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「井上晴哉1軍登場」初打点-本前好投荻野サヨナラ-山口2戦連発-東條オスナ益田好投-2勝1敗-2022ロッテ対日本ハム10-12

ソフトバンクがつなぐ野球で調子いい。
楽天はここへきて調子が上がらない。
千葉ロッテは投打のバランスがよくなっている。
先発投手陣はほぼゲームを壊さない。
打線は四球や足を使って終盤に粘りを見せ得点うばう。

チャンスでタイムリーは多くないが、
厚みを増した終盤のリリーフ陣が半端ない抑えを見せているので、
接戦をものに出来ている。
といっても打線は軸は決められていないので、
絶好調にはならない。
しかしマーティンが2軍で調整できる余裕も出来た。
これは佐藤都・安田・山口ら若手打者が徐々に頭を出してきているから。
ポイントでヒットを打ち存在感を増していること。
昨年に比べ彼らの打撃は信頼度があがっていると思われる。
連敗も続かないので、ベンチワークもいいのだろう。
千葉ロッテは暑い中「投打で善戦している」と見た。

2022年7月5日(火)
ロッテ対日本ハム10回戦 ZOZOマリン

2 対 1 でロッテの延長サヨナラ勝ち
勝ち: ゲレーロ    負け:ロドリゲス

本前が先発。
2回に若干高くなった変化球を野村にレフトに持っていかれた。
このソロHRで1失点も、
3回以降はストレートが走っていた。コーナーに決まる。

スライダーツーシームなど変化球も低めにあつめ、F打者を打ち取った。
マリーンズ打線もポンセを打てない。
4回も無死満塁のチャンスも得点できず。
いやな雰囲気になりがちだった。

かたや本前は6回4安打1失点の好投。
7回は東條が1イニング無失点。

マリーンズ反撃は7回、佐藤都が高めのボールに反応。
ライトにソロホームランを打って同点に追いついた。
彼らしい「思い切りのいい一振り」はチームを鼓舞する大きな一発だった。

8回はオスナが1イニング無失点。
9回はクローザー益田に託す。益田も無失点に抑え延長に。
延長は今年あまり分が良くないが、
10回もゲレーロがゼロに抑えて反撃を待った。

10回の裏ロドリゲスから、
ヒットフォアボールでチャンスから

荻野がレフトにサヨナラヒットを打ってマリーンズが接戦をものにした。

2022年7月6日(水)
ロッテ対日本ハム11回戦 ZOZOマリン

5 対 4 でロッテの勝ち
勝ち:ロメロ  S益田   負け:上原

井上晴哉が1軍に昇格。
昨年5月以来のスタメン。

6番ファーストでZOZOに登場、ファンを沸かせた。

ロメロはボールが少し高かった。
ストレートの勢いとコントロールが今一つ。
初回はヒットでランナー出し2塁に。
なおも3塁盗塁狙った走者を佐藤都が三塁にさした。
3人目のレフトに大飛球は荻野のファインプレーで救われた。

マリーンズは初回荻野の左中間2ベースから髙部がセカンドゴロで3進。
中村奨吾が技有のセンター犠飛で1点先制した。

ロメロは変化球のキレも今一つで苦しい投球。
3回に真ん中低めを清宮にライトスタンドにソロホームラン打たれ同点。

4回にはゴロの間に1点勝ち越された。
しかしその裏マリーンズ反撃。
チャンス作ると井上がライトへ犠飛で同点に。
さらに佐藤都がセンターに犠飛で勝ち越した。

岡が盗塁決めて2アウト2塁から
山口航輝が値千金の2ランを打った。

5回はセカンドゴロの間に1点いれられた。
リードもらったロメロだったが得点圏にランナー置いて降板。
6回はランナーだして西野に交代。
で1点追加されて、マリーンズのリードは1点に。

7回は東條が登板。
日本ハム左打者3人を三者連続三振に切って取った。

ボールに力があった。

8回はオスナが登板で無失点に。
9回は益田が先頭打者を死球で出すも、後続を抑えて勝利した。

2022年7月7日(木)
ロッテ対日本ハム12回戦 ZOZOマリン

1 対 7 で日本ハムの勝ち
勝ち:田中瑛    負け:佐藤奨

大きな変化が持ち味の佐藤奨が先発。
しかし変化球が思うようにコントロールできず痛打された。
マリーンズは序盤田中からチャンス作るもタイムリーが出ない。
M攻撃もミスもあり何かちぐはぐ。
田中はストレート・カットをコントロールよく決めた、変化球も良く落ちた。

佐藤奨は2回浮いたカーブを清宮にライトへソロHRに持っていかれた。
3回は四球から近藤に勝越しタイムリー、松本にもタイムリーで2失点。
5回にもタイムリーと佐藤都のエラーがらみで2失点。

山口航輝が連夜のホームランを打つもその1点のみ。
マリーンズ打線は田中瑛に6回4安打ソロHRの1点に抑えられた。

7回小沼が2失点と、点差をはなされたが反撃できず。
安田・井上を中心に据えた和製打線だったが、不発に終わった。

マリーンズで良かった選手(MVPs):カード成績を勝手に評価

選手名初戦2戦目3戦目MVPs
(投手陣) 〇△▲ 〇△▲ 〇△▲ ◎〇△
本前6回4安打1失点と好投
ロメロ5回7安打4失点と粘投。
佐藤奨5回2/3を8安打5失点と乱調。
西野6回1イニング火消し。
小沼6回1/3-7回を2失点。
東條7回1イニング無失点。7回1イニング無失点。
ゲレーロ10回1イニング無失点
オスナ8回1イニング無失点。8回1イニング無失点。
益田9回1イニング無失点。9回1イニング無失点。
佐々木千隼8回1イニング無失点。
八木9回1イニング無失点。
選手名初戦2戦目3戦目MVPs
(野手) 〇△▲〇△▲ 〇△▲ ◎〇△
荻野10回裏レフトにサヨナラヒット。マルチ。初回フェンス直撃でフライを好捕。
裏に左中間2ベース。
髙部初回チームバッティングで3塁へ進めた。
中村奨吾初回センターに犠飛で先制点あげた。初回送りバント失敗。2四球。
安田4-14-1
レアード(5指)代打
井上晴哉(5一)
4回ライトに犠飛。

3四球。
(5一)
佐藤都(6捕)
7回裏ライトに同点ソロホームラン。
初回3盗塁を刺した。
4回センターに犠飛。
(8捕)
5回けん制悪送球。
菅野(7右)(6右)
(7右)
4回2盗成功。
山口航輝(8一)(8一)
4回レフトに2ラン。
マルチ。
(7指)
2回レフトに先制ホームラン。マルチ。
小川(9遊)
3回送りバント成功。
(9遊)
茶谷(9遊)
松川
加藤匠
藤原
角中代打。代打
和田康士郎代走。10回2盗成功。代走。
三木代打
選手名初戦2戦目3戦目MVPs

3連戦まとめ

2022年7月5日~7月7日
2022ロッテ対日本ハム10-12回戦
対日本ハム 2勝 1敗  ロッテこのカード勝越した。

【トピックと感想】

初戦は劇的な荻野のサヨナラヒットで勝利。
チャンスを生かしきれなかったので負けてもおかしくない展開だった。
しかしマリーンズのストロングポイントである「粒ぞろいの堅い投手陣」が光った。

本前が安定度を増した投球で成長を見せる。
打線が逆転できない中、東條-オスナ-益田-ゲレーロが無安打無失点に抑えた。
またも完璧なリレーでサヨナラを生んだ。

7回佐藤都のチームを鼓舞するソロホームランは彼らしい一発。
(チャンスに打てなかった悔しさをバットに載せた)

もちろん延長に入り「荻野の決定力」が無ければ勝てなかった。
チャンスに強いのは彼ならではのもの。強い精神力を感じる一打だった。

2戦目は井上晴哉が昨年の5月以来というスタメンに入った。
ロメロは調子が今一つだったが、バックの堅い守りに助けれらた。
5回にMが逆転するも苦しい投球でリリーフ陣が登板。

山口航輝の2ラン以外はすべて犠飛での得点。
初回中村奨吾がセンターに犠飛。
4回は井上がライトへ犠飛。続いて佐藤都もセンターに犠飛と3点を取った。
タイムリーではないが3塁にランナーがいる場面で追加点をとった、
ゆえに逃げ切ることが出来た。

井上は今季初ヒットこそ出なかったが、犠飛で初打点記録
また2回6回8回とフォアボール選び選球眼は相変わらずいい。
井上が山口の刺激になったのはいうまでもない。

前夜同様にMリリーフ陣が優秀だった。
6回はランナーいる場面で西野が登板して好投。
7回から東條・オスナ・益田が無失点リレーで素晴らしい投球を魅せた。

「益田選手5年連続20セーブを記録!!!」素晴らしい活躍でお立ち台に登った。

3戦目は佐藤奨のコントロールが今一つだった。
彼は球威でなく制球で打ち取るので、
抑えるのは厳しかった。
昇格した佐々木千が8回に登板しゼロに抑えたのはいいニュース。

山口航輝が2戦連続ホームラン。
開かず高めをレフトスタンドに放り込む。
清宮に負けじと芯でとらえた。
9回には吉田からライト前にヒットと打ち分けた。
*このカードは力だけでなく「上手いバッティング」を見せた。

井上晴哉の元気な姿は素直に嬉しい。
バッターボックスで風格を感じるのは、
昨年から台頭している若手を見慣れているから?。
先輩格「井上の復調の証である一発」を期待します。
ファンは日本人の長距離打者復活を待っています。

*最後までお読みいただきありがとうございました