ロッテと西武はここまで5勝5敗0分と5分の戦い。
千葉ロッテの対西武の戦成績を見ると、
防御率・打率・得点・安打・本塁打がいずれもLに負けている。
最近は勝ち越しできていないが、最初のカードが3連勝できたのが大きい。
意外にも点の取り合いでなく投手が頑張っての接戦になっている。
佐々木朗希が抑えているのもある。
山川が離脱していたのも大きい。
*マリーンズ打線はL戦で本塁打が1本しか出ていないので、
今カードはレアード・安田・山口航輝・佐藤都に一発を期待したい。
2022年7月12日(火)
西武対ロッテ 11回戦 ベルーナドーム
2 対 4でロッテの勝ち
勝ち: 本前 S益田 負け:松本
前回松本に負けているので今試合はやり返したかった。
早打ちしないでしっかりと見極めて球数を投げさせた。
本前は立ち上がり良かった。
ストレート・カット・スライダーが決まる。
フォアボールは出したが、
要所でチェンジアップも決まり西武打線を打ち取った。
5回髙部が相手エラーで出塁すると、
中村奨がレフトに2ランホームランで先制。
裏に源田にうまく打たれた、
レフト前に落ちるタイムリーで1点返されるも後続をきった。
マリーンズは6回に安田のショートゴロの間に得点。
7回は相手ミスから得点してリードを広げた。
本前は5回4安打4四球を1失点に抑える好投。
6回は小野、7回東條、8回オスナが無失点に抑えた。
9回は益田が愛斗のソロHRの1失点に抑えて
マリーンズが接戦を制した。
*藤岡がマルチ安打を記録。
2022年7月13日(水)
西武対ロッテ 12回戦 ベルーナドーム
3 対 0 で西武の勝ち
勝ち:エンス S 平良 負け:石川
石川はストレートいまひとつだったが、
ツーシームやシンカー・カーブを駆使して打ち取る。
2回オグレディに少し浮いたボールを
右中間に先制ホームランを許した。
マリーンズはエンスをせめた。
初回フォアボールヒットで2アウト満塁にするも得点できず。
3回はフォアボールとヒットで無死満塁も、
中軸の安田・佐藤都が三振、レアードが凡退でチャンスつぶした。
再三ランナー出すも得点できず。
石川は7回にタイムリー打たれるも、
5安打3四球2失点と好投。
投球術をつかいゲームを作った。
応えたいマリーンズ打線だったが、
4回も2アウト2・3塁も点が取れない。
5回までエンスを攻略できなかった。
8回は佐々木千が1失点。
6回森脇・7回本田・8回水上から点が取れない。
9回は平良がしめた。
*チャンスにタイムリーが出なかった。
石川の好投に応えられず完封負けは残念。
2022年7月14日(木)
西武対ロッテ 13回戦 ベルーナドーム
2 対 1 で西武の勝ち
勝ち:今井 S平良 負け:二木
前回登板で好投した二木、今登板もゲームを作りたい。
立ち上がり制球がいまひとつ。
初回自身の暴投でピンチも無失点に。
M打線は今井も制球がきまらなかったが、
3回は先頭出し1アウト1・2塁も攻めきれず。
スライダーチェンジアップも決まり始める。
5回に佐藤都が浮いたボールをしっかりと叩いた。
右中間にソロホームランで先制。
3戦目は二木の序盤、調子が今一つも無失点に立ち上がる。
5回にヒットでランナー出すと乱れた。
連続ヒットと内野ゴロで1点返された。
つづいて愛斗に低めの変化球をすくわれレフトに逆転タイムリー。
*愛斗の執念がまさった。
今井が要所を締めた。
Mは6回2アウト2・3塁も角中が今井の“ストレート”に対応できず。
5-6回は小野が好リリーフ。
7回は東條が無失点に抑える。
すると8回L水上から髙部中村奨と連続ヒットで1・3塁。
つづき安田がフォアボール選びノーアウト満塁の大チャンスだったが、
井上がサードゴロWプレー、角中も“変化球”に三振に打ち取られた。
8回はゲレーロが無失点も。
9回は平良が登場、3者2三振にきってとられた。
*勝負所で力が足りなかった。負けるべくして負けた。
マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
本前 | 5回4安打1失点の粘投。 | ◎ | ||
石川 | 7回5安打2失点と好投 | ○ | ||
二木 | 4回2/3を5安打2失点。 | |||
