三木サヨナラ-福田秀ファインプレー-2022ロッテ対西武20-22

3連戦まとめ

2022年8月23日~8月25日
2022ロッテ対西武20-22回戦
対西武 2勝 1敗  ロッテこのカード勝越した。

【トピックと感想】

初戦石川は序盤からコントロールに苦しんだ。
打線はランナー出すも高橋光を攻めきれない。

徐々に追い上げるがLの細かなリリーフ交代に同点に追いつくことが出来なかった。
打線のつながりが今一つだったが井上が広角打法でタイムリーは流石。
最近の負けパターンだった。山口航と安田に当たりがあるのが救い。

2戦目は美馬が粘りの投球で試合を作る。
西野が登板で同点に追いつかれたが、
中軸が活躍してゲームをひっくり返した。
福田秀平のファインプレー、井上のタイムリーがチームを救った。
中堅の二人がしっかりと仕事をすれば勢いもでてくる。

出場機会に恵まれなかった二人が、この終盤にきて存在感をみせた。
ベテランの活躍が選手をまとめる力になった。

3戦目は鈴木昭にチャンス登板も制球も乱れあり活かせなかった
中盤にリリーフ陣が西武の追加点を防いだ。
6回小川のプロ初ホームランが口火となり、終盤に追い上げた。
最後は好調髙部がスピードスターの力で3塁打をもぎ取ると、
三木が食らいついてサヨナラをきめた。

故障から復帰の岩下が2回を無失点と順調な復調を見せた。

*中盤までは負けパターンだったが、終盤に追いついて勝利した。
山口航輝が結果を残した。
先日に続き井上がしっかりと仕事をした。

【やはり髙部】

9回は三木のタイムリーも渋かったが、そこまでのお膳立てをした「髙部」が素晴らしい。
前回のヒロミナイトに続いて土壇場でのリードオフマン、
今回も気持ちの強さ・逆境での強さを証明した。

2回センター前ヒットをホームに好返球、2塁走者をホームで刺したファインプレーも素晴らしかった。

【注目ポイント】
この3連戦は、珍しく1番から6番までのスタメンに変化が無かった。
これは今季初のことで意外だった。

中村奨から山口へ安田でつないで井上が返す流れが見えた。
スタメンが変わらなかったからという訳ではないだろうが‥。
山口や安田の活躍や井上のチャンスでのタイムリーは、観ていてとても嬉しかった。
8安打-10安打-11安打とマリーンズは打線が上向きになってきた。

『これ以上離されない』
負けられない試合に「執念の守備」と「意地の打撃」がみられた。

***2戦目7回、福田秀平の体を張ったファインプレーに選手の気持ちが一つになった。
その回裏のチャンスの場面、井上晴哉の目つきが変わっていた。

俺が打たないで誰が打つ***

3戦目の同点で迎えた9回、最終回に髙部が気持ちの入ったバッティング、
「3塁に進めばより点が入りやすい」、左中間を破ると髙部は迷わず3塁を陥れた。

積極的なバッティングは、ベンチで控えていた選手にも伝わった。
中村奨・和田が申告敬遠でLが満塁策をとるなか、次打席の三木は強い覚悟があった。
“俺がお立ち台に立つ”
しかしL増田の変化球に、2球で2ストライクと追い込まれた。
絶体絶命の場面3球目を必死で食らいつきショートゴロ。
源田も素早い返球も髙部が一瞬早かった。
ヘッドスライディングでサヨナラのホームに滑り込んだ。
「普段氷をかけている」三木が氷にまみれた。
気持ちの入った一打にZOZOマリンは熱くなった。

まだ選手は諦めていない、そう確信した試合だった。

*個人的な意見も入っていますので注意してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。