ロッテはオリックスに勝越し。楽天は西武に1勝2敗。
今だ勝ち星のない小島が踏ん張れるか注目。
野手も打ち始めているので、打撃で先行して逃げ切るパターンに持ち込みたい。
*スタメンにはファーストに佐藤・センターに藤原・ショートに小川が入った。
佐々木朗希が1軍登録抹消された。
2022年4月26日(火)
ロッテ対楽天 3回戦 ZOZOマリン
2 対 3で楽天の勝ち
勝ち: 安樂 S 松井 負け:東條
ZOZOマリンスタジアムは強風が吹き荒れる。
両先発投手は風に苦しんだ。
楽天が小島の立ち上がりを攻め浅村の犠飛で先制点。
ロッテは初回田中が制球乱れでフォアボール出すも打てず。
4回にロッテは田中将大からレアードが同点タイムリー。
5回にゴロで勝ち越されたが8回マーティンが今季初タイムリーで同点に追いついた。
延長に入り10回東條がマルモレスにタイムリー打たれ敗戦した。
楽天が細かい野球で得点に結びつけた。
M投手陣を効率的に攻めた。一方M打撃陣はもう少し粘りたかった。
【試合を決めた3つのポイント】
①小島7回6安打2失点134球の熱投。
廣畑・西野らリリーフ陣が頑張るも味方の援護なかった。
②レアード・マーティンにタイムリー出た。
下位打者に迫力がなかった。ランナー2塁まで運ぶも田中にうまくかわされた。
③楽天が四球選ぶとと盗塁や送りバントなど細かい野球をみせた。
西川がセフティバント決めるなど積極的にかき回した。
E浅村が犠飛やゴロなど打ち点につなげた。
2022年4月27日(水)
ロッテ対楽天 4回戦 ZOZOマリン
3 対 3 でロッテ楽天戦 12回規定により引分
勝ち: ー 負け: ー
本前は初回に浅村に高めをライトへもっていかれた。
かれのソロHRで先制許す。
2回以降はストレート・変化球をコーナーに決めてリズムに乗る。
打線はE岸の変化球に苦しんだが、3回に2アウト1・2塁から中村奨吾がインコースを完璧に捉えた。
レフト飛び込む3ランで逆転。
これで流れをつかみたかったのだが、岸の好投もあるが相変わらず打線につながり無し。
本前は久々の先発にも6回3安打1失点と好投してゲームを作る。
7回リリーフした廣畑が失投か。
甘いボールをマルモレホスに2点ホームランで同点に追いつかれた。
制球がまとまらず2アウト1・3塁にして降板。
変化球を低めに投げられなかった。
満塁になるも交代した中村稔弥が後続を抑えた。
8・9は小野・ゲレーロが好投。リリーフ陣が踏ん張った。
打線は中村奨吾3ラン以降楽天の継投の前に沈黙した。
10回先頭の和田がレフトに2塁打で出塁。中村奨吾が送りバント成功。
チャンス拡大も佐藤都がショートゴロで和田が本塁走塁死。
菅野もサヨナラのチャンスをつぶした。
最後12回は松井の前に三者三振と、終盤は元気なく終わってしまった。
昨日のビデオを見ているようだった。
【試合を決めた3つのポイント】
①本前6回3安打1失点の好投。
丁寧に投げて久々の先発起用に応えた。
②打線が決定機に決められない。策も無かった。
E投手好投で打線をきられ、繋がりも感じられない。
③楽天が11回のピンチに好守備をして失点を防いだ。
簡単にホームにかえさない守備に感心するとともに、和田のスタートはどうだったのか。
2022年4月28日(木)
ロッテ対楽天 5回戦 ZOZOマリン
1 対 2 で楽天の勝ち
勝ち:藤井 S 安樂 負け:美馬
マリーンズ美馬が粘り強く投げた。
M打線はプロ初先発の藤井を攻略できない。
藤井はストレートに伸びがあり低めにチェンジアップ・フォークを決めた。
美馬は初回に西川にHR打たれるも、2回以降はストレートに勢いもあり変化球を低めに決めて打ち取る。
美馬好投に応えたいM打線、序盤から円陣を組んで藤井攻略を図る。
が4回は中村奨吾ヒットで出塁・藤井暴投で3塁すすむもマーティンが決められず。
美馬は中盤以降も再三ランナー背負うもフォーク・スライダーが鋭く変化、
6回には1アウト1・3塁のピンチも鈴木大地をセカンドゴロでWプレーに仕留めた。
要所を締めて得点を許さず。見事な投球だった。
マリーンズ打線の淡白さと比較して、楽天は執拗に美馬を攻めた。
7回死球ヒット暴投からランナー2・3塁にされてしまうと、代打の銀次が美馬にくらいついた。
ショートゴロ内野安打の間に追加点を取られた。
