ヒロミナイト勝越しタイムリー-2023-7-ロッテ対楽天11-13

楽天は8連勝と波に乗る。下位のチームも調子あげてきました。

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・2023年7月15日(土)ZOZOマリンスタジアム
1番センター岡、4番山口、5番DHポランコ、7番にレフト石川慎
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村奨4.山口5.DHポランコ6.安田7.石川8.佐藤9.藤原

ロッテ対楽天-11:9-7:勝ち中村稔弥 S益田・負け酒居

小島先発試合小島は序盤は無難に立ち上がった。
3回先頭辰己にフォアボール出す、太田のショート内野安打で無死1・2塁。2アウト取るも小郷にセンターへタイムリーで1失点。うまくセンターへもってかれた。

5回は1アウト後に小深田にセンターへヒット、小郷にもライトへヒットでつながれる。
浅村には続けて投げたボールを痛打、ライトへタイムリーで失点し2-2同点に追いつかれた。
さらに岡島にしぶとくライトは運ばれてタイムリー、阿部にカットをセンターへタイムリーで勝ち越された。
小島105球粘りながらも5回途中交代。
9安打2四球1DBとまとまらず、ヒットゾーンに飛んでしまう苦しいピッチングだった。

5回途中からピンチで東妻が登板もおちつけない。
1アウト1・2塁から佐藤が股の下をぬけるパスボール、東妻自身も暴投、佐藤もワイルドピッチを止められず、2失点した、結果4点リードを許す結果になった。

それでも6回は坂本が無失点投球。7回は横山が辰己に完璧なライトソロHR打たれ1失点も。
8回は中村稔弥が無失点投球した。大きくゲーム壊さない、これもロッテ投手陣の強み。
逆転劇につながることになった。
土壇場の8回に酒居からチャンス作って勝越しに成功。
裏は益田が3人できって勝利した。

*中村稔弥今季初勝利。

打撃陣初回辛島から中村奨がレフトに2ランで幸先よく2点先制。
5回は安田がセンターへヒット、石川慎が高めを逃さない、右中間へ2ベース打ってノーアウト2・3塁とチャンス拡大、佐藤もフォアボール選んで満塁。
次打者藤原がくらいついた・ファーストゴロの間に1点。
岡も浮いたボールをセンターへしぶとくタイムリーで計2点取った。

8回は酒居から中村奨がフォアボール選んで山口がライトへヒット、ポランコがライト犠飛で5点目取った。
石川と田村が連続でフォアボール選んで2アウト満塁に。
E投手が安樂に交代、角中が押し出しフォアボール選んで6点目、安樂暴投で同点に追いついた。
さらに2アウト2・3塁のチャンスから岡が今回も甘いボールをうまくとらえた・勝越しのセンター前ヒット(後逸する間に)3ベースで「2点勝ち越し」して勝利につなげた。

久々の「ヒロミナイト」になった。

*岡マルチ3打点の活躍。中村奨先制2ラン、石川マルチ。

・2023年7月16日(日)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡、2番DHポランコ、5番レフト角中、6番ショート友杉。
スタメン:1.岡2.DHポランコ3.中村奨4.山口5.角中6.友杉7.安田8.田村9.藤原

ロッテ対楽天-12:6-7:勝ち渡辺翔 S松井・負け益田

美馬先発試合:美馬は立ち上がりストレートの制球がいまひとつ。
2アウトから小郷にフォアボール与えると、浅村に甘く入ったボールをレフトに2ランホームラン。
3回は浅村にライトに2ベース、鈴木大地にセンターへタイムリーで3点目とられた。
美馬は5回7安打3四球3失点と毎回のようにランナー出す投球、ピリッとしなかった。
6回は西村、7回は澤村、8回は中村稔弥が無失点投球。

9回同点で益田が登板、2アウトまでとるが、浅村を意識し慎重になりすぎたか小郷にフォアボール出すとこの日絶好調の浅村にフルカウントから「逆球をライトスタンドに2ラン」打たれ勝越しされた。
なおも鈴木にセンターヒット、阿部に左中間に2ランで4点差に突き放された。

*浅村をのせてしまった。「2ホームラン+3安打で4打点」と打ち込まれたのは、いただけなかった。

打撃陣:則本から初回ポランコがライトに振りぬいたソロホームラン。
2回から則本はストレートを内外に投げ分けストライク先行。変化球も低めに決まり苦戦。

5回ポランコがレフトに流す技有ソロホームランで反撃も、他の打者に繋がりは無し。

8回途中まで則本に6安打2失点に抑えられた。
8回裏ポランコの打席から投手交替、鈴木翔が登板もまたまたポランコが仕事をこなす。ライトスタンドに完璧ソロHRを運び同点に追いついた。

9回表楽天に4点勝ち越されるも、9回裏は宋から友杉がフォアボール選びランナー出ると安田がライトに2ランを放った。思い切りよく振りぬいた一撃。
2アウト後Eは松井にスィッチ。しかし代打石川がライトにヒット、岡も続いてライトにヒットで2アウト1・2塁とチャンス拡大。そしてポランコの打席で松井暴投、太田の悪送球で二人がホームに戻る、相手ミスもあり2点追加した。あと1点差までおい詰めたがポランコが三振にとられた。

*ポランコ4安打3打点「ホームラン3本」の大活躍。
安田マルチ・9回2ランホームラン。代打石川ヒット。

・2023年7月17日(月)ZOZOマリンスタジアム
1番センター岡、2番DHポランコ、3番にレフト石川慎
スタメン:1.岡2.DHポランコ3.石川慎吾4.中村奨5.山口6.安田7.藤岡8.柿沼9.藤原

