ヒロミナイトで連敗脱出-石川好投-2022ロッテ対日本ハム15-16

8月11日までの成績は、千葉ロッテが48勝54敗1分けの5位、日本ハムが43勝59敗2分けの6位。
5位と6位の対戦で千葉ロッテが上にはいる。
ただ日本ハムは前カード対西武戦を2勝1分けで来ていて、もちろん油断はできない。

2022年8月12日(金)
ロッテ対日本ハム15回戦 ZOZOマリン

3 対 2でロッテのサヨナラ勝ち
勝ち:益田  負け:ロドリゲス

M先発石川がストレート・シンカーなどを丁寧に配球して
ファイターズ打線を打ち取る。

先制したのはマリーンズ、2回ヒットの安田を1塁に置いて、
茶谷がFポンセのインコースのストレートを鋭くとらえた。
レフトスタンドにライナーで飛び込む「プロ初ホームラン」で2点をたたき出した。
(思い切りのいいスィングでチームに勇気。)

石川は5回に万波に左中間にソロホームランで1点差にされるが、
それ以外はおさえてゲームをつくった。

7回2アウト3塁バッター万波で石川が降板、唐川へとかわった。
唐川は万波にフォアボール出すも、古川をセンターフライに打ち取ってピンチを脱出。

8回はオスナが無失点に抑えた。

9回は益田が登板して1点差の逃げ切りを図った。
益田が慎重になりすぎ?
杉谷にフォアボールだし2アウト1・2塁から暴投で2・3塁に、
万波に甘く入ったボールを三遊間に痛打され同点に追いつかれた。

しかしその裏1アウト後髙部が意地を見せる。
技ありのセンター前ヒットで出塁すると即2盗成功。
捕手のセカンド送球が乱れる間に3塁へ進んだ。中村奨吾が歩かされる。

すると次打者は「岡大海」。
土壇場にチャンスがまわる。

現れると何かを起こす男。
追い詰めれると“サヨナラ男”の姿を魅せる。

速球を打ち抜くと、三遊間を鋭い打球がぬけていった。
「サヨナラタイムリー」で「ヒロミナイト」を再現してみせた。

この試合もチャンス作るも主軸が打てない。相手の好プレーもあり苦戦。
「またか」という悪い流れになりそうなのを覆す「岡のサヨナラタイムリー」。
マリーンズファンの鬱積した気持ちを晴らす一打になった。
お立ち台で「みんながつくってくれたから‥」とチームの力をもちあげ淡々と言い切った。
(プロらしい泣ける一言だった)

2022年8月13日(土)
ロッテ対日本ハム16回戦 ZOZOマリン
悪天候のため中止