M美馬から田中靖に交代。田中が後続を抑えた。
マリーンズ打線は7回かわったE西口から山口航輝が2ベース、代打佐藤都が左中間にタイムリー打って1点返した。
あとが続かず。
8回はゲレーロが登板しゼロに抑えた。
M反撃は8回は宋、9回は安樂をとらえられず。
この試合もつながりをかいて敗戦した。
【試合を決めた3つのポイント】
①美馬6回2/3を9安打2失点に抑える121球の力投。
②打線につながり無し。淡白に打ってアウトを重ねた。
*山口航輝が一人マルチ。佐藤が先制タイムリーで一矢報いた。
③E藤井がコントロールよく低めに変化球を投げた。
プロ初先発で初勝利をマークした。
マリーンズで良かった選手(MVPs) :カード成績を勝手に評価
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
---|---|---|---|---|
(投手陣) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
小島 | 7回134球6安打2失点と熱投。 | 〇 | ||
本前 | 6回3安打1失点の好投。 | 〇 | ||
美馬 | 6回2/3を9安打2失点の121球の力投。 | 〇 | ||
廣畑 | 8回1イニング無失点。 | 7回2ラン打たれ同点に追いつかれた。 | ||
西野 | 9回1イニング無失点。 | |||
小野 | 8回1イニング無失点。 | △ | ||
ゲレーロ | 9回1イニング2三振好投・無失点。 | 8回1イニング無失点。 | △ | |
田中靖 | 10回1イニング無失点。 | 7回途中からリリーフ後続をきった。 | ||
中村稔弥 | 9回1イニングランナー出すも点与えなかった。 | |||
小沼 | 11回1イニング無失点。 | |||
東條 | 10回にサヨナラヒット打たれた。 | 12回1イニング無失点 | ||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
(野手) | 〇△▲ | 〇△▲ | 〇△▲ | ◎〇△ |
髙部 | ||||
マーティン | 8回同点タイムリー。今季初!。 | |||
中村奨吾 | 4回逆転3ラン。 10回送りバント成功。 | 4回ヒット打って2盗成功。 | 〇 | |
レアード | 4回同点タイムリー2ベース。 | 2回レフトに2ベース。 | △ | |
佐藤都志也 | (捕手)チャンスに打てず。 | 7回左中間に先制タイムリー。 | △ | |
エチェバリア | 5回サード前セフティバントを1塁悪送球。 | |||
藤原 | 5回センターライナーをファインプレー。 | |||
山口航輝 | マルチ。7回2ベースで先制のホーム踏んだ。 | △ | ||
三木 | ||||
松川 | ||||
小川 | 8回送りバント失敗。 | |||
菅野 | ||||
福田光 | ||||
和田康士郎 | 8回代走で2盗失敗。 11回2ベースでチャンスメイクもホーム踏めず。 | |||
岡 | 7回ピンチにファインプレー。センター前ヒットを好返球しホームでさした。 | |||
選手名 | 初戦 | 2戦目 | 3戦目 | MVPs |
3連戦まとめ
2022年4月26日~4月28日
ロッテ対楽天3-5 回戦
対楽天 0 勝 2 敗1 引分 ロッテこのカード負越した。
【トピック】
初戦は、強風のなか小島が力投した。
打線はレアードがタイムリー。
マーティンが同点タイムリーと打点をあげた。
打線は田中将から点が取れなかった。
粘り強く攻めたかったが、送りバント失敗したり・しなかったりで色々。
淡白な攻めもあった。
逆に楽天に盗塁を決められるなど、マリーンズのお株をとられるような攻めを見せ付けられた。
同じように田中を攻めたかった。
2戦目は本前が好投しリリーフ陣が踏ん張った。
打線は中村奨吾が3ランで一時は逆転も追加点が取れない。
7回に3ランで同点にされると、10回に和田がノーアウト2塁をつくる。
しかしこの決定的な勝越しのチャンスも得点できなかった。
ここ一番での1点を取りに行く姿勢が弱い。
前回の勝ち越し機に点が取れないのを今回も繰り返した。
打線の組み方・選手の起用方法に?
(Mつなぐ野球の実現に必要な選手とは誰。)
チャンスをつぶしたのに引分で終われたのは、リリーフ陣の踏ん張りがあればこそ。
バトンをつないでしっかりと抑えた。
特にピンチで登場の中村稔弥の好リリーフが素晴らしかった。
M打線が点とれなくてもM投手陣はしっかりと自分の仕事をする。
(投手陣には繋ぐ意識があるように思う)
それに比べるとマリーンズ打線はバラバラにみえる。
調子の良しあしはあるにせよ、選手の見ている方向がバラバラな気もする。
もちろん選手だけの責任ではない。
3戦目は勝ちたかった。
美馬も初回ソロ打たれるも2回以降は再三のピンチをしのぐ。
M打線は相手投手を攻略できず美馬が2点目を取られる。
8回山口・佐藤都で1点を返すもそれが精一杯だった。
序盤に円陣を組んだのも効果なかった。
簡単にアウトを重ねているように見えてしまった。
【感想】
日替わりオーダーも慣れてきた。
同じメンバーで順番だけ変えても、決定機に点が取り切れないのは相変わらず。
かたや楽天はつなぐ意識あり。
M投手陣対策として1点づつ取りにいく作戦を立てていたのではないかと想像した。
投手陣に大きな差が無くても攻撃面では楽天はしっかりヒットをかさねる。
送りバント・盗塁など使い積極的に先の塁を狙った。
マリーンズ攻撃陣は3戦通じてフライを打ち上げてアウトになる打席が目立った。
(ライナーでなく高く上がるフライ・ファールフライアウト含む)
実際に楽天とフライアウト(犠飛除く)の数を比較してみた。
1戦目 M(9)E(5)
2戦目 M(11)E(8)
3戦目 M(10)E(3)
*シーズン終盤でもあるまいしHRをねらってるようで残念。
〈福浦のライナー性のヒットが懐かしい。荻野の2ベースが見たい。〉
そうしなければいけないチーム状況なのかなあ。?
「1点をとりにいく」スローガンは過去のものか。
調子のいい選手を使うと言っていながら、“特別扱いの選手”はいる。
忙しく動いている選手・昇格や降格を繰り返す選手が可愛そうに見える。
調子の上がらないけど「大切な選手」の活躍・復活が、優勝を狙うにあたってどうしても必要なのだろう。
実際に昨年・一昨年はそういうパターンで我慢して使い、彼らが復活したり代打で活躍した。
しかし今年は山口航輝ら若手が伸びる時期になっていて、それが無視されているようでもったいない。
ここ数年の積み上げが無駄になりかねない。
助っ人とのコミュニケーションも十分なのか疑問もある。
タイムリーだけでなく、細かな攻撃(四球・盗塁)や得点圏においての守備でも楽天に負けていた。
2戦目は中村奨吾の3ランHRに助けられた。そうでなければ3連敗だった。
*最後までお読みいただきありがとうございました。