ヤクルトに勝ち越し後半戦突入、最初のカードは広島。
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・2023年6月9日（金）ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田、2番藤岡、5番レフト山口、7番レフト岡がスタメン入り。9番和田
スタメン：1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.安田7.岡8.佐藤9.和田
ロッテ対広島-1：2-3：勝ち床田 S矢崎・負け西野
西野先発試合：西野ストレート・シュートとボール自体は悪くなかったが、細かいコントロールがきまらず。
3回西川に粘られ真ん中に入った球をセンター前に運ばれて先制点、さらに1・3塁から秋山にライト前ヒット打たれて2点目を取られた。変化球のキレもいまひとつ安定しなかった。
7回2アウト1・2塁から西川にうまく流れタイムリーで3点目入れられた。
西野遅いカーブが決まらず、要所でボールが高くなったり打たれた、コントロールに苦しんだ。
7回途中から坂本が登板し8回も投げて無安打無失点の好投。
9回は岩下が抑えた。
＊西野粘り強く投げて7回途中までゲーム作るも味方の援護なかった。
打撃陣：C床田ストレート・スライダー・ツーシームとコントロール良かった。
内外角に丁寧にパームも混ぜる、変化球を決め打たせた。
ストレートとも走っていたので緩急もきいた。
4回藤岡がファーストベースに当たるラッキーなライト線に2ベースで出塁すると、
中村がライトフライで走者は3塁へ、山口がセンター前ヒットで1点返した。
ただその後も床田テンポよかった。散発4安打。
9回かわった矢崎から藤岡がフォアボール選ぶ。
2アウト1塁からポランコがショート後方に落ちるタイムリーヒットで1点返したが、そこまで。
＊藤岡マルチ。
・2023年6月10日（土）ZOZOマリンスタジアム
1番ファースト池田、5番ライト山口、6番レフトで角中スタメン。
スタメン：1.池田2.藤岡3.中村4.DHポランコ5.山口6.角中7.安田8.植田9.岡
ロッテ対広島-2：5-4（サヨナラ勝ち）：勝ち益田・負け栗林
本前先発試合：本前はストレート・カット・チェンジアップを丁寧に投げた。
（ロッテが1点先制するが）3回ベテラン曾澤にセンターバックスクリーン横ソロHR打たれて同点に。
5回はストレートカット決まらず連続フォアボール、菊池にライト前にポテンヒットで1アウト満塁、西川が二ゴロWプレー崩れの間に同点に追いつかれたが、本前集中切らさずピンチを切りこの回を1点でしのいだ。
6回は東妻がツーシームスライダーフォークを低めに無失点ピッチ。
7回は西村が登板、秋山のレフト前おちる不運なヒットもあり4連打で2失点とられ逆転される。
しかし落ち着きは変わらず加点許さない。
8回は横山が抑える。すると8回裏に味方が同点に追いつき振り出しに戻す。
9回は益田が1アウト1・2塁のピンチを抑え、味方のサヨナラにつなげた
＊6回以降リリーフ陣が粘りの投球、ゲームを壊さず味方の反撃につなげた。
打撃陣：森下はストレート・カット・カーブ中心に投げこむ。
2回角中がC森下からライトスタンドにソロホームランで先制。
完璧に捉えた一撃。
3回岡がフォアボール2盗成功し藤岡ゴロで3進、中村がレフトへ勝ち越しタイムリー。
6回はポランコがヒット・代走友杉2盗・森下暴投で3塁へ、山口が四球選び代走小川2盗。
ノーアウト2・3塁から角中がライト犠飛で1点勝ち越した。
7回カープに逆転される。直後8回友杉がライトへヒット、小川が送り2アウト2塁にする。
角中が左中間へ技有のタイムリー2ベースで同点に追いついた。
9回は先頭佐藤がフォアボール選び岡がレフト前ヒットでつなぐ。
池田がバントを決めて1アウト2・3塁と栗林にプレッシャーをかけた。
ここで好調藤岡が変化球をセンター前にタイムリーをはなち、ロッテが「今季初のサヨナラ勝ち」を決めた。
＊角中3安打（1HR)1犠飛3打点大活躍。藤岡マルチ。
・2023年6月11日（日）ZOZOマリンスタジアム