小野 | 6回1イニング無失点。 | 5回1/3-6回イニング無失点。 | ○ | |
東條 | 7回1イニング無失点。 | 7回1イニング無失点。 | ||
ゲレーロ | 8回1イニング無失点。 | |||
オスナ | 8回1イニング無失点。 | ○ | ||
益田 | 9回1イニング1失点。 | ○ | ||
佐々木千 | 8回2安打1失点。 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
荻野 | マルチ。 | 4-1 | △ | |
髙部 | 初回・6回送りバント成功。 | 8回レフト前ヒット。 | ||
中村奨吾 | 5回レフトに先制2ラン。 | ◎ | ||
安田 | (4三) 6回にショートゴロで打点。マルチ。 | 3-1 | 〇 | |
井上 | (5一) | 代打 | (5一) マルチ。 8回満塁でWプレーくらう。 | |
レアード | (指) | (6指) | 代打 | |
山口航輝 | ー | 代打 | ||
角中 | 代打 | (6指)ブレーキに。 | ||
菅野 | (7右一) | (7右) | ||
佐藤都 | (捕)マルチ。 | (5一捕) | (8捕) 5回先制ソロホームラン。マルチ。 | 〇 |
藤岡 | (9遊) マルチ。 | (8遊) | (9遊) | △ |
松川 | (9捕) | |||
岡 | 代打 | |||
茶谷 | 遊 | |||
和田康士郎 | 代走。7回2盗成功。 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年7月12日~7月14日
西武対ロッテ 11-13回戦
対西武 1勝 2敗 ロッテこのカード負越した。
【トピックと感想】
初戦はマリーンズ打線の「対松本航」対策が功を奏した。
球数を多く投げてもらったあと中盤に得点。リリーフ陣が踏ん張って勝ち切った。
中村奨が久しぶりのホームランで2点先制が大きかった。
藤岡がマルチと調子を上げた。
本前が5回のピンチも1点に抑え、リードしての降板は立派だった。
2戦目は石川が好投。
故障明けとはいえ気持ちの入った投球は石川らしかった。
がM打線はエンスからチャンス作るも得点できず。
L好調のリリーフ陣に封じられた。
序盤になんとかしたかった。
3戦目は二木の序盤、調子が今一つも無失点に立ち上がる。
5回に佐藤都の先制ホームランが出て点を取った後に乱れた。
連続ヒットと内野ゴロで1点返された。
つづいて愛斗に低めの変化球をすくわれレフトに逆転タイムリー。
*愛斗の執念がまさった。
打線は6回2アウト2・3塁も角中ストレートに対応できず。
8回にはノーアウト満塁のチャンスを
井上がつぶしたのはいただけなかった。
相手木下が制球が今一つで苦しんでいるのに簡単にうってアウトに。
「野球脳がたりない攻め」でL木下を助けた。
*2戦目3戦目と、ライオンズのリリーフ投手陣(森脇・本田・平良)の調子もよかった。
初戦本前が先発に応え踏ん張った。
着実に階段を上っているような気がする。
2戦目は石川が完全とは言えないが自分の投球を展開。
3戦目も二木は味方リードして直後の5回裏突如みだれる。
初戦2戦目は先発が責任回数を果たしゲームを壊さなかった。
リリーフ陣もある程度抑えが効いていた。
問題はマリーンズ打線だった。
初戦は打線がねばって(相手のミスもあった)の逆転は良かった。
(タイムリーが出た訳でもなく。フォアボールやエラーでの得点もあったが‥)
2戦目は満塁のチャンスが2回あったのにあと一本が出なかった。
3戦目もノーアウト満塁で無得点、
2戦目の繰り返しのようなマリーンズのまずい攻めが目立った(-_-;)。
*ライオンズの選手を褒めるわけではないがN剛也やK巧であれば、
こんだけ満塁のチャンスがあれば、最低1点は取っていたはず。
(普段からの練習の違いなのか、コーチングの問題なのか?)
ライオンズの先発陣は絶好調ではなかったと思う。
マリーンズは何度もチャンスは作った。
しかし決定打がなくて西武に勝利をプレゼントした。
もったいなかった。
*最後までお読みいただきありがとうございました。