ロッテ対楽天-13:2-4:勝ち安樂 S松井・負け種市

種市先発試合:初回村林がライトへヒット、小深田が三塁線へのセフティスクイズで揺さぶられた。
ノーアウト1・2塁から柿沼が牽制悪送球で1・3塁とピンチ拡大。
次打者浅村がピッチャーライナー種市が捕球して3塁へ送球するが、種市が悪送球でランナーがホームに返り先制点を取られた。二つのエラーはもったいなかった。

2回は三者凡退、ストレート・フォーク・スライダーを使い抑えにかかる。
3回も2アウト1・2塁とランナー背負うも浅村をサードゴロに打ち取った。4回は鈴木大地にセンターヒット、岡島にレフトへ2ベースで1アウト2・3塁と進められたが渡辺を三振、辰巳を投ゴロで3アウト。

5回は小郷にフォアボールだして浅村にヒットでつながれ鈴木大地にデットボールだして2アウト満塁の大ピンチ。
阿部にフォアボールあたえて押し出しで同点に追いつかれたが、岡島は三振に取った。

しかし6回辰巳にヒット村林にサード内野安打、2アウト1・2塁から小郷にレフト前におちるタイムリー2ベースで2点勝ち越された。石川が見失うアンラッキーもあり、種市はここで降板。
東妻が浅村をライトフライに打ち取った。

種市が再三のピンチに三振取る場面もあり、ねばってゲーム作りたかったが、エラーもあり楽天打線を抑え切れず。

7回はメルセデスがランナー出すも無失点に抑えると、8回は横山、9回は西村が続いた。
リリーフ陣は無失点に抑えたが、味方反撃がなかった。

打撃陣:E藤井から2回山口がセンターへ2ベース、安田の投ゴロで3進、藤岡がフォアボール選び1アウト1・3塁と攻め立てた。ここで柿沼が初球をセフティスクイズで1点とった。

3回は岡・ポランコがフォアボール選び1・2塁とストレートが入らない藤井を攻める。
4番石川がファールで粘ってライトへヒット、ライトがファンブルして得点・勝越し成功。
さらに前の打席でWプレーの中村奨がバント決めて2・3塁。E藤井を降板に追い込んも追加点とれず。

3回途中からリリーフした安樂が好投。ランナーだせない。
6回内、7回は鈴木翔の前に反撃できず。
8回は渡辺翔が無失点に。最後は松井裕の前に反撃できなかった。

*石川猛打賞、3番スタメン起用に応えた。

【まとめ】

初戦小島の投球は悪くはなかったが、味方が先制するも中盤に楽天の好調打線にひっくり返された。
楽天ペースですすむが、ロッテリリーフ陣がゲームを落ちつかせた。8回は中村稔弥が踏ん張った。
その裏フォアボール・ヒット・フォアボールと粘ってチャンス作り、押し出し暴投と相手ミスを呼んだ。
打ち合いになり自軍のミスも重なる、それでも終盤の8回に勝ち越せたのは良かった。

2戦目はポランコが一人爆発「3ホームラン」と彼の力で何とか同点に追いついた。
同点の場面9回に益田が打たれ、楽天に4点勝越しされての裏のロッテ攻撃、あっさりと終わっておかしくなかったが安田が2ランで反撃開始し相手にミスもあり1点差まで追い詰めた。
9回驚異的な粘りを見せたとはいえ、ポランコのホームランがあればこそ、ポランコがHR打つ技術の高さをみせた。
則本から点をとっておきたかった。

3試合目も楽天の打線の勢いはあった。種市が粘るもエラーがらみでの失点もあり。
打線もチャンスつぶす。楽天のリリーフ陣継投に抑えられてしまった。

初戦カード入りから楽天打線の調子よかった。しかしロッテ打撃陣の粘りも尋常ではない。
前半戦の最後のカードで、堅いリリーフ陣も登板し打線も総力戦で対抗する。
楽天も打線好調とはいえ、ロッテの反撃にあいゲーム終盤まで諦めない打線に慌てたはず。

今年のロッテは投手陣・攻撃陣がともに相手をカバーし合う。
際立った戦力が見えなくても接戦をものに出来る。
今回も2番DHポランコというスタメン起用には驚いた。
しかしこの活躍を見れば合っていたといえる。

そういえば2番角中が機能した時もあったし、昨年まではマーティンが座っていた。
ロッテの2番はとても大切。
理由は自分にはうまく説明できないが、一つは相手投手に与えるプレッシャー。
また2番が打つことで、主軸が楽になるという効果もあるのかもしれない。

ロッテは絶対的な主軸がいないので、彼らが打たないと得点力が落ちる。
なので下位から1・2番が得点源になることで補う。その流れの内にある作戦なのかもしれない(推測です)
効果的に点をとるパターンとしてハマればありか。
うまく説明は出来ない‥。

とにかく調子がいい楽天に打ち負けてなかったのは確か。
欲を言えば先発陣にすこし頑張って欲しかった。
最後まで粘れて、ひっくり返せることは凄いと思いました。

石川慎吾も活躍を見せたし、今回も吉井監督の采配が当たりました。

結果

2023年7月15日~7月17日
ロッテ対楽天11-13回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝2敗

2023年7月17日まで:千葉ロッテ42勝32敗4分:パリーグ2位

オールスターゲーム前の最終戦も終了。
ここまでで貯金が10、パリーグ2位の好成績。
素晴らしい活躍でした。選手の皆様お疲れ様でした。

*最後までお読みいただきありがとうございました。