種市柿沼コンビ復活-安田逆転T-2023-6-ロッテ対楽天8-10

打撃陣に元気なし、攻守にミスが目立つ
上位チームは離れていく、どうにかしたいところ。

memo

・2023年6月30日(金)ZOZOマリンスタジアム
1番サード池田、6番ファースト井上、7番ライト角中。
*安田スタメンから外れた。
スタメン:1.池田2.友杉3.中村4.DHポランコ5.山口6.井上7.角中8.田村9.藤原

ロッテ対楽天-8:4-5:勝ち酒居 S松井・負けペルドモ

美馬先発試合:美馬今回も悪天候の投球、初回1アウト1・3塁とランナー背負うも抑える。
2回は鈴木大地にフォアボール出すと小深田に高く入ったボールをライトに2ラン先制された。
4回鈴木にヒット・小深田に内野安打で2アウト1・2塁になると大田がセンターにタイムリー2ベースで2点追加。
美馬6回まで粘投した。

味方が同点に追いついた後の7回は西村が無失点投球、8回はペルドモが島内にライトに勝越しソロをうたれた
9回は横山が無失点に抑えるも味方反撃無し。

打撃陣:則本から3回池田がフォアボール選び中村がセンター前ヒットで1アウト1・3塁に、ポランコがライト前にタイムリーで1点返した。
6回は山口・井上が連続フォアボールでノーアウト1・2塁から角中がライトへタイムリー2ベースでまず1点。
なおも2・3塁から安田がセンター前ヒットで2点いれて同点に追いついた。
さらに逆転のチャンスも藤原帰塁ミスなどでチャンスつぶした。
*ポランコマルチ。安田2打点。

・2023年7月1日(土)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡、7番ファースト井上。8番柿沼がスタメン。
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.井上8.田村9.藤原

ロッテ対楽天-9:10-2:勝ち種市・負け辛島

種市先発試合雨が降り風が吹く。悪天候のなか種市―柿沼の久々“柿の種”コンビ復活。
初回村林に12球粘られてフォアボール出す。小郷ヒット・浅村にセンタータイムリー、鈴木にレフト犠飛で2点とられた。
風の影響もあってかボールが高くなりがち抜け球もあり。ファールで粘られ球数増えた。
その後は次第にフォークの制球が安定、ストレートもコーナーに決まり種市ペースになった。

種市7回4安打2失点、コントロールが今一つでも粘ってゲーム作れた。

8回は東妻が無失点。9回は登板があいてた澤村が登板、強いストレートで3人かたずける好投。
連敗を3で止めた。

打撃陣:初回2失点の裏、E辛島から先頭岡がライトへ2ベースで出塁、藤岡がレフトヒットで1・3塁。中村奨がライト犠飛で1点返した。
続く山口がレフトに2ベースで2・3塁から、安田が外角ストレートを強振せずセンター前に「逆転2点タイムリー」

4回は2アウト後、柿沼がレフト前ヒットで出塁、和田がフォアボール選び1・2塁に。
岡が甘いボールをレフトスタンドに運んだ3ランで貴重な追加点あげた。

5回はかわった弓削から山口がセンターに飛び込む7号ソロ。
安田が2ベース井上がレフトタイムリー2ベースで8点目を入れた、ロッテ打線が止まらなくなった。
6回はヒットに相手エラーもからみ1アウト満塁から山口・安田が連続タイムリーで2点追加。
合計10点とゲームを決めた。
*安田3安打3打点、岡3安打3打点(4回3ラン)、山口3安打2打点(5回ソロ)。藤岡マルチ。

・2023年7月2日(日)ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡、7番ファースト井上。
スタメン:1.岡2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.井上8.田村9.藤原

ロッテ対楽天-10:4-11:勝ち藤井・負けメルセデス

メルセデス先発試合ストレート・カット・変化球の制球が安定しない。
2回フランコヒット田中にフォアボール出して1アウト1・2塁から、太田に浮いたボールを左中間奥に2点タイムリーで逆転された。

