安田尚憲サヨナラ-石川初登場-2023-7-ロッテ対西武10-12

上位オリックス・ソフトバンクが堅調。
ロッテは相性のいい西武相手に勝ち越したい。

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・2023年7月4日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田
、4番レフトポランコ、7番DH佐藤
スタメン:1.池田2.藤岡3.中村4.ポランコ5.山口6.安田7DH佐藤8.田村9.藤原

ロッテ対西武-10:1-0(9回サヨナラ):勝ち西村・負けティノコ

西野先発試合西野がストレートカーブフォークをテンポよくコーナーに投げ込んだ。
変化球を丁寧に低めに決め完璧な立ち上がり。
源田・高木にヒット打たれても連打許さず、要所を締めた投球は流石西野だった。
7回5安打無失点で責任投球、味方反撃を待った。

8回ペルドモ、9回益田、10回澤村が無失点リレー。
11回は西村はスプリットがきれてた、マキノンにヒット・呉に四球でランナー出すも岸はストレートでうちとった。西武に流れを渡さず11回裏の味方反撃を呼んだ。

打撃陣初回L今井から池田デットボール・藤岡エラーで出塁し無死1・2塁も、中村が内野ゴロWプレーでチャンスを逃す。もったいなかった。
L今井は前回ノックアウトの雪辱、気合入ってた。
ストレートに球威あり、カットチェンジアップ変化球もキレあり球数少ない・8回まで1安打無失点に抑えた。

9回増田に無失点。
10回森脇が登板、2アウトから和田がフォアボール選び2盗成功、佐藤もフォアボール選び1・2塁も代打角中が決められず。

11回はLティノコから先頭藤原がライト2ベースで出塁すると池田が送り1アウト2塁。
藤岡がフォアボール選び中村は申告敬遠、1アウト満塁からポランコが打席に、変化球を見極めフォアボール選び「押し出しでのサヨナラ勝ち」。*11回藤原が2ベースうって起点になった。

*ヒットは安田・藤原の2本と淋しかった。

・2023年7月5日(水)ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田、2番レフト角中、8番ショート友杉。
スタメン:1.池田2.角中3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7佐藤8.友杉9.藤原

ロッテ対西武-11:2-1:勝ち佐々木朗希 S益田・負け平良

佐々木朗希先発試合:初回立ち上がり外崎に2ベース打たれ源田にセフティバント内野安打とかき回された。
いきなりノーアウト1・3塁とピンチにもマキノン・中村剛也をフォークで連続三振にとった。
朗希ストレート・フォークが制球できていた。

7回山野辺が安田のゴロファンブルで出塁し2盗決めるも古市をストレートで三振、蛭間をセカンドゴロでスリーアウト、球数少なく要所を締め、8回5安打11奪三振で無失点の好投。

9回は益田が登板、シンカーはキレてたが‥。
岸をショート内野安打で出し代打鈴木将にレフト2ベースで1点返された。
2アウト2塁一打同点の場面、平沼をフルカウントまでいくが最後は三振に切り逃げ切った。
*佐々木朗希がL平良との対決に勝利。今季リーグ最速の100奪三振を記録した。

打撃陣:平良はツーシーム・スライダー・スプリット変化球を投げ込んだ。
3回友杉がセンターへ2ベースヒットで出塁し池田のショートゴロの間に3塁へ進む。
2番角中が技有のセンターがえしタイムリーで先制した。

6回は先頭中村奨がレフトにソロホームラン打って2点目を取った。
L平良は8回佐々木健に交代。
*角中先制タイムリー。山口・友杉マルチ。

・2023年7月6日(木)東京ドーム
1番ショート友杉
、2番レフト角中、7番ファースト茶谷。
スタメン:1.友杉2.角中3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.茶谷8.田村9.藤原

ロッテ対西武-12:7-6(9回サヨナラ):勝ちペルドモ・負け佐々木健

小島先発試合:初回外崎にいきなりフォアボール2盗悪送球で3進、鈴木がセンター前ヒットで失点。
さらに中村剛也がフォアボール選んで2アウト1・3塁から岸がライトへタイムリーで2失点目。
2回も先頭佐藤龍をフォアボールで出すと古賀が送って1アウト2塁から源田がセンター前タイムリーで勝越し。
小島ストレート・スライダーがきまらずカウント悪くしてヒットされた。

