ロッテは西武戦で勝越しと上向き。一方楽天は対ソフトバンク戦を負け越し。
25日までで、パリーグ順位はソフトバンク-西武-オリックス-楽天-ロッテ-日本ハムと続く。
松川が右肩の違和感で控えに。初戦佐々木朗希のボールは佐藤都が捕ることになった。
*今カードより記事を若干短くしています。ご了解ください。
対楽天21-23回戦の結果
【初戦】
2022年8月26日(金)
ロッテ対楽天21回戦 ZOZOマリン
2 対0でロッテの勝ち
勝ち:佐々木朗希 Sオスナ 負け:岸
【2戦】
2022年8月27日(土)
ロッテ対楽天22回戦 ZOZOマリン
3 対 11 で楽天の勝ち
勝ち:田中将大 負け:ロメロ
【3戦】
2022年8月28日(日)
ロッテ対楽天23回戦 ZOZOマリン
9 対 2 でロッテの勝ち
勝ち:小島 負け:早川
【3連戦の成績】
2022年8月26日~8月28日
2022ロッテ対楽天21-23回戦
対楽天 2勝 1敗 ロッテこのカード勝越した。
マリーンズで良かった選手(MVPs):カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
佐々木朗希 | 7回2安打無失点 と好投 | ◎ | ||
ロメロ | 3回と1/3を6安打5失点と乱調。 | |||
小島 | 7回6安打1失点と好投 | ◎ | ||
田中靖 | 4回の2/3を6安打4失点。 | 9回1イニング無失点。 | ||
岩下 | 5回1イニング無失点。 | |||
東條 | 6回1イニング無失点。 | |||
佐々木千 | 7-8回2イニング2失点。 | |||
廣畑 | 9回1イニング無失点。 | 8回1イニング1失点。 | ||
唐川 | 8回1イニング無失点。 | ○ | ||
オスナ | 9回1イニング無失点。 | ○ | ||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
荻野 | 3回先制のソロホームラン。 | マルチ。 | 初回ライトへ3ベースで切り込んだ。 | ○ |
髙部 | 5回ヒットで出塁すると2盗成功。 | |||
中村奨吾 | 初回センターに犠飛で先制点。 | |||
山口航輝 | (4指) | (4右一)4回レフトに2ベースで起点に。 | ||
井上 | (5一)2四球 | (5一)4-1 | 初回左中間に2ラン。 | ◎ |
安田 | (6三) 8回左中間にタイムリーで貴重な追加点。 4打数4安打の大活躍。 | 4回レフトにタイムリー。 6回ライトへ2ランホームラン。マルチ。 | 5回ライトへ2ラン。 | ◎ |
レアード | ー | (7指) | ー | |
岡 | (7右) | ー | 3回レフトへソロホームラン。 | |
佐藤都 | (8捕) 佐々木朗希を好リード。 | (8捕) | 5回ライトへソロホームラン。 | ○ |
小川 | (9遊) | (9遊二) | 2回内野安打で出塁すると2盗成功。 | |
茶谷 | 遊 | |||
菅野 | 左 | |||
柿沼 | 捕 | |||
和田康士郎 | 代打-右 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
【3連戦のトピックと感想】
【初戦は】佐々木朗希の登板試合。
松川が肩の痛みから控えにまわる。急遽、同期入団の佐藤都が佐々木朗とバッテリーを組んだ。
毎回の間に打ち合わせを繰り返すなど足りない点を補う。
佐々木朗希は160k超のストレートで発進。フォークも変化をつけて攻める。
松川相手の低さからボール一つ分くらい高く配球した?
*佐藤都の慣れていない150kフォークの捕球をたすけた。
佐藤都のアドバイスでカーブを混ぜるなどコミュニケーションをいれて組み立ても修正。
岸の投球、多彩な変化球はいつも通り。うらめしい位のコントロールと変化があった。
マリーンズ打者に的を絞らせなかった。
序盤から緊張感のある投手戦となった。
先に点を取ったのはマリーンズ。
3回に荻野が岸のチェンジアップをうまく捉えた。
レフトラグーンに飛び込む5号ソロは荻野らしいバッティングだった。
佐々木朗希は4回浅村ヒット鈴木大地フォアボールで2アウト1・2塁のピンチも小郷を内野ゴロに打ち取る。
7回を3安打8奪三振の好投で抑え切った。
岸も丁寧にコーナーに投げ分ける。
「緩急も抜群」でマリーンズを6回5安打1失点に打ち取った。
8回マリーンズは是非とも追加点が欲しいところ。
E安樂に2アウト取られるも、井上がフォアボール選び1塁に、
続く安田が左中間深くにタイムリー2ベースを打って追加点を取った。
思い切りのいいヒットで投手陣をバックアップした。
佐藤都は過去1度しかない佐々木朗希とのバッテリーで不安で一杯だったと思う。
しかし佐々木朗希のボールコントロール能力も上手だった。
佐藤都が思っていた以上の制球力で高速フォークを操った。
このコンビの配球は、前回の佐々木朗希を覚えている楽天打者の頭を戸惑わせる制球にもなった。
Mバッテリー間の話し合いが、ピンチをチャンスにかえた。
佐々木朗希にとっても新たな経験になった、一層投球の幅を広げた。
M打線の方は、安田が1軍で初となる「4打数4安打」の大活躍。
引っ張っての2ベース、振りぬいての左中間へ大飛球は素晴らしかった。
好調を維持しているバッティングだった。
8回は唐川が3人で、9回はオスナが3人できってとった。
マリーンズが接戦をものにした。
*オスナは連投の中でもしっかりと結果を出した。
【2戦目は】ロメロが先発、前回の打たれた分をやり返したかったのだが。
初回西川があたりそこないの内野安打で出塁すると、小深田が右中間にタイムリー3ベースで先制。
つぎの浅村が犠飛で2点目をとられた。
ロメロは2回ヒットとセフティバントとかき回されて犠飛で失点。
4回自身のエラーもからみ1アウト2・3塁でも降板、
不運なあたりもあったがナーバスになったか、自分の投球もさせてもらえなかった。
4回ピンチの場面で田中靖が登板。
流れを止められずこの回6点をとられ、計9点。
浅村にうまくうたれた。
4回裏山口航がヒット、安田がレフトにタイムリーで1点返した。
6回安田がライトへ2ランホームランで反撃、低めをライトへ振りぬいた。
思い切りよかった。
田中将大は7回8安打3失点と粘りの投球をした。
8回は酒居、9回は安樂に完璧に抑えられて、マリーンズは敗戦した。
*中盤までの失点が大きかった。M守備のみだれも痛い。
田中将大に自分のペースで投げることを許してしまった。
序盤ロメロが調子悪かったがゆえに、4回途中での交代は疑問。
2番手の田中靖がピンチでの登板、抑えろというのは気の毒だった。
【3戦目は】早稲田の先輩後輩対決、小島-早川のマッチアップ。
小島はストレートをコントロール良く低めに制球、チェンジアップ・カット・変化球で打ち取っていく。
無難な立ち上がりを見せた。
早川にたいしてマリーンズは初回荻野が初回ライトへスリーベースで切り込んだ。
中村奨がセンターへ犠飛で1点先制。
山口航がデットボールで1塁に出ると、井上が初球を「左中間に2ラン」を打ってこの回3点を先制した。
井上が真ん中とはいえ低めのボールをパワーで持っていった。
早川の立ち上がりに余裕を与えない先制パンチだった。
2回は小川が内野安打で出塁すると2盗成功。髙部がタイムリー。
小島3回ヒット2本で1アウト1・3塁のピンチに、
銀次にライト犠飛打たれて1点先制されるも、浅村は三振にきった。
3回は岡が甘いボールを左中間にソロホームラン。
5回はツーベースの井上を2塁へ置いて、安田がライトスタンド中段にホームランを打ちこんだ。
さらに佐藤都もライトスタンドにソロホームランで8点とした。
マリーンズは手を緩めず早川は降板。
小島は7回まで好投。8回は廣畑が登板、島内にソロ打たれたものの。
9回は田中靖が無失点に抑えてマリーンズが勝利した。
マリーンズ打線が「井上4号」「岡6号」「安田5号」「佐藤都8号」と4本のホームラン攻勢で勝利した。
早川を5回11安打3HRでノックアウトした。(季節は若干はずれているが、どれも凄い花火だった)
小島は球数多かったが、大量リードもあり7回まで投げ切った。
ようやっと3勝目を記録、“勝ち運”も戻ってきた。
上を目指すには小島の連勝が必須になる。
(打線も今までの貧打を返上して、援護してくれるはず‥)
【安田が止まらない!!!】
安田の好調さが千葉ロッテの得点力をあげている】
初戦は4打数4安打1打点、2戦目は4打数2安打(1HR)3打点、3戦目は4打数2安打(1HR)2打点。
合計12打数8安打6打点(6割6分)と大爆発!。
(これはマジか、眠れる主砲がついに動き出した。)
なにより思い切りのいいバッティングは観ていて気持ちイイ。
**安田の能力からしたら、
打ち続けることで一皮でなく「二皮」くらい剥けてほしい**
安田が打つと打点がついてくるので、そういう意味で“持っている打者”。
積極的な打撃がそのカギ。
終盤戦上位に食い込むキーマンの中心は安田だ。
*最後までお読みいただきありがとうございました。