角中逆転サヨナラ2ラン-2023-7-ロッテ対ソフトバンク11-13

オールスターゲームも終わり後半戦に突入。
オリックスの調子はおちていない。
ホームでのソフトバンク戦、勝ち越したいところ。

memo

・2023年7月22日(土)ZOZOマリンスタジアム
3番ファースト山口、5番にレフト石川慎。
スタメン:1.藤岡2.中村奨3.山口4.DHポランコ5.石川慎吾6.安田7.岡8.田村9.平沢

ロッテ対ソフトバンク-11:5-2:勝ち西野 S益田・負け大関

西野先発試合立ち上がりからストレート・変化球の制球が良かった。
ストライク先行してスライダーをフォーク、シュートも決まり始めた。

4回ソフトバンクは初球から西野の好球をねらう。
三森がレフト前ヒット、近藤がレフト前ヒット、柳田もライト前ヒットで続き無死満塁のピンチに、牧原がレフト犠飛打って1点返された。しかし栗原は内野ゴロWプレーで難を逃れた。
西野は6回を投げ切った。7安打1失点にまとめる好投。

7回は坂本がノーヒットピッチング。
8回澤村が柳町2ベース、三森センター前タイムリーで1失点するも。
最後は益田が7球ノーヒット・無失点に抑えて逃げ切った。
*西野7勝目。

攻撃陣:1回大関から先頭藤岡がライト前ヒット、山口がライトHで続く。
1アウト1・3塁からポランコがセカンドゴロの間に藤岡がホームへ戻り先制。

3回は平沢がフォアボール選び出塁、藤岡がファースト中村晃悪送球で無死1・2塁に。中村奨吾が送りバント成功させた。2アウト2・3塁からポランコがレフトへ2点タイムリーで計3点。

6回は石川慎がセンター前ヒットで出塁し代走和田に。安田が初球をライト前ヒットで1・2塁に進めた。
岡が送りバント決めて2・3塁のチャンスから田村がライト前にうまく流した。貴重な4点目。

なおも1・3塁から平沢もフォアボール選び満塁のチャンス。
藤岡が三振に倒れるも、中村奨吾がタイムリーで5点目を取りリードを拡げた。

*ポランコがマルチ3打点、先制点・追加点と大活躍。安田マルチ。
田村・中村が貴重な追加点。

2023年7月23日(日)ZOZOマリンスタジアム
3番に安田、5番にレフト角中。
スタメン:1.藤岡2.中村奨3.安田4.DHポランコ5.角中6.山口7.岡8.佐藤9.平沢

ロッテ対ソフトバンク-12:4-3(10回サヨナラ):勝ち横山 ・負け津森

小島先発試合ソフトは積極的に好球を狙う。
小島慎重な入りをするもののヒット打たれてランナー背負う。2回栗原・牧原にライト前ヒットで1アウト1・2塁から三森にレフトヒットで満塁、甲斐のショートゴロの間にランナーかえって1失点。
6回は中村晃をヒットで出すと「アストゥディーヨにレフト逆転2ラン」を打たれた。

7回は東妻に交代・ショートエラーもあり、1アウト1・2塁となる。
次左バッターの場面で「坂本」にスィッチ。
近藤・柳田を連続フォアボールだし満塁としたが後続中村晃・アストゥディーヨを打ち取った。
粘り強い投球で失点を防いだ。

8回はペルドモ、9回は益田が無失点ピッチ。
10回は横山が登板、先頭柳田をヒットで出し送られてランナーをセカンドに背負うも、落ち着いて後続を抑え難を脱した。
*横山がプロ初勝利。

攻撃陣:H板東から2回2アウトから山口がセンター前ヒット・岡がレフト前ヒットで出塁し「佐藤都」がライトへタイムリー2ベースで逆転成功。
ソフトに再逆転された6回裏は山口が左中間にソロホームランで同点に追いついた。

7回甲斐野から2アウト1・2塁、8回は松本から2死満塁まで攻める。9回はオスナから中村2ベース・小川セフティバントなどで2アウト満塁まで追い詰めるも得点できず。

ロッテはチャンスつぶすも執拗に攻め続けた。

延長10回佐藤がライト2ベース茶谷もセンター前ヒット、藤岡が敬遠で1アウト満塁と津森を攻めた。
ここで中村は凡退するも「安田がライト前にクリーンヒット」でサヨナラを勝ち取った。

