メルセデス初勝利-井上2盗成功-2023-5-日本ハム対ロッテ7-8

ロッテ投手陣堅調3連勝でエスコン入り。日本ハムも若手が台頭して調子あげる。

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・2023年5月13日(土)エスコンフィールド
1番サード池田、3番に藤原、4番に中村、5.ファースト茶谷、6番にDH安田。この組み合わせは初めてか。
スタメン:1.池田2.藤岡3.藤原4.中村奨5.茶谷6.DH安田7.平沢8.江村9.和田

日本ハム対ロッテ-7:5-0:勝ち加藤貴之・負け森

森先発試合:森は立ち上がり調子に乗れなかった。
ストレートが今ひとつでファールで粘られて球数も増える。
2回2アウト1・2塁のピンチは脱するも3回つかまった。
アルカンタラに四球与えると、2アウト後にマルティネスにヒット打たれ1・3塁、福田を打ち損ねサードゴロに打ち取るも内野安打になり3塁ランナー帰って先制された。つづく上川畑にライトタイムリーで2点目とられると、江越に甘い変化球を左中間に3ラン打たれ計5失点。

5-6回は廣畑、7回は坂本、8回は岩下が無失点に抑えるも味方が反撃できず。

打撃陣:加藤貴之はストレート・カットが内外角に決まり多彩な変化球も低めにコントロール。
粘るも序盤だけ、次第に加藤ペースで無四球・完封負け。
ロッテは散発4安打で2塁を踏めなかった。
*加藤はエスコンFで初の完封勝利投手に。

・2023年5月14日(日)エスコンフィールド
1番ショート友杉、2番に藤原、3番に中村、4番にDH井上、7番レフト岡。
スタメン:1.友杉2.藤原3.中村4.DH井上5.茶谷6.安田7.岡8.田村9.和田

日本ハム対ロッテ-8:2-5:勝ちメルセデス S益田・負けメネズ

メルセデス先発試合:立ち上がりストレートが決まり調子は悪くない。
2回は福田をピッチャー強襲内野安打で出し、万波に暴投なげて3塁に。
安田のゴロ後逸で1アウト1・3塁になると、上川畑のファーストゴロを茶谷が後逸で1失点。
伏見にライトタイムリー打たれ、エラーがらみで2点失うも、乱れることはなかった。
3回以降は無失点投球。

7回はペルドモが登板、3安打打たれるも2塁牽制でアウト取るなどして無失点に抑えた。
8回は澤村が11球無安打無失点、9回は益田も11球無安打無失点の好投で逃げ切った。
*メルセデスは2回ミスがらみで失点も、「6回被安打4四球1」の好投で今季初勝利を飾った。

打撃陣序盤メネズに抑えられたが足を絡めて崩した。
3回1アウト後和田がセフティバントヒットで出塁・2盗成功。友杉がセンター前ヒット1・3塁、友杉も2盗成功。
ここで藤原がセカンド内野安打・タイムリーで1点返す。中村がセンター犠打で同点に追いついた。

なおも井上がライト前ヒットで1・3塁から「井上が2盗狙う」という奇策に出ると、キャッチャー伏見が2塁悪送球して3塁走者藤原がホームに返り逆転。
4回は安田が2ベース、岡のショートゴロで3進し田村がスクイズを決め4点目とる。
8回は茶谷が四球選び安田がライトにヒット、岡が四球選び田村がレフトに犠飛で追加点をとってゲームを決めた。
田村のスクイズと犠飛で2打点が大きかった。

*藤原・安田・和田マルチ。
和田2盗塁、友杉・井上・茶谷が1盗塁。(井上は5年ぶりの盗塁成功)

【まとめ】

初戦はF加藤の好投に打線が抑え込まれたが、2戦目は思い切ったスタメン変更が当たった。
下位和田が起点となって足でかき回す、友杉も盗塁で揺さぶった。上位もヒットで結果出す。
3回藤原・中村がうって同点後は“井上の2塁へ盗塁”で逆転成功。

相手捕手の驚きからミスを誘う奇策?は相手だけでなくロッテファンもビックリ。
「井上の記録にも記憶に残る走り」で勝ちを呼び込んだ。
良い流れにすると堅調なロッテ投手陣が3点差を守り切った。

*ここまで勝ち運が無かったメルセデスに初勝利がついて良かった。
藤原が3塁打を放ちいい感じ、中村・田村はしっかりと打点を決めるベテランらしい仕事。
安田もチャンスメイク、和田も本来の足をみせてきた。
この調子でチーム一丸頑張って欲しいです。

結果

2023年5月13日~5月14日
日本ハム対ロッテ7-8回戦 エスコンフィールド
ロッテ1勝1敗

2023年5月14日まで:千葉ロッテ19勝14敗1分け:パリーグ2位

*最後までお読みいただきありがとうございました。