2023ロッテ打撃陣-3-4月対戦一巡-吉井Mスタメン始動

千葉ロッテの2023年シーズンは各球団との対戦が一巡しました。
各試合のスタメンを書き出してみました。
そこから見えた吉井監督の構想を勝手に推測してます。
*上から日程、対戦カードと結果・先発メンバー・勝敗、成績良かった打者です。
(順序は前後してます)

2023年3-4月-対戦カード一巡目

【ソフトバンク開幕カード1-3回戦:3敗】

・2023年3月31日(金)PayPayドーム
スタメン:1.荻野2.中村3.山口4.井上5.DHポランコ6.安田7.田村8.藤岡9.藤原
4番は井上、堅いメンバー編成にみえた。
ソフトバンク対ロッテ-1:4-0:勝ち大関・負け小島
散発5安打。

・2023年4月1日(土)
スタメン:1.荻野2.中村3.山口4.DHポランコ5.安田6.井上7.田村8.藤岡9.藤原
初戦と変化なし。
ソフトバンク対ロッテ-2:7-0:勝ち藤井・負け種市
散発3安打。

・2023年4月2日(日)
ソフトバンク対ロッテ-3:5-3:勝ち東浜Sオスナ・負け美馬
Mは早くもスタメンを大幅入替。打順が変わらないのは藤原だけ。
1.岡2.友杉3.荻野4.中村5.DH角中6.山口7.安田8.松川9.藤原
角中・山口・藤原マルチ。

【日本ハム1-3:3勝】

・2023年4月4日(火)ZOZOマリンスタジアム
スタメン:1.荻野2.DH角中3.中村4.山口5.ポランコ6.安田7.佐藤都8.藤岡9.藤原
DH角中の打順が2番に上がった。ショートは8番藤岡。
ロッテ対日本ハム-1:6-4:勝ち西野S益田・負けポンセ
藤岡4安打。藤原・荻野マルチ。
*吉井監督初勝利!!

・2023年4月5日(水)ZOZOマリンスタジアム
ロッテ対日本ハム-2:2-1:勝ち中森S益田・負けメネズ
スタメン:1.荻野2.DH角中3.中村4.山口5.ポランコ6.茶谷7.藤岡8.田村9.藤原
安田が外れて茶谷がサードに入った。
山口・藤原マルチ。

・2023年4月6日(木)ZOZOマリンスタジアム
ロッテ対日本ハム-3:6-1:勝ち佐々木朗希・負け加藤貴
2番ショートに友杉、7番に岡が入った。
スタメン:1.荻野2.友杉3.中村4.山口5.DHポランコ6.茶谷7.岡8.松川9.藤原
荻野マルチ、中村奨吾3安打。
**試合終了後「荻野」の故障が判明した。**

【楽天1-2:2勝】

・2023年4月8日(土)ZOZOマリンスタジアム
1番は藤原。レフトに岡、ライトに平沢が入った。
スタメン:1.藤原2.友杉3.中村4.山口5.DHポランコ6.岡7.安田8.田村9.平沢
ロッテ対楽天-1:5-4:勝ち澤村S益田・負け西口
平沢2ラン、岡・安田マルチ。

・2023年4月9日(日)ZOZOマリンスタジアム
友杉にかわり2番ショートに藤岡が入った。安田が6番に。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村4.山口5.DHポランコ6.安田7.岡8.佐藤9.平沢
ロッテ対楽天-2:10-1:勝ち種市・負け岸
藤原2安打HR3打点、安田3安打1HR4打点。

【西武1-3:1勝2敗】

・2023年4月11日(火)ベルーナドーム
2番に藤岡、4番DHに山口、安田がサード5番。ポランコが外れた。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村4.DH山口5.安田6.井上7.岡8.平沢9.松川
西武対ロッテ-1:8-3:勝ち平良・負け美馬
中村奨吾2ラン。

・2023年4月12日(水)ベルーナドーム
2番ショートに友杉が入った。安田が6番に。5番にDHポランコ。
スタメン:1.藤原2.友杉3.中村4.山口5.DHポランコ6.安田7.井上8.田村9.平沢
西武対ロッテ-2:3-5:勝ち西野S益田・負け隅田
藤原3安打。ポランコ・井上タイムリー。

・2023年4月13日(木)県営大宮
友杉にかわり2番ショートに藤岡が入った。佐藤が6番ファースト。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村4.山口5.DHポランコ6.佐藤都7.安田8.田村9.平沢
西武対ロッテ-3:2-0:勝ち今井・負けメルセデス

【オリックス1-3(2戦目は雨天中止):1勝1敗】

・2023年4月14日(金)ZOZOマリンスタジアム
2番ショートに藤岡。7番ファーストに茶谷、安田が5番に。
スタメン:1.藤原2.藤岡3.中村4.山口5.安田6.DHポランコ7.茶谷8.佐藤9.平沢
ロッテ対オリックス-1:2-0:勝ち佐々木朗希S澤村・負け山本由伸
安田・茶谷がマルチ。

・2023年4月15日(土)ZOZOマリンスタジアム
雨天中止。

・2023年4月16日(日)ZOZOマリンスタジアム
2番ショートに友杉、7番に井上、9番にライト岡が入った。
スタメン:1.藤原2.友杉3.中村4.山口5.安田6.茶谷7.井上8.佐藤9.岡
ロッテ対オリックス-3:1-2:勝ち宮城S平野佳・負け種市

【一巡目終了までの成績】
千葉ロッテ:7勝6敗:オリックスと並んで3位。

【打撃陣にみえた戦力構想の一部】

ショートが目まぐるしく変わる。藤岡は友杉と競った。
茶谷はショートにこだわらず、サードやファーストでの起用もあり、茶谷の打力を活かす。調子を上げてオリックス戦では結果を出した。
DHは長打が魅力のポランコ起用も率が不安定、角中も併用し補完目指す。
藤原の活躍は序盤の原動力になった。粘ってのヒットに走塁は素晴らしい。短期間の活躍は以前経験済み・これが続けられるかに注目。
山口は打撃をいかすべくDHの他にファーストやライトも守る。打撃姿勢を低くタイミングをしっかりとって打つ形に、コンタクト率はあがっているがフォームが小さくなっているような気もする。
安田は好球を逃し追い込まれるという打撃から積極的に打ちに行く姿勢へと変化。
友杉は打撃に思い切りもあり器用さも見える。
荻野離脱後の楽天戦は、平沢が起用に応え穴をカバーした。ただ残念ながら続いていない。ライトは岡もいる。
盗塁数は多くないが相手にプレッシャーをかける走塁はロッテらしかった。

スタメンのこれほど激しい入替はいままで無かった。
「自分の頭で考え、自分の責任で行動する」
果敢に挑み続ける選手を登用する。
「勝ちにこだわったプレーができる選手を育てたい」
競争の先に吉井監督の目指す形がある。

今季のスローガンは「今日をチャンスに変える」
固定なき戦いは勢いを生むはずだ。
髙部・荻野が戻ってきたら一層競争が激しくなる。

*【注意】個人的な意見です。
最後までお読みいただきありがとうございました。