5回は鈴木がセンターヒット・中村剛也に死球、マキノンがショート内野安打で1アウト満塁に、岸のショートゴロWプレーの間に鈴木がホーム戻り同点に追いつかれた。
小島修正できなかった。

6回は東妻が無失点、7回西村がソロ打たれ1失点、8回鈴木昭がソロ打たれて1失点と小刻みに追加点あたえて流れ悪くなるが、主軸ポランコの同点2ランで良き吹き返した。
9回横山が無失点に抑える好投で延長に入る。

10回はペルドモが無失点に抑え、裏のサヨナラを呼んだ。

打撃陣:初回與座をせめた。
先頭友杉がライトへポテンヒットで出塁、角中がフォアボール選び1アウト1・2塁からポランコが内野安打で満塁、安田がセンタータイムリーで同点に追いついた。

3回は中村奨がフォアボール選び2アウト1塁から、山口が左中間に飛び込む2ランで逆転した。
L勝ち越され2点差付いた終盤、8回森脇から中村奨がセンターヒットで出塁すると、ポランコが2球目をライトスタンドに同点2ラン。価値ある一打で振り出しに戻した。

延長10回L佐々木健に交代。中村奨がセンターへヒットで出塁すると代走和田が2盗成功、古賀の悪送球で3塁すすむ。山口が歩かされるも「安田がセンターへサヨナラタイムリー」を決めて見せた。

*安田「10回サヨナラヒット」でマルチ3打点。
山口8号2ラン。ポランコ8回2ラン。中村奨、友杉マルチ。
巨人から移籍の石川慎が東京ドームで代打、初登場いきなりセンター前ヒット。

【まとめ】

初戦は西野が好投でゲームを作った。
打線が今井からヒットも打てない中、負けることなく7回を投げ切ったのは流石の一言。
打線は今井にヒット1本に抑えられる。
しかしロッテリリーフ陣の無失点リレーで流れを止めると、11回ヒット起点にフォアボール選び勝利を勝ち取った。

元気のない打線に向けて、吉井監督の「絶対勝つメッセージ」が見えた試合。
少ないチャンスもつぶし2安打でよく勝てた試合。西武の8安打・拙攻にも助けられた。

2戦目はマリンで負けなしの佐々木朗希が登板。
L平良との投げ合いは接戦が必至だったが。
朗希はランナーを背負ってもフォーク・ストレートが冴える、相手の様子見て配球・要所を無失点に締めた。

角中が技ありタイムリーと中村奨ソロホームラン追加点を9回は益田が守り切った。
*佐々木朗希が規定投球回到達で「防御率トップ」に躍り出た。平良に土つける価値ある一勝。

3戦目は西武に相性のいい小島だったが、制球が決まらずランナーためてタイムリーと中盤までリズムつかめず。
ロッテ初回2点ビハインドでフォアボール選び安田タイムリーで同点に追いつく。

逆転許した3回は山口が逆転2ランと気持ちも負けない。
さらにL再リード許すもポランコの2ランで復活。
連敗の西武も必死、粘りのロッテがチャンス作ると安田が今季2回目サヨナラ、シーソーゲームに終止符うった。

西武3戦目に終盤粘って同点・勝越しは価値あり。
山口・ポランコ・安田が本来の勝負強さを発揮しつつある。これで中村奨が調子あげればさらに良くなる。移籍即出場「石川慎」もヒットで応える。期待の中距離打者の助っ人になるはず。中盤リリーフ陣の失点を主軸がカバーした。打線が奮起して西武から3連勝(9勝目)をもぎとった。

結果

2023年7月4日~7月6日
ロッテ対西武10-12回戦 ZOZOマリンスタジアム、東京ドーム
ロッテ3勝

2023年7月6日まで:千葉ロッテ38勝29敗:パリーグ3位

*最後までお読みいただきありがとうございました。