小島好投も6回崩れた-打線は千賀-板東-田中に完封負け-2021ソフトバンク対ロッテ25

先日打たれた相手ソフトバンク、今回は互角に戦えるはず。がまたも千賀が先発で難しい相手。マリーンズは実質的にエースの小島を立てて必勝を目指した。荻野・中村奨らを起点に繋いで少ないチャンスをマーティン・レアードでものにしたい。多くは取れないので接戦は間違えない。

M打線に千賀が仁王立ち-小島被弾で敗戦-2021ソフトバンク対ロッテ25

2021年10月19日(火)
ソフトバンク対ロッテ 25回戦 PayPayドーム
6対 0 でソフトバンクの勝ち
勝ち:千賀  負け:小島

【試合展開】

千賀投手出だしから150台後半のストレートに球威あり。カットボール・フォーク・スライダーで3回まで綺麗にM打者を3人ずつ片付ける。
一方M小島の投球も良かった。ストレートに球威があり。変化球スライダー・カットボール、チェンジアップ・ツーシームをコントロール、ソフトバンク打線を打ち取った。
3回は三森にセンターへのヒット打たれて2盗許すも牧原をセカンドライナーに抑える。
*中村奨吾が横っ飛び、ダイビングでライナーを取った好プレー。

両投手は5回まで無失点の投手戦。
マリーンズは千賀の前にノーヒットで、出塁は中村奨の1フォアボールのみ。

6回藤岡がフォアボール選び岡がバント決めてランナーを2塁に、2アウトから荻野もフォアボール選び2アウト1・2塁で中村奨が打席に。
千賀はフォークを暴投してランナーを1・3塁にすすめたが、最後は中村をフォークで三振にとってピンチを脱した。

千賀は中盤からコントロールに若干の乱れが出てあった。フォークがワンバウンドやカットが決まらなくなったがマリーンズが打てなかった。

先取点を取ったのはホークス。
小島から6回三森がレフト前にヒットで出塁すると、牧原が送りバント成功で2塁へ、今宮フォアボール選び1・2塁から、栗原がファーストゴロで2・3塁に進めた。2アウトから柳田がショートへのタイムリー内野安打で先制した。続くデスパイネに少し浮いたボールをレフトスタンドに3ランを打たれ4点を取られた。デスパイネ甘いボール逃さなかった。
*マリーンズにとって痛いホームランだった。

千賀は7回まで投げてノーヒット無失点の好投。
8回は千賀が藤岡にヒット打たれノーヒットノーランを逃す。
千賀は岡にフォアボールを出し無死1・2塁にしたところで坂東と交代、このピンチに板東が代打佐藤都が抑えたあと、荻野が右中間深くに大飛球を打つが、柳田がフェンス間際でジャンプして捕球、アウトにした。
続く中村奨もサードゴロでアウトにしゼロで抑えた。
荻野の大飛球、抜ければ2点返せる場面だったので、柳田のスーパープレーはマリーンズにとって痛かった。
8回の裏は小野がデスパイネにタイムリーを打たれ、満塁から自身の暴投もあり2点を失った。ホークス9回は田中が登板し3人をゼロに抑えた。

*M打線が千賀を打てなかった。H3投手から1安打しかうてず、完封負けした。8回チャンスにH板東を攻略したかったが、荻野の大飛球を柳田がファインプレーで好捕し阻まれた。両チームに好プレーがあった。
オリックスが楽天に勝利したこともあり、マリーンズにとっては痛い1敗になった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・小島5回までは1安打無失点の好投も残念、6回ピンチでのデスパイネへの一球がもったいなかった。

藤岡8回千賀からファーストへの内野安打を打った。これが「チーム唯一のヒット」で、ノーヒットノーランを回避した。

中村奨吾3回センターへ抜けようかという牧原のライナーをジャンピングして取った。ファインプレー!

まとめ

千賀・小島の投げ合い、千賀はストレートが走っていた。小島もストレートが良くて変化球もキレがありました。投手戦の均衡を破ったのはホークス。6回のランナーを2・3塁においての柳田のショートゴロ・先制内野安打でした。小島の変化球を転がしランナーもよくホームに返ってきた。続いてデスパイネの3ランでゲームを決められてしまった。
ベンチはランナー2・3塁から柳田を歩かせる選択もあったとは思われたが、小島の投球も良かったので勝負したか、柳田の積極的なバッティングがうわまわった。
結果デスパイネのHRにつながってしまった。攻めに疑問は残った。
千賀の投球も圧巻で大量点は避けたいので、ランナー貯めるのを嫌がった?。

オリックスは楽天と対戦して勝利した。マリーンズはマジックは減らないので6のまま。
オリックスが首位に返り咲き、千葉ロッテは2位に落ちた。
接戦なので1晩で形勢が逆転する。
*ロッテは数字的には後がない。残り全てを勝たないといけなくなった。

*最後までお読みいただきありがとうございました。