エチェバリア勝越3ラン-佐藤都HR大逆転-M勝越-2021ソフトバンク対ロッテ14-16

ロメロ粘投レアード活躍もS継投を崩せず松田Hで負けた-ソフトバンク対ロッテ16

2021年8月22日(日)
ソフトバンク対ロッテ16回戦  PayPayドーム
4 対 2 でソフトバンクの勝ち
勝ち:笠谷 負け:ハーマン

【試合展開】

マリーンズ「先発ロメロ」と「捕手加藤」の組み合わせは、元ドラゴンズ同士(新加入)というバッテリーになった。
ロメロは立ち上がりストレートに力があった。荒れ球も功を奏して抑える。先制したのはマリーンズ、ソフト先発スチュワートジュニアもストレートが走るが若干制球に苦しむ。3回荻野フォアボールで出塁すると、藤原が左中間2ベースで先制した。見事にランアンドヒットが決まった。

ロメロは4回栗原にライトスタンドへHR打たれ同点に。その後もフォアボール3個出し1アウト満塁のピンチになるも甲斐をダブルプレーに切って取った。
マリーンズは5回代わった高橋礼から藤原・中村フォアボールからレアードがライト前にタイムリーで1点勝ち越す。しかし5回ロメロは先頭三森にヒット川島バント処理をあせってノーアウト1・3塁から柳田に犠飛打たれて同点に追い付かれた。

5回ロメロは東妻に投手交代、スライダースプリットが良く1アウト2・3塁のピンチを脱した。中盤は両チーム継投がすごかった。両チームとも勝ち越しを許さなかったが、 8回にMハーマンがつかまった。デスパイネヒット、代走周東2盗決めて長谷川フォアボールで2アウト1・2塁に、松田がタイムリーで2点勝ち越しされた。9回は板東に抑えられて敗戦。
ソフトバンクは7人の投手をリレー、マリーンズ打線に的をしぼらせなかった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

藤原3回先制タイムリー。ランアンドヒット決めた。5回はフォアボール選びチャンスメイク、ヒットでホームにナイスラン。

・レアード5回ライト前タイムリー。

3連戦まとめ

2021年8月20日~8月22日
ソフトバンク対ロッテ 14~16回戦
対ソフトバンク  2勝1敗 ロッテこのカードを勝ち越した。

感想

調子のいいソフトバンクに勝ち越しできたのは凄い。
初戦二木・2戦目美馬と序盤の失点を抑えて反撃を待つ。新加入加藤捕手のリードもソフトを迷わせたか。ソフト先発陣に苦しむも2番手意向を攻略。好調藤原・レアードに加えて上位荻野・中村奨吾に当たりが出てきて得点力UP。下位も好調の藤岡に加えてエチェバリア・佐藤都・岡にも当たりが出始めた。この粘りがカード勝ち越せた大きな要因だと思われる。終盤にうまくつながれての得点。ソフトもまさかの敗戦だったはず。
今回は終盤での勝越しや逆転だったが、マリーンズ勝ちパターンはやはり「先制しての後半勝負だ」と思うので、早めに仕掛けての得点を期待したい。

【レアードの決定力に救われた】
初戦は二木が粘ってゲームを作ると中盤以降はM投手陣が仕事をする。終盤9回エチェバリア勝越しHRで決まった。それも“4回レアードの先制ヒット”でのM2点リードがあってのことだと思う。
2戦目は7回まで石川を攻略できない。しかい8回5点差をひっくり返す大逆転勝利。 またもレアードが勝負強さを発揮。9回は詰まりながら流して勝越しのタイムリー。3戦目も5回レアードがライト前に勝越しタイムリー。ソフトの反撃を受けて勝利に貢献とはいかなかったが、チームの勝利のために仕事をした。

【チームを引っ張っていた「藤原恭大」が素晴らしかった】
チャンスメイクして好走塁でかえる、タイムリー打ち結果を出す。スィングも速くなり成長もみえる。強運もあわせ持つこの若武者は「マリーンズのリードオフマン」になっている。

後半戦先発投手が好調なソフトバンクを相手にMが粘りを発揮、勝ち越せたのは、マリーンズの打線に様々なオプションがあることをみせた。他チームに与えるインパクトも大きいと思う。
一方3連戦を通してソフトに「豊富な先発・中継ぎ・抑え投手陣」のあることを見せつけられた。終盤になるにつれてソフトの投手力がマリーンズや他のパリーグ球団にとって「大きな脅威になる」ことも分かった。

(22日までで)1位オリックス・2位楽天はかわらず。ロッテは単独の3位となった。オリックスがどこまで首位を守れるのか、ロッテの勢いは本物か、ロッテは残り51試合。パリーグは見どころ満載で本当に楽しみです。
次は日ハム2連戦、楽天3連戦と続きます。

*最後までお読みいただきありがとうございました。