
7回も岡がレフトオーバーの2ベースで出塁し期待させたが得点できず。
F加藤から8安打も攻撃陣の拙攻が目立った。
8回ロドリゲスの前に無失点。
9回裏は田中正からランナー二人出すも、山口が三球三振に打ち取られた。
*中村奨マルチ(久々に気持ちいい流し打ち)・山口・ポランコマルチ。
田村先制2点タイムリー。
4回初先発「ブロッソー」がレフト前にNPB初ヒット。
・2023年8月2日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡。3番レフト石川、9番センター荻野。
スタメン:1.岡2友杉3.石川4.DHポランコ5.山口6.中村奨7.ブロッソー8.佐藤9.荻野
ロッテ対日本ハム-15:6-8:勝ちS田中正・負け美馬
美馬先発試合:ストレートを外角にきめた。ツーシームもまぜて変化球にもブレーキあったが。
2回野村に右中間にツーベース打たれて奈良間に浮いた高め変化球をライトに流されタイムリー1失点。
日ハムはストライクを積極的に狙う、流し打ちも目立った。
3回は五十嵐がセンター2塁打、松本のサードゴロを「ブロッソーが後逸」して1アウト1・3塁に。
次打者清宮がセンタータイムリーで同点とした。
万波がフォアボール選び満塁になると、マルティネスがセンターへ2点タイムリーで勝ち越した。
さらに野村がセンターポテンヒットで1アウト満塁とチャンス拡大。
ここで奈良間にレフトへタイムリー打たれて2-5と点差離れた。
Fは美馬の甘い変化球をしっかりヒットにした。
3回途中から登板の中村稔弥が4回も登板。
加藤豪に1塁セフティバント決められ、松本にライトヒット打たれる。
清宮にフォアボール出して満塁に。次打者マルティネスがライトへタイムリー2ベース。
続く野村もライト犠飛を打って計3点勝ち越された。
6回は昇格の東條が好投、変化球がきれてた。
7回東妻、8-9回は高野が無失点に抑えた。
*ブロッソーのサードゴロエラーがらみでの失点が残念。美馬の投球にも影響あった?。
打撃陣:F上原はストレート変化球を丁寧に低めに集める。
スライダーチェンジアップで打ち取りにかかる。
2回先頭山口がセカンドフライを打つと加藤豪が落としでエラーで出塁。
中村奨がフォアボール選びノーアウト1・2塁からブロッソーが投ゴロで1アウト2・3塁と進塁し送った形に。ここで安田がライトに犠飛で1点返した。
続く田村もレフト前にタイムリーで逆転した。
3回は岡がデットボール、サードフライを清宮が落球して友杉が出塁。
石川のセカンドゴロは日ハム奈良間のミスプレーで生きてノーアウト満塁に拡大。
山口が投手へのタイムリーで2点差に。ここでファイターズ投手がマーベルに交代。
中村がセンタータイムリー、ブロッソーがレフト犠飛で同点に追いついた。
4回にファイターズが勝越し成功。
マーベルはスライダーツーシームなどを丁寧に配球、チェンジアップまぜて好投。
8回は池田-河野のリレーで無失点に抑えられた。
9回F田中の高めストレートをポランコがライトにうまく打ちソロホームラン。
2点差にまで接近したが、田中の剛球の前に後続が出塁することは出来なかった。
*山口・田村マルチ。ポランコ13号ソロ。ブロッソー来日初打点。
・2023年8月2日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡。3番レフト石川、9番センター荻野。
スタメン:1.岡2友杉3.石川4.DHポランコ5.山口6.中村奨7.ブロッソー8.佐藤9.荻野
ロッテ対日本ハム-16:7-5:勝ち西野S益田・負け北山
西野先発試合:ストレート伸び・変化球の制球もよくない本来の調子でなかった。
初回加藤にデットボール、1アウト後清宮にライトフェンス直撃の2ベースで2・3塁とピンチ、万波にライトへタイムリーで先制された。3回は五十嵐がショートへ内野安打で出塁すると松本もセンター前に運び1アウト1・3塁に進める。清宮がレフトに犠飛で勝ち越した。
西野は1・4・6回ランナーおいてWプレーで逃れた。
西野7回連打でノーアウト満塁になったところで西村に交代。
