2021年10月17日(日)はZOZOマリンの千葉ロッテ対ソフトバンクは雨天中止。ソフトバンク打線に大量失点敗戦後の試合で、中止になったのは良かった。17日はオリックスが日本ハムに負けて、千葉ロッテのマジックは7に減った。
西武は17日に楽天田中将大を打って勝利。気持ちよくでロッテ戦に向かってくるはず。美馬の奮闘、積極的な投球を期待したい。マリーンズはまだ有利な立場にはない。オリックスは関係ない。自力で勝たないといけない。
*この試合は2021年シーズン対西武の最終戦です。
美馬7回4安打9三振1失点の好投-固い守備でマジック6-2021西武対ロッテ25
2021年10月18日(月)
西武対ロッテ 25回戦 メットライフ
1 対 2 でロッテの勝ち
勝ち:美馬 負け: 森脇
【試合展開】
マリーンズは初回L與座から荻野がデットボールで出ると2盗成功。1アウト2塁からマーティンがセンターフェンス直撃タイムリー2ベースで先制した。
*凄い当たりだった。あと1m高ければスタンドに入ってた。
美馬も初回裏、1アウトからブランドンにセンターツーベース打たれ、2アウト2塁から中村剛也に高めを上手く合わされた。センター前にタイムリーで1点とられ同点に。続く2回は川越がライトに2ベースで出塁しノーアウト2塁のピンチまねくも、加藤が岸の送りバントが小フライになったのに反応、素早く素手で取ると矢のような送球で、飛び出していた2塁走者川越をセカンドで刺した。*加藤がピンチを強肩でダブルプレーにきってとった。
美馬はストレートに力があった、フォーク・チェンジアップ、スライダーで打ち取る。回を重ねて調子を上げた。
M打線は與座の前にランナーを出すも攻め切れない、流れが相手に傾く可能性もあった。しかし7回2アウトから中村奨が「レフト線に振り抜き2塁打で出る」と、マーティンフォアボールの2アウト1・2塁のチャンスを作る。するとレアードが詰まりながらもレフト前にもっていった、主軸レアードのタイムリーで勝ち越した。この一振が大きかった。
8回は佐々木千が登板し抑えた。9回はクローザー益田が登板し3人を2三振・ゼロに抑え、マリーンズは勝利でマジックを6に減らした。
美馬初回失点も立て直した。変化球を上手くあやって「7回4安打9三振無四球1失点の好投」、加藤とも息のあった投球で自軍に勝利を呼び込んだ。
マーティンのタイムリーがでて勝てたのはチームにとって大きい。優勝には彼の活躍が絶対に必要だ。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・美馬7回4安打9三振1失点の好投。9三振・無四球は立派。
・マーティン初回フェンス直撃タイムリー2ベース、皆が彼のタイムリーを待っている。マルチ。
・レアード7回レフト前に勝ち越しタイムリー。スィングが速くて振り切っていればこその一打。
・ 中村奨吾7回2アウトからレフト線に2ベース打った、勝越しのチャンスをお膳立て。諦めない気持ちが出たヒット。マルチ。
・岡は6回外﨑の「ライトライナーをスライディングキャッチ」のファインプレー。一歩目が速かった。
まとめ
美馬が立ち上がり不安定だったが2回以降に次第に修正した。ゲームをつくった。加藤・岡も好守備で美馬を助けた。レアードが勝越しすると、佐々木千と益田も無失点で応えた。もう少し追加点があればもっと楽に勝てたのだろうが、厳しい試合をものにしていくのがマリーンズの勝ち方。先発・リリーフ・クローザーが機能、少ない得点を守り、西武の反撃を断った。
*2021年対西武最終戦に勝利、2021年千葉ロッテは対西武11勝10敗4分で終了した。
大事な試合での美馬の好投はベテランらしく素晴らしい。マーティン・レアード主軸がチャンスに打点を叩きだし調子は上向き、優勝争いに向けていい材料が出てきた。
*最後までお読みいただきありがとうございました。