ブルペンDAY勝利-益田Mで100S-2023-5-ロッテ対オリックス6-8

2位ロッテがZOZOマリンスタジアムで首位オリックスとの3連戦。

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・2023年5月16日(火)ZOZOマリンスタジアム
1番ショート友杉に、3番藤原、4番DH井上、5.ファースト茶谷、7番レフト岡。
スタメン:1.友杉2.藤原3.中村4.DH井上5.茶谷6.安田7.岡8.佐藤9.和田

ロッテ対オリックス-6:1-1(12回引分):勝ち―・負け―

種市先発試合:種市外角低めストレートのコントロール良かった。
3回紅林のインコースストレートを狙われた?、レフトにソロホームランで先制された。
スライダーフォークを低めに打ち取っていく。フォークにばらつきあるも球数少なく抑えた。

種市中盤からはフォークも低めに落ち始めて「9回を3安打1失点」の好投。
10回益田・11回ペルドモ・12回西村がノーヒットピッチも素晴らしかった。

打撃陣:宮城初回友杉がライトへヒット藤原がショート内野安打で1・2塁、中村が送り1アウト2・3塁のチャンス作る。井上茶谷インコースに力のある速球を打ち返せず。

4回茶谷がレフトへヒット・安田がライト前ヒットで1アウト1・3塁に、岡のセカンドゴロの間に茶谷がホームに返って同点に追いついた。

宮城のスライダー・チェンジアップを内外角に決め緩急も交えた投球を捉えられなかった。
8回宮城からリリーフ陣の登板、阿部-本田-山﨑颯-平野-ワゲスパックとそれぞれ力があり勝ち越し難しかった。
*藤原マルチ。
友杉3安打。積極的なバッティングで高めストレートをライトへヒット2本は素晴らしい。

・2023年5月17日(水)ZOZOマリンスタジアム

**藤原が右太もも裏痛みで離脱**

1番平沢、2番藤岡、4番茶谷が昇格、5番安田、6番岡、7番DH大下。*茶谷が初の4番。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.中村4.茶谷5.安田6.岡7.DH大下8.田村9.和田

ロッテ対オリックス-7:7-3:勝ち小島・負け田嶋

小島先発試合:小島コントロール良かった。ストレートの出し入れ、右バッター外チェンジアップも効果的、変化球も丁寧に決めた。
6回まで無失点だったが、7回ゴンザレス2ラン失点はもったいない。
それでも8回まで投げて4安打は流石。9回は坂本が1失点に抑えて勝利した。

打撃陣:田嶋ストレート変化球がきれいに低めに決まる。
4回藤岡がセカンド内野安打で出塁、中村が甘いボールをセンターヒットでノーアウト1・3塁から「初4番茶谷」が甘い変化球を左中間に先制タイムリー。なおも安田が詰まりながらも振りぬいてセンター前にタイムリー。

5回は平沢がフォアボール選び藤岡がバントで1アウト2塁から茶谷が3塁ベースに当たるタイムリーで3点目をとり、安田がライト線破るタイムリー2塁打で田嶋をノックアウト。
代わった漆原の初球を岡がタイムリーでこの回3点追加した。

8回は和田がセフティバントで出塁し平沢が送ってチャンス作ると、藤岡がライト前ヒットで1・3塁に。
ここで中村が右中間を破るタイムリーで追加点加えた。

ランナー出し送りバントも決め作ったチャンスに主軸が決めた。
ロッテは理想的なゲーム運びだった。

この勝利で首位に浮上した。

4番茶谷が2度のタイムリー
中村・安田マルチ2打点、藤岡3安打。大下が移籍後初ヒット。

・2023年5月18日(木)ZOZOマリンスタジアム
1番から4番変わらず。6.DHポランコ、7番レフト角中、9番センター岡。
スタメン:1.平沢2.藤岡3.中村4.茶谷5.安田6.DHポランコ7.角中8.田村9.岡

ロッテ対オリックス-8:5-1:勝ち岩下S益田・負け山﨑福

廣畑先発試合:12m強風がふく中、(プロ初先発)廣畑の150k超ストレートが走っていた。
チェンジアップが有効・カットが決まり1-2回を無失点。
3回は岩下は丁寧にコースに投げ無失点。
4回は東妻が登板、先頭をショート内野安打で出すも中川三振で2盗塁もさした。
クイックからのフォーク・スライダーが冴え2回を無失点に抑えた。

6回は西村、7回ペルドモ、8回小沼と無失点リレー。
9回登板の坂本はストレートで押しすぎたか連打で1失点も、最後は益田がしめて勝利した。
*益田は「パリーグ初同一球団100セーブ」を達成。

打撃陣:初回山﨑福をせめるもチャンスいかせず。
3回は藤岡が四球選び2盗塁成功、安田がセカンド内野安打で先制した、2塁ランナー藤岡が好走塁。
6回田村がレフト2ベースで出塁すると岡が3塁ベースに当たるタイムリー2ベースで2点目。
7回は四球と相手エラーから満塁にすると和田がフォアボール選び押し出し、「田村が3塁線を破る2点タイムリー」でダメ押しした。
*中村・田村・岡マルチ。

【まとめ】

初戦種市の投球が光った。ゲーム内で修正していく能力は投げるたびに進化。
ソロHRで失点も連打許さず9回投げ切った。
10回は益田、11回はペルドモ、12回は西村が無失点リレーで堅かった。
オリ宮城・リリーフ陣もいいので打線が沈黙も仕方なし。
友杉は2塁上走塁ミスあったが、猛打賞と好守備で首脳陣にアピール。
*両チームにファインプレーあり堅守も目立った好ゲーム。

2戦目は小島の投球に安定感あり。
「4番茶谷がタイムリー」で期待に応えると安田・中村も続いた。
藤岡も3安打と仕事をした。久々に気持ちよく打線が繋がった。
初4番茶谷がタイムリーでチームに流れを引き寄せた。

3戦目は佐々木朗希登板回避でうまれた「ブルペンデー」だった。
強風の中、1-2回は廣畑-3回岩下-4-5回東妻が無失点投球、さらに6回は西村7回ペルドモ8回小沼と見事な無失点リレー。9回坂本は連打で1失点も最後は益田しめて勝利した。

3戦目吉井監督のプラン通りとはいえリリーフ陣がつないでの勝利は簡単ではない。
ロッテ投手陣の技術が上がっている証拠だろう。皆が風に負けない集中力を持っていた。
打線も粘りがあった。チャンスに安田・岡が結果を出した。
また田村の活躍が光った。
投手6人の継投を好リード無失点、打っては「ダメ押しタイムリー」と獅子奮迅の活躍をした。

*3戦通じて各バッターに粘りがあった。ランナーが出ると次打者はしっかりとバントを決めた。
つないでしぶとく得点した。
安田・中村・岡が調子を上げてきた。

【吉井監督マジック炸裂】
初戦は種市に9回をまかせる。
2戦目小島には翌日ブルペンデーの関係で長いイニングを依頼。
3戦目はリリーフ陣に前もって担当回を指示する。
「すべてがはまっての勝ち越し」
吉井監督のプランには驚くばかり。
先発陣の成長もさることながら、
リリーフ陣の好投は今シーズンさらなる活躍を想像させた。
とにかくロッテの良いところが出た3連戦だった。

結果

2023年5月16日~5月18日
ロッテ対オリックス6-8回戦 ZOZOマリンスタジアム
ロッテ2勝1分け

2023年5月18日まで:千葉ロッテ21勝14敗:パリーグ首位

*最後までお読みいただきありがとうございました。