*安田10回サヨナラヒット。山口マルチ(ソロ含む)、佐藤マルチ2打点。中村マルチ。

・2023年7月24日(月)ZOZOマリンスタジアム
1番友杉、6番センター岡、7番ファースト茶谷。
スタメン:1.友杉2.中村奨3.安田4.DHポランコ5.山口6.岡7.茶谷8.佐藤9.平沢

ロッテ対ソフトバンク-13:2-1(9回サヨナラ):勝ち西村 ・負けオスナ

佐々木朗希先発試合:初回牧原にボテボテだが三塁線を破られレフト前ヒット、近藤の時に2盗成功された。
そして4番中村晃が若干ういたボールをうまくライトへ運ばれてタイムリーで1失点。

朗希はランナー出すと盗塁するホークス打線を落ち着いて抑えた。
中盤はストレートフォーク・スライダーをなげて「6回4安打9奪三振」、調子が今一つも好投。

7回は東妻・8回は中村稔弥がランナー出すも無失点に抑えた。
9回は西村が登板しノーヒットに抑えて最終回の反撃を待った。

攻撃陣初回・2回とH石川を攻めチャンスつくるも得点できず。
3回から石川は丁寧にストレートを内外角に配球、カット・パワーカーブがコーナーに決まり始めた。
ロッテ打線中盤まで7回4安打無失点と攻略できず。

8回登板松本の前にもランナー出せない。
9回は連夜の登場クローザー「オスナ」が登場。
ポランコがうまくライトへ2ベースで出塁すると、山口の内野ゴロで3塁に進む。

次打者岡が打った投ゴロで、代走3塁の小川が飛び出しホームを狙ったが、オスナにはさまれて三塁タッチアウト。これで2アウト1塁とチャンスがしぼんだかに思えたが、和田の代打「角中」は集中していた。
オスナの2球目の甘いボールを思い切り振りぬいた。
ライトスタンドへライナーで飛び込む2ランホームランを放った。

土壇場での代打逆転サヨナラにオスナがひざまづく。
頼れるベテラン角中が、またしても大仕事を成し遂げた。

*角中9回サヨナラ5号2ラン。

【まとめ】

初戦は西野のピッチングが光った。7回86球7安打無四球1失点と好投してチームに勝ちを呼んだ
ポランコはチャンスに強い。マルチ3打点とオールスターゲーム前の調子を維持。
中村奨吾・田村がタイムリーで貢献した。

2戦目はソフトバンクが小島を攻めた、序盤中盤とランナー出したが、3失点におさえた。
9回は両チーム抑え益田・オスナが登板して延長入り。
ロッテの粘りある攻撃が(モイネロを欠く)ソフトリリーフ陣にプレッシャー与えると、最後は安田がサヨナラタイムリーで決めた。

ソフトバンクの拙攻もあったが、7回ピンチでの坂本の好投に代表されるように、ロッテのリリーフ陣に強度あり、山口・佐藤ら主軸も仕事を重ね安田のサヨナラにつなげた。
*ソフトバンクはまさかの11連敗。

3戦目は石川に対してロッテ拙攻していやな展開。しかし佐々木朗希失点で本調子ではなかった。
石川も修正し好投。佐々木朗希との投げ合いで接戦に。終盤もリリーフ陣が好投。9回は西村が完璧に抑えた。裏クローザーオスナが登板し勝利を確信?。ピンチから一転2アウト1塁になったからだろうが、オスナのボールが少し甘く入った。それを見逃さないのが角中。代打で出てきて一振りで仕留めた。「角中の集中力」が勝った。

ソフトバンクベンチは9回2アウトとり後1人で連敗脱出できる局面から、一転してどん底へ突き落された。
全員が呆然。二晩続けてサヨナラを見せられるとは夢にも思わなかっただろう。
ロッテが諦めない野球の真骨頂を見せて2夜連続のサヨナラ劇、「ソフトバンクは悪夢の三タテ」。

ソフトバンクに3連勝。
ロッテが粘り強く攻め続けた。
オリックスが好調維持しているだけに負けるわけにはいかなかった。
(ソフトバンクはこのカード終わって泥沼12連敗)

結果

2023年7月22日~7月24日
千葉ロッテ対ソフトバンク11-13回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ3勝

2023年7月24日まで:千葉ロッテ45勝32敗4分:パリーグ2位

*最後までお読みいただきありがとうございました。