西村が郡司にライト前にタイムリーヒットで1点、ファーストゴロをホームで刺してのWプレー崩れの間に1点、ファーストゴロをファーストに悪送球の間に1点と計3点返されて、7-5と2点差になった。
荒れそうになるゲーム展開。
8回はペルドモが変化球をコーナーに投げて無失点に、ゲームを落ち着かせる。
9回は初戦クローズに失敗した益田が無失点に抑えてロッテが勝利、4連敗を阻止した。
*西野8勝目。
打撃陣:初回裏先頭の平沢がライトへ同点ソロHR。
北山はストレートに伸び有、チェンジアップ変化球がコントロールされてた。
3回和田がフォアボール選び2盗成功、平沢のセカンドゴロで3塁へ進んだ。藤岡のショートゴロの間に和田が戻って同点に追いついた。
5回は平沢がライトヒットで出塁すると、2アウトで「角中が右中間を破る3塁打タイムリー」、ポランコも粘って一塁線を破るタイムリー、山口がライト線へタイムリーで3点追加し逆転した。
6回佐藤がライトへ完璧ソロHR打つと、平沢がこの日2本目のライトソロで2点追加した。
*平沢猛打賞(1・6回)ソロHR×2本。山口猛打賞。佐藤マルチ(6回ソロHR)
【まとめ】
初戦は加藤貴相手だったが先制点をとれた。
メルセデスも最少失点でしのいで終盤勝負になったが、9回益田が2本のホームランで逆転されて敗戦した。万波の集中力とパワーが上回った。
ロッテ打線が加藤からチャンス作るもランナー進められず得点できなかったのが、日ハム反撃の流れを作ってしまった。
チャンスにブロッソーにまわったのも「勝負の綾」か。
NPB投手にまだ慣れていなくて巧攻守加藤攻略は難しかった。
2戦目はお互いに先発投手が早々と降板。
美馬3回サードゴロエラーがらみでの失点、ただ美馬の最近の投球では変化球が打ち頃の高さに来ること多い。それに日本ハムの流し打ちがはまった。
両チーム共にエラーがらみでの得点、ロングリリーフで対応したが。日ハム「マーベル」は急遽なのにもかかわらず好投。ロッテはある程度経験のある中村稔弥が踏ん張れなかった。
2番手の投手の出来が点差を広げた。エラーもありピリッとしない試合だった。
3戦目は好調西野に連敗ストップを期待。調子は今一つも中盤まで粘りの投球でゲーム作った。
打線は北山の球威あるストレートと変化球と緩急に苦しんだが、5回「角中のタイムリー」をきっかけにポランコ山口が連続タイムリーでリード。
平沢が猛打賞で2HRとゲームを牽引。角中の反撃ののろしとなる3ベースは素晴らしかった。
佐藤が久々のソロHRは打線の今後にプラス材料。
終盤は西村がピンチにもおちついて投げた。
ペルドモが冷静に打ち取る、益田が名誉挽回し連敗を止めた。
リリーフ陣で逃げ切った。
*3戦目に西野が悪いなりゲーム作ったのが大きい。ピンチを西村がしのぎ勝利へつなげた。
打線も足を使ったり粘りも見えて、打線がつながり追加点とれたのはロッテらしかった。
特に逆転のきっかけを作った角中の活躍が光った。
・新加入ブロッソーはコンパクトな打撃。フォロースルーが小さいのが気になる。
・片やフォロースルーが大きい「平沢大河」が活躍。彼のバッティングはまさしく「アーティスト」。
体に巻き付くようなスィングでボールをとらえ快音を連発した。
・打線の入替に馴染んでいない荻野が、どう打線にハマっていくのかに注目。
・連敗ストッパーの大きな柱「佐々木朗希」が不在の中、西野が壁になったのは良かった。
*先発投手陣に疲れも見え赤信号が点滅。リリーフ陣も負担もましてきた。
首位オリックスが落ちてこないので現状追いかけるしかない。先発投手陣の追加招集が必須か。
ソフトバンクでの活躍もあり日本ハム戦に勝越しを目指しての入りだったが、予想以上に日ハム打線が調子よかった。
それでも3戦目は平沢の気迫あふれる打撃がチームを牽引、打ち勝って連敗ストップできた。
結果
2023年8月1日~8月3日
ロッテ対日本ハム14-16回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝2敗
2023年8月3日まで:千葉ロッテ48勝37敗4分:パリーグ2位
*最後までお読みいただきありがとうございました。