1番ライト岡、4番にレフト山口、6番DH角中、7番ファースト茶谷、8番サード大下、
9番センター藤原。＊安田がスタメンから外れた。
スタメン：1.岡2.藤岡3.中村4.山口5.茶谷6.DH角中7.大下8.佐藤9.藤原
＊藤原がスタメン復帰。
ロッテ対広島-3：6-5：勝ち佐々木朗希 S益田・負け黒原
佐々木朗希先発試合：佐々木は160k超ストレート・フォークも鋭く落ちて4回までノーヒットピッチ。
5回に内野安打フォアボールヒットで満塁とされ、ファールで粘る羽月に9球目をうまく流された、レフトタイムリーで2失点。6回はランナーだすも無失点。7回は志願して登板、抑え切った。
8回は坂本が登板、先頭野間にヒット・松山にフォアボール与え2アウト2・3塁まで持ってくるが、田中にセンタータイムリー打たれ2点返された。
坂本からペルドモに交代、無失点に抑えピンチ脱出。
9回は益田が登板、1アウト1・2塁のピンチになる。
つづく秋山にしぶとくライト前ヒットうたれ1点差に。
さらに代打菊池にフォアボールあたえて満塁のピンチも、坂倉を三振、田中をセカンドゴロに打ち取って逃げ切った。
＊佐々木朗希「7回今季最多109球5安打10奪三振2失点の好投」。
益田連日接戦での登板・疲れのある中、結果で応えた。
打撃陣：C黒原から初回チャンス作るも得点できず。
3回は藤原がセンター前ヒットで出塁、岡がレフト前ヒットで1・2塁に。
藤岡が送りバント成功で1アウト2・3塁、中村がフォアボール選んで満塁に拡大。
続く山口は甘いボールを逃さず豪快に振り切った、「レフトスタンドに入るグランドスラム」で一挙4点を先制した。
Cが反撃して5回2点差に詰めた。
その裏中村がレフト前ヒットでつくった1アウト2塁から、山口・茶谷がフォアボール選んで満塁にチャンス広げる。
ここで角中が左中間を破るら技有2点タイムリーで4点差と、カープを突き放した。
＊山口3回満塁ホームラン。岡・中村奨吾マルチ。角中2点タイムリー。
【まとめ】
初戦の西野はコントロールに苦戦。広島の積極的な打撃をかわしつつ6回までゲームを作る。
ピンチも気持ちの強さでねばれた。
C床田はコントロール良く要所でストレートのキレもあった。
対戦がない好投手、緩急も使われたら連打するのは難しかった。
2戦目本前が今季初先発、制球に苦しみながらも5回投げて2失点とゲームはつくる。
継投陣がつないで終盤味方の逆転につなげた。
終盤ロッテ打線は盗塁も使いつつ粘りあり。
角中が今シーズン初猛打賞でチームを鼓舞、9回藤岡はチャンスに冷静・サヨナラタイムリーで決めた。
9回表同点の場面で益田を投入するなど、吉井監督の気持ちも出た試合。
3戦目は佐々木朗希がカープ相手に順調な立ち上がり。広島も次第に粘りを見せはじめる。
5回にはワンチャンスを羽月のタイムリーで2点失点。
佐々木は7回までなげきり5勝目、エースの風格があった。
最後はリリーバー益田が、カープの執拗な攻撃を抑え切った。
初戦の負けにロッテ打線主軸が奮起。
ベテラン角中が躍動、中村がタイムリー、藤岡がサヨナラ打、山口が満塁ホームランと主軸の活躍で取り返した。
リリーフ陣も連投できつい連戦中、益田が最後の最後踏ん張る。
先発につかれが見える時期、上がってきた本前・横山らが頑張りを見せた。
打線は対戦少ない投手相手に、好球必打で凡退もあったが、フォアボール選び盗塁決めるなど粘りも忘れていない。
ベテランが活躍し接戦に持ち込むと、リリーフ陣も踏ん張る。
しびれる接戦をロッテらしい戦い方でものにした。
＊＊特に2-3戦角中の活躍は半端なかった＊＊
「交流戦後半戦スタートを勝越せた」のは良かった。
さらに3戦目は藤原が戻ってきたのは明るいニュース。
得点力のさらなる上積みを期待。
＊2023年のセパ交流戦はまれにみる混戦。
残り2カード勝ち越せたらロッテの力がついてきた証拠。
序盤負越して交流戦最下位からの巻き返しが続く。勝越しが続くも今年のロッテは満足しない。
上位に食い込む力をもっている。
結果
2023年6月9日～6月11日
ロッテ対広島1-3回戦 ベルーナドーム
ロッテ2勝1敗
2023年6月11日まで：千葉ロッテ30勝21敗3分：パリーグ首位
＊最後までお読みいただきありがとうございました。