エチェバリア勝越3ラン-佐藤都HR大逆転-M勝越-2021ソフトバンク対ロッテ14-16

M西武3戦目は粘って引き分けに持ち込んだ。ソフトバンク戦は拙攻を減らして戦いたい。(19日まで)1位オリックス2位楽天、3位はソフトバンクでロッテは0.5ゲーム差で4位。ソフトバンクの後半戦は対楽天戦が1勝・その前対日ハム戦は2勝1引分と引き分け挟んで3連勝と好調。
ある解説者が「対ソフト戦は最低でも勝越ししたい」と言っていたが、その通りだと思う。ここで昨年とは違う「しぶとさ」を出して残りたい。

エチェバリア3ランHRで勝利-二木粘投佐々木千好投-ソフトバンク対ロッテ14

2021年8月20日(金)
ソフトバンク対ロッテ14回戦 PayPayドーム
3 対 5 でロッテの勝ち
勝ち:佐々木千  負け:岩嵜

【試合展開】

二木は立ち上がりからコントロールが良かった、ストレートを丁寧にフォークも低めに決まってソフトバンクをゼロに抑える。マリーンズはマルティネスから4回荻野・中村奨吾ヒット、マルティネス暴投もあり1アウト2・3塁のチャンスからレアードがレフトへタイムリーで2点先制。
二木も好投を続け5回まで安打無失点に抑えた。 しかし6回三森ヒット、柳田にタイムリーツーベースを打たれて1点、続いて2アウト2塁から栗原に同点タイムリー打たれ同点、栗原にうまくセンターにうたれた。二木5回2/3を7安打2失点とゲームを作った。
2アウト1塁で二木から田中にスイッチ、田中がデスパイネを抑えた。

マリーンズは調子を上げるマルティネスを攻略出来ない。ストレート・チェンジアップが切れる。ぬいた変化球がタイミングをはずし三振の山を築かれてしまう。そのまま終盤へ。M投手陣も我慢の投球、7回国吉・8回佐々木千とつないで打線の反撃を待つ。

ソフトバンクは“8回5安打2失点と好投マルティネス”から9回は岩嵜に任せる。
マリーンズは9回岩嵜から藤原ヒット・レアードフォアボール選んで2アウト1・2塁からエチェバリアがバッターボックスへ。最近調子上向きのエチェバリアは、フォークが高めに来たのをエチェバリアが見逃さなかった。土壇場の9回ランナー2人置いてレフトスタンドに3ランを放った。
素晴らしいバッティングだった、やはり元メジャーリーガー、一振りでゲームを決めた。

国吉・佐々木千らリリーフ陣が好投して流れをマリーンズにもたらした。最後はクローザー益田、栗原にソロを浴びたが落ち着いて後続は抑えた。マリーンズ劣勢を跳ね返した、久々の快勝だった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・二木6回途中まで7安打2失点とゲームを作った。

・レアード先制2点タイムリー。マルチ。

・エチェバリア9回勝越しの3ラン。

藤原9回反撃のきっかけをお膳立て、マルチ

移籍捕手の加藤1回三森の盗塁を正確なスローイングで刺した。二木をうまくリードしてささえた。

・田中靖洋・国吉・佐々木千のリリーフ素晴らしかった。

美馬失点も藤原中村奨レアードで「大逆転」-佐藤都HRで決めた-ソフトバンク対ロッテ15

2021年8月21日(土)
ソフトバンク対ロッテ15回戦  PayPayドーム
5 対 7 でロッテの勝ち
勝ち:佐々木千  負け:岩嵜

【試合展開】

美馬の立ち上がりは前回に続いて安定した投球を見せてくれた。2回甘くなった初球をデスパイネにホームランされるも、それ以外は丁寧な投球で変化球が低めに決まり5回までは3安打1失点の好投。
しかしソフト石川柊太がそれを上回る投球をした。ストレートに力がありスライダーカーブが鋭く切れた。5回まで岡の内野安打1本・無失点に押さえ込まれた。

ソフトは6回三森がヒットで出ると美馬暴投、川島もヒットで1アウト1・3塁に柳田もフォアボールで満塁の大ピンチ。栗原が走者一掃のタイムリーツーベースで3点を追加された。なおも中村晃にタイムリーで5点リードされた。ソフトの集中打に美馬失点した。
石川の前に6回1/3まで3安打11三振無失点と沈黙していた打線、5点差で万事休すかと思われた。

7回のマリーンズ打線は「アメージング」だった。山口内野安打・エチェバリアフォアボール・岡ヒットで満塁に攻めると、ソフトは石川から嘉弥真にスイッチ。嘉弥真が角中へフォアボールで押し出し。2アウト満塁から藤原が高めをとらえ2点タイムリーツーベース、続く中村奨吾もスライダーを軽打・2点タイムリーを打って同点に。1イニング5点入れて同点にした。7回裏はハーマンが好投。

8回佐々木千が登板、ピンチになるも捕手加藤が栗原の3盗を刺した。
9回マリーンズ打線は止まらない。荻野ヒットで藤原が送る、中村奨のゴロで3塁と岩嵜を攻め立てる。レアードが詰まりながらもセカンドに流してランナー返し勝ち越した。その後も手を緩めない。代打佐藤都がライトに2ランでソフトを突き放した。9回はクローザーで国吉が登板。反撃を1点に抑えてガッツポーズが出た。*終盤の攻守におけるロッテ選手の集中力は素晴らしかった。

前日に続いて終盤にドラマがあった。昨日は追いつかれて9回突き放したが、この試合はマリーンズが7回に追い付いて9回勝越しでの大逆転。
先発石川柊太に苦しみながらも2番手以降を攻めて逆転は素晴らしかった。全員に諦めない気持ちが出ていた。
目の前の「この1点をとりにいく」のは今年のスローガンであり、昨年の王者相手に粘って逆境を跳ね返した。誰ひとりとして優勝をあきらめていない。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・藤原7回追撃の2点タイムリー。
・中村奨吾技有、7回同点タイムリー。

・レアード9回勝越しタイムリー。

・佐藤都9回代打2ラン「貴重な追加点」。

・8回捕手田村2塁ランナー周東刺した、栗原3盗塁を刺した。

・岡5打数3安打の猛打賞。5回に2盗決めた。