ヒロミナイトで連敗脱出-石川好投-2022ロッテ対日本ハム15-16

2連戦まとめ

2022年8月12日~8月14日
2022ロッテ対日本ハム15-16回戦
対日本ハム 1勝 1敗  ロッテこのカード引き分けた。

【トピックと感想】

初戦は石川がストレート・ルーシーム・シンカーをコントロールし試合をつくった。
茶谷が監督の起用に応える思い切りのいいスィングで2ラン。
(プロ初ホームランが信じられないような当たり。)

3回無死1・2塁・5回無死2塁のチャンス作るも、中軸(マーティン・佐藤都・井上)が打てず。
5回は石川が万波にソロホームラン打たれ1点差に詰め寄られる。
いつも通り拙攻で相手に流れがいく傾向かと思われた。

9回益田は慎重になりすぎ、暴投もあり2アウト2・3塁のピンチ招くと万波にタイムリーで同点に追いつかれた。
しかし裏に1アウト後髙部がセンターに技ありヒット打ち、2塁盗塁で相手の暴投呼んで3塁へチャンスを拡大する。さらに中村奨吾がフォアボール選び2盗塁成功。
ここで岡がレフトにサヨナラヒットで決めて見せた。
2人が勝負強さを発揮、主軸がつないで連敗を4で止めた。

溜飲をさげる「ヒロミナイト」、久々に気持ちイイ試合だった。

2戦目は台風襲来のため中止に。

3戦目は小島が登板。前回の勝ちをつなげて欲しかったのだが、序盤から変化球の制球に苦しんだ。
先制点を奪われる不安からか、腕が振れない。
ストレートも今一つ、変化球でコーナーを狙うボールも外れた。
ピンチに甘いボールをタイムリーされて降板。制球が悪かったとはいえ、
キレがなく置きにくようなボールもあった。

急遽登板・2番手「廣畑」が粘りの投球でつなぐ、6回は佐々木千が抑える。
唐川が1失点で踏ん張るが、8回に田中靖登板での内野守備でエラーがらみの失点はいただけなかった。

マリーンズには捕手守備・内野手送球ミスなど“記録に出ないエラー”もあった。
日ハムはBICBOSSの狙い通りとはいえないが、失敗しても勝とうとする「積極的な作戦」がまさった。
ランナー出すと盗塁やバントも決め、Wスチール・リレードスチールなどで得点を狙う。
練習してきたかき回す作戦にチャレンジして結果を出した。

片やマリーンズは4-5-6-7-8と毎回ランナー出すも返せない。
細かな守備のミスで失点する場面もあった。
12安打で3得点と再三の拙攻が響き敗戦した。

(山口・マーティンがブレーキになってしまった。うまくいきませんね‥)

ただ安田(4-2、4-3)・茶谷(4-1、4-3)と当たりが出始めたのはいいニュース。
安田は初球から打つことも多くなり、流したヒットだけでなく引っ張ったヒットも見え始めた。
個人的には下位で思い切り振ってほしいと思う。

*最後までお読みいただきありがとうございました。