頂点を、つかむ。2022年千葉ロッテ-井口5年目勝負の年

2022年シーズン予測

今年のシーズンは昨年以上の戦力アップを感じるだろう。
なぜなら千葉ロッテマリーンズの野球を変えて、「更なる高みへ連れていってくれる」選手たちがいるから。

2022年は先発陣に佐々木朗希がスタートから加わる。
先発ローテーションには石川歩小島和哉美馬・二木・岩下に佐々木朗希とロメロが加わる。
勝ち星が増えることしか考えられない。
若手河村・鈴木昭・森遼大朗など新戦力もその座をねらう。

一方今年から試合が14回制に戻る
昨年とは違った戦い方、中盤のリリーフ陣が大事になる。

佐々木千隼・国吉・唐川・小野に加えて復活の西野・新戦力ゲレーロも加わる。
鈴木昭・中村稔・東妻・田中靖・横山も控え中盤を支える。

監督は西野とゲレーロに7・8回を任せるプランを持っているという。

ロングリリーフには体力アップした鈴木昭・中村稔弥・本前らも対応できる。
2021ドラフトの若手廣畑・八木らも競争に加わってくるはずだ。

クローザーは昨年のセーブ王「益田」に活躍を期待。
ただ益田にかかる負担も考えて、カバーするべき二人目が待たれている。
西野も以前クローザーの経験がある。
プレッシャーがかかるポジションで簡単ではない。

千葉ロッテZOZOマリンスタジアム-1
千葉ロッテZOZOマリンスタジアム-1

野手は荻野が出遅れそうだが、オープン戦で髙部が活躍。
髙部が開幕先発からのレギュラー争いに名乗りを上げた。得意の足を活かして勢いをつけたい。

キャプテン中村奨吾も順調に調子を上げる。
マルチな能力は随一。チームを鼓舞する。

レアードのスィングは鋭さを増す、チャンスに強いHRバッター。

マーティンの長打力・走塁・守備がすべて揃う。一撃は相手にとっての脅威。

エチェバリアがスーパープレーでチームを救う。打撃でもヒョウのように相手を仕留る。

藤岡が野球センスを駆使。広角に安打を打ち分け相手から点を奪う。

藤原もパワーアップ、昨年の悔しい経験を今年に生かしたい。
山口航輝は長打を見せつつ、選球眼の良さから打率もアップして1軍に残りたい。
安田は若手では頭一つ抜けているがまだ足りない。ストレートへの対応などで結果を出して残りたい。
平沢も守備位置をひろげてチャンスをねらう。打撃での決定力を見せたい。

内野手争いが激化:山口航輝・安田・平沢・井上・茶谷・福田・小川が自力でポジションを奪いに行く。
早くも平沢・髙部の開幕1軍が決まる。レギュラーの遅れをカバーしつつ定位置を奪うチャンス。

外野手争いは激烈角中・岡・菅野・藤原・和田・福田秀平に加え、他のポジションから参戦もありうる。
多くの選手がしのぎを削る。2022年オープン戦でも、岡に火をつけました。

捕手は加藤匠のリードが堅い。
定位置の奪還・かつてのレギュラー田村に意地もある。
しかしスーパールーキー「松川」の登場によって大きな地殻変動が起きた。
佐藤都も打たないと、守備の変更もありうる。

ドラ2松川の登場は、「里崎の再来」と言われ、マリーンズの露出が増えている。
M捕手がプロ野球ニュースで一番目立っているのは驚きしかない。

*選手層の厚みは選択の幅を増やした。それは「戦略の幅が増えた」という証でもある。
不調・故障時のバックアップ、守備の不安や打線組み換えの悩みも減っている。

プラスがプラスを生みさらなる上に向かう。上向きへの上昇気流が生まれている。

千葉ロッテにとって「2022年は記憶はもちろん歴史に残るシーズン」になるはず。
昨年まで2年連続の2位。

今年「優勝」の二文字は眺めるものではなくて、つかみ取れるものになった。

2022年に優勝が狙える訳(しつこいかな‥)

千葉ロッテマリーンズの総合力がアップ。

投手陣の量と質が上がり安定感がアップ。
長打力が健在、1発でゲームを変えられる。
・上位主軸はもちろん、どこからでもチャンスメイクできる。
機動力をからめて1点を取る戦略(足)がある。
・投手陣・野手の層の厚みがまして終盤に勝負できる。
・新人含めた新戦力の加入で攻撃のオプションが増えた
・若手の競争激化でベテランも死守、総合的なレベルアップにつながる。

次のページからは、「他チームの2022年予測」「優勝へのエンジン」「まとめ」と続きます。