石川対決は歩に軍配-3連勝-2022ソフトバンク対ロッテ18-20

ロッテは連戦の最後は京セラドーム大阪でソフトバンク戦、ソフトバンクは前日本ハム戦に勝越し。
主力を欠くソフトバンクだが28日終了時で2位西武とは0.5ゲーム差で1位(貯金は10)。
一方千葉ロッテは首位と7ゲーム差で借金4とまだまだ差はある。
勝越しが続いているのでこのカードも勝越しを狙いたい。
初戦29日の1日空いて30-31日はPayPayドームでソフトバンク2連戦、
対戦相手は同じソフトバンクでの跳び3連戦。
(なのでまとめて記事を書いています)

対ソフトバンク戦18-20の結果

2022年8月29日(月)
ソフトバンク対ロッテ18回戦 京セラドーム大阪
2 対 3 でロッテの勝ち
勝ち:東條 Sオスナ   負け:津森

2022年8月31日(木)
ソフトバンク対ロッテ19回戦  PayPayドーム
0 対3 でロッテの勝ち
勝ち:石川歩  Sオスナ   負け:石川柊太

2022年9月1日(金)
ソフトバンク対ロッテ20回戦  PayPayドーム
0 対 7 でロッテの勝ち
勝ち:美馬    負け:レイ

【3連戦の成績】
2022年8月29日~9月1日
2022ソフトバンク対ロッテ18-20回戦
対ソフトバンク 3勝 0敗  ロッテこのカード3連勝した。

トピックと感想

【初戦は】期待の森がプロ初登板。
ソフトは奥村が登板。
ロッテは初回髙部が奥村の高めをうまくとらえた、ライトへソロホームランで1点先制。
森は初回先頭今宮にセンター前ヒットが出ると野村にタイムリー3ベースで同点に、
さらに1アウト3塁からデスパイネに三遊間を破られ2点取られた。
森は制球は悪くなかったが、ソフト打線を抑えるには球に力が今一つだった。

4回からは岩下がリリーフ、ストレートを中心にスライダー変化球を投げ込んだ。
4回は無失点に。5回はフォアボールを与えてヒットなどで1アウト1・2塁のピンチになるも、
今宮をショートゴロに打ち取った。
岩下2イニングを無難に打ち取り、実戦3度目の登板も抑えた。
順調に登板を重ねる。

ホークスは6回から甲斐野が登板。
ストレートとフォークを投げ込んできた。
6回は荻野がレフトにヒットで出塁すると髙部が送って、ランナー2塁へ。
中村奨がセンターへヒット打ち1・3塁のチャンスを作る。

ここで山口航がレフトに同点タイムリーを放った。

2アウト1・2塁で安田を迎えるところでHは嘉弥真にスィッチ。
安田はセンターフライに打ち取られたものの‥。

7回には佐藤都がフォアボール選び小川が送って2アウト2塁に。
荻野がライトへタイムリー3ベースで勝越した。荻野らしい逆方向へパンチの利いた一打だった。

6回からは東條唐川ゲレーロとつないで、最後はオスナがしめた。
4人がソフトバンクの反撃を断って初戦に勝利した。

2戦目は】石川歩がベテランらしい投球。(松川が先発に復帰)
ストレートがコントロール良かった、シンカー・カットも低めに決める。

マリーンズ打線は立ち上がり制球が今一つの石川柊太を攻める。
初回連打でノーアウト1・2塁のチャンスも中村奨山口が得点できずいやな立ち上がりだったが、
石川歩がテンポよく4回まで無失点に抑えた。
ヒットは打たれるが連打を許さない、球数も少なかった。

4回中村奨がレフト前にヒットで出塁すると山口航がフォアボール選び1・2塁に、井上のセンターフライで中村が3塁に進んだ。ここで5番安田がレフトへ先制タイムリーを打った。
続く岡もデットボール受けて満塁となると、松川がセカンドゴロうって3塁走者をホームに向かい入れた。
石川柊太の乱れに乗じた。ねばって2点をもぎ取った。

石川が6回まで無失点に抑えたあと、7回は唐川が好投。

8回は安田がライトへソロホームランを打った。
貴重な追加点をあげた。

8回はゲレーロ・9回はオスナが無失点に抑えてソフトバンクの反撃を抑えた。

【3戦目は】美馬が先発で3連勝を狙う。
ストレートも良かった。多彩な変化球も生きていた、コンビで打ち取っていく。
2回はM井上がライトにソロホームランで先制点をとった。
レイを足で揺さぶったのも見逃せない、作戦か?
井上が低めをよくライトスタンドポール際へ持っていった。

レイも首をかしげる打球だった。

さらに3回先頭荻野がフォアボール選び、髙部の打席で2盗成功。
レイを足で揺さぶり髙部もフォアボールで1アウト1・2塁のチャンスを作る。
続く中村奨がレフトにタイムリーで2点目をいれた。
山口のセカンドゴロでアウト1・3塁も井上が3塁線を破る痛烈な2点タイムリー2ベースを放った。
1打席から続いていい当たりだった。

8回は東條が無失点に抑えた。
9回の表は2アウトから荻野が2ベースで出塁すると髙部がレフトにタイムリー、
つづいて中村奨がレフトスタンドに完璧な当たり・2ランホームランでダメを押した。
裏は廣畑が無失点に抑えてマリーンズ3連勝を飾った。

初戦は森が失点も、急遽リリーフの岩下がゲームを落ち着かせた。
髙部がホームランで先制、山口が同点タイムリー、荻野が勝ち越しタイムリーと上位打線がつないで逆転する。

リリーフ陣がリレーでこたえた。
マリーンズの勝ちパターンが復活した。

2戦目も安田がしっかりとヒットをうって先制点を挙げた。
石川がピンチなるも粘りの投球で6回まで無失点に抑えた。

安定感を増しているリリーフ陣が登板して、最後はオスナで勝ち切った。
マリーンズの勝ちパターンで試合が進んだ。
2戦目で勝ち越せたのは大きかった。

3戦目は美馬が調子よかった。ストレートに勢いあり、変化球もキレてた。
先制はマリーンズ、2回にレイから井上が豪快にライトポール際にソロHR。
3回にも中村奨と井上のタイムリーで追加点。

美馬は2回以降スライダー・カット・フォークなど変化球を駆使してペースをつかんだ。
7回117球無失点の力投で、連投が続くリリーフ陣を休ませることが出来た。

井上が2回レイの失投とは言えないボールをライトへホームラン。
次打席はインコースを狙っての3塁線への引っ張りでタイムリー。
見事な活躍でレイのリズムを狂わせた。
井上がチームを牽引した。