3回は三人アウトにして、エンジンがかかったかと思ったが、5回裏味方がチャンスに拙攻で得点できず。
6回少し流れが楽天に傾いた。
先頭浅村に特大のソロホームラン打たれた。
伊藤ヒット・フランコ四球で2アウト1・2塁、ここで投手交代。

リリーフ登板の岩下が暴投、フォアボールだして満塁のピンチから村林に甘いボールをセンターにタイムリー2ベース、走者一掃3点追加され6点に差が拡大。
岩下フォークが決まらず、ストレートも甘く入った。

7回から坂本が登板、8回に田中・太田に連続ソロで2失点。
9回は横山がヒット・暴投・山﨑タイムリー打たれ失点、さらにヒットと小川ファンブルなどあり2・3塁から村林に2点タイムリーうたれた。
リリーフ陣が楽天の勢い抑えられず。

打撃陣:初回は藤井の際どいボールを岡がよくみてフォアボール選び2盗成功。
藤岡のセンターフライで3塁に進むと中村奨がサードゴロの間にホームをおとしいれてノーヒットで先制できた。

その後は藤井の伸びのあるストレート、キレのある変化球を打てない。
5回は井上がセンター前ヒットで、田村がセフティバント気味に三塁にうまくころがす。
フランコがファースト悪送球でポランコは三塁に、田村もセカンド狙うが1-2塁間に挟まれアウトになった。
さらに藤原・岡がフォアボール選び2アウトながら満塁のチャンス作るも結局得点できず、チグハグだった。
藤井からフォアボール5個選ぶも、2安打では点とれない。

楽天はリードすると継投に入る。
6回渡辺、7回宋、8回内の前にロッテはランナーも出せない。
9回安樂から4安打3得点したが焼け石に水だった。

【まとめ】

初戦風が吹くZOZOマリン、前カードから守備の乱れなど細かなミスが続く。そんな流れ有。
美馬が4失点は痛い。
打撃陣は則本からベテラン角中の活躍で同点にまで追いつくも、野手が攻守でミス・精彩を欠いた。
流れを引き寄せられず。同点の8回ペルドモがソロ被弾したのは責められない。
最後はE松井に抑えられ万事休す。

2戦目は雨で人工芝がぬれ風が吹き荒れる悪天候。
種市立ち上がりストレート・変化球の制球が不安定で初回失点。
しかし直後1回裏に山口・安田で逆転できたのが良かった。

最近は2軍から選手を昇格即スタメン起用も活躍までに至らず。
攻守ともに力あるベテラン角中・岡がかわらぬ存在感をみせる。
初戦の角中が同点タイムリー。
2戦目岡の3ランは勝利を引き寄せる追加点。
ロッテの実力者がおごらず淡々と仕事をこなした。

2戦目前には吉井監督から若手選手相手に張りきっていこうという「カツ」があったそう。
それに選手が応えて若手が躍動、連敗を3で止めた。
ただ3戦目には続かなかった。
フォアボール選びランナーにぎわしても決定力が足りない。

これまでは足りないところを誰かがカバーして勝ってきたロッテ。
最近は軽率なミスも目立つ。

暑くなり投手陣はつかれが出るところ。
打線はスタメン争いの疲れか?つなげない・打てない。
なので投手に変なプレッシャーがかかり始めている。

若い選手が多くペナントレースも中盤に入り、疲れが出るのは当たり前。
色々経験しながらすすんでいる。

優勝争いするには駒も必要だが、戦うスタミナも必要。ロッテは本気の試行錯誤中。
上位にいるオリックス・ソフトバンクとは、その点で立ち位置がちょっと違う。

結果

2023年6月30日~7月2日
ロッテ対楽天8-10回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ1勝2敗

2023年7月2日まで:千葉ロッテ35勝29敗4分:パリーグ3位

*最後までお読みいただきありがとうございました。