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河村好投-レアードHR-小島粘投-藤岡-佐藤都猛打賞-勝越-2021西武対ロッテ20-22

前カードロッテはソフトバンクに連敗、西武は楽天と1勝1敗1分け。ここまで「6勝9敗4分」と相性の良くない西武にどういう戦いで臨むのか。マリーンズ打線は調子が良いとは言えず。首位とはいえリードはわずか。西武戦は厳しい正念場、負け越しは避けてほしいが、どっちへころぶのかなんとも読めない‥(-_-;)。
*初戦先発に5番安田・7番DHで佐藤都が入った。

今井乱調で安田先制も二木被弾-エラーで逆転負け-西武対ロッテ20

2021年9月24日(金)
西武対ロッテ 20回戦 メットライフ
5 対 4 で西武の勝ち
勝ち:岡田  負け:田中靖洋

【試合展開】

今井が乱調、ストライクがはいらずフォアボールを出した。初回荻野フォアボールで2アウト後レアードがフォアボール選び1・2塁から今井のワイルドピッチで1・3塁とプレッシャーかけると、安田がセンターへタイムリーヒットを打って先制。続く角中もフォアボール選び、満塁から佐藤都がライト前へヒットで2点目を入れた。L今井の制球の乱れに付けこんで得点は幸先良かった。
2回にも荻野センター前ヒット藤原・中村奨吾と連続でフォアボール選び1アウト満塁と攻め立てる。今井はレアードにもフォアボールでM押し出しで1点とった。今井3回4安打7四球と乱調もありM序盤から3点先行した。

二木は序盤は丁寧に低めにストレート・フォークを投げて打ち取る。二木先制点をもらって調子に乗るかと思ったが、3回1アウトから岸にレフトスタンドに2ランホームラン打たれた。
4回安田がL田村から「バックスクリーンに飛び込むソロホームラン」をうった。
その裏ライオンズは二木から中村剛也がレフトスタンドにソロホームランで反撃。続き栗山サードゴロ安田ファンブルで出塁すると、山川がセンター前ヒットでつなぐ、呉もセンター前ヒットで1アウト満塁とピンチ拡大。ここで源田にレフト前に流され同点タイムリーを打たれた。

5回からは田中靖洋が登板。外崎をフォアボールで出しランナー1塁から、盗塁を気にするあまり加藤捕手焦ったか、田中のインコースの変化球を後逸してランナーを3塁に進められてしまった。その後打者栗山に暴投で3塁ランナーをホームに返してしまった。ノーヒットで西武に勝ち越されてしまった。これで一層流れを悪くしてしまった。

6回は「首の痛み回復した唐川」が離脱から1軍復帰で即登板。球威今一つも丁寧に投げて抑えた。7回は国吉が抑えた・ストレートに力あった。8回は小野が登板、スライダーの切れが良かった。
M打線は西武の継投陣(水上・増田・森脇・平良)から得点を奪う事が出来なかった。序盤にもうすこし点を取っておきたかった。

今井の制球の乱れで先制できたのは良かったが、二木が甘いボールを伏兵「岸」に被弾。安田ソロホームランでリードも、二木が甘いボールを「中村剛也にソロHR」を浴びた。
リードした直後に二木がホームラン2本で同点に追いつかれた。もったいなかった。当然流れは西武に傾く。
リリーフ田中靖洋が2アウト1塁まで持ってくるも加藤が後逸でランナーを3塁に進めた。田中も暴投して勝ち越されてしまった。
逆に西武のリリーフ陣が機能した。 マリーンズが粘って同点にしたかったがランナー出すも決定打がでなくて残塁の山を築いた。
ミスはあっても粘りが欲しかった。加藤捕手もしっかり捕りたかった。少し残念な結果だった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

安田が初回センター返し、先制のタイムリーヒット。4回バックスクリーンに飛び込むソロホームラン。マルチの活躍、今後に期待。

佐藤都初回タイムリーなどマルチ。守備は道半ばだが、打撃での気迫は凄い、起用に結果で返せるのは普段の練習の賜物か。しっかりとボールの見極めができていた。

・藤岡マルチ。

河村力投-中村奨活躍-レアード2ラン-唐川好リリーフで勝利-西武対ロッテ21

2021年9月25日(土)
西武対ロッテ 21回戦 メットライフ
1 対 3でロッテの勝ち
勝ち:河村  負け:平井

【試合展開】

昨日に続いてマリーンズが初回に先制攻撃。ライオンズの平井の立ちあがり、荻野フォアボールで出塁すると2盗塁決めた。チャンスに中村奨が低めをよくとらえた、センター前にタイムリーで先制した。続いてレアードが甘い球をレフトに2ランホームランで3点差にした。

M先発の河村説人頑張った。角度のあるストレートが低めに決まり変化球も冴えた。フォアボールやヒット許すも粘りの投球で5回まで無失点に抑えた。6回森にヒツト中村剛也にセカンド内野安打・外崎にフォアボール出して満塁のチャンスつくられ、山川にタイムリーうたれ1点返されたが、代わった「唐川」ボールに力があり、セカンド守備にも助けら栗山を打ち取った

7回は国吉、8回は佐々木千が登板して西武の反撃をたった。9回は益田がゼロに抑えた。唐川、国吉挟んで佐々木千・益田の「勝利の方程式」が復活。マリーンズ連敗を3で止めた。
河村の力投が熱かった。唐川のリリーフが良かった。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

河村説人5回1/2を6安打1失点に抑えた。無傷の3連勝は凄い。

レアード初回にレフトスタンドに2ランを放った。勝負強い!

・中村奨吾先制タイムリー。マルチで復活。

唐川6回2アウト満塁のピンチに栗山を抑えた。

小島粘投-藤岡と佐藤都が2人で6安打6打点の大活躍-西武対ロッテ22

2021年9月26日(日)
西武対ロッテ 22回戦 メットライフ
4 対 8 でロッテの勝ち
勝ち:小島 負け:渡邉勇太朗

3戦目は初完投・初完封と波に乗る「小島和哉(25歳)」浦和学院出身が登板。L先発「渡邉勇太朗(21歳)」も浦和学院で先輩後輩の関係、とても面白い対戦になった。

【試合展開】

マリーンズは初完投・初完封と波に乗る小島和哉が登板。
初回L先発渡邉に対し荻野がフォアボール選ぶ、2アウトもレアードが右中間を破る先制タイムリー2塁打を放ち先制、アウトコース低めを右にうまく流した。
一方小島は、変化球スライダー・ストレートなどを駆使して悪くない立ち上がり、しかし2回栗山にレフト前ヒツト打たれて、山川に少し高いボールを右中間に逆転2ランをうまく打たれた。
M3回は荻野がセンター前にヒツト、続いて佐藤都がボール叩きつけた。L渡邉投手の悪送球を呼んでノーアウト1・3塁とチャンス拡大。中村奨吾がショートゴロの間に荻野帰り同点。

小島3回突如コントロールが乱れた。3回エラーと岸ヒツトで1・2塁から森にフォアボールで1アウト満塁の大ピンチ。中村剛也を三振も外崎と栗山に押し出しフォアボールを出してしまった。これで西武が2点リードした。

しかし5回マリーンズ、加藤がフォアボールで出塁すると荻野が2ベースでノーアウト2・3塁のチャンス。佐藤都が外角低めをレフト前に流したこの2点タイムリーで試合を振り出しに戻した。2アウトになるも1・2塁から藤岡がレフト前に勝ち越しタイムリーを放った。西武を再逆転した。

Lは7回ギャレットから森脇にスィッチも佐藤都がヒツト。レアード安田が連続フォアボール選んで1アウト満塁をつくる。かわったL武隈から藤岡がライト線に走者一掃の3ベースを放った。非常に大きな追加点だった。

小島6回3安打4失点、ホームランも押し出しフォアボールもあったがコントロールよくゴロを打たせた。被弾後の回で満塁でのピンチに四球出したのも、慎重にゲーム壊さない様に投げた結果か。
M打線は繋いで佐藤都・藤岡が良いところで打った。マーティンの穴を埋めて魅せた。
*「佐藤都志也」バッターとして素晴らしい能力を発揮している。
マリーンズは7回から勝ちパターンに入る。東妻・佐々木千・田中靖洋と無安打無失点に抑えた、最後は堅い投手陣で勝利した。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・小島6回3安打4失点の粘投。四球3で押し出し失点も、調子あげて試合を作った。

レアード初回右中間に先制タイムリー。素晴らしい流しだった。

藤岡5回レフト前に流した「勝ち越しタイムリー」積極的にいった。7回にも満塁で走者一掃3ベースで貴重な追加点。猛打賞で4打点の大活躍!

佐藤都志也4打数3安打の大活躍。5回同点レフト前タイムリーは見事。この後ライト前に引っ張るヒットもあり“球際の強さ”が出た。

・荻野がチャンスメイク。マルチ。

3連戦まとめ

2021年9月24日~9月26日
西武対ロッテ 20~22回戦
対西武 2 勝 1敗 ロッテこのカードを勝ち越した。

感想

対ソフトバンク戦で得点できなかった打線が、西武投手の乱調とはいえ先制点をとれたのはとてもラッキーだった。粘ればマリーンズの勝ち試合に持って行けたのに、二木が甘いボールを2度ホームランされ同点に追いつかれた。続いて加藤捕手のミスと暴投で西武に得点を献上。打線もライオンズのリリーフ陣に対してチャンス作るも得点できず残塁を重ねた。
序盤相手に点をもらったのに、ミスから“流れ”を相手にあげてしまった。
しかし2戦目は若い河村が好投して西武の流れを断ち切った。中村奨吾・レアードがしっかり点を取って、マリーンズ自慢のリリーフ・クローザーがしっかりと抑えた。唐川、国吉挟んで佐々木千・益田の勝利の方程式が機能。マリーンズは連敗を3で止めた。
3戦目は小島が登板、HR打たれた後制球に苦しんで失点も調子を上げて6回まで投げた。打線は佐藤都・藤岡がチャンスにしっかりと得点した。球際に強かった。マリーンズらしく繋いで再逆転し、終盤は投手陣が抑えて勝利した

初戦は残念だったが、2戦3戦若き先発投手「河村の力投・小島の好投」がチームを救った。若い投手が連敗をストップさせた。 両先発投手の気持ちの強さが素晴らしかった。主力を欠くも打撃陣の奮起、先制攻撃・集中力も良かった。唐川も戻りカードが増えた。パターンの増えた「新勝利の方程式」も機能した。
連敗の後に苦手西武が相手。マーティン佐々木朗ら不安な要素もある中、マリーンズ全員が強い気持ちをもって戦い勝ち越した。荻野・中村奨・レアード・藤岡・佐藤都が素晴らしかった。
ズルズルと負けない!、今年のマリーンズの強さをみた。
次はオリックスとの首位対決(2位オリックスとは3ゲーム差)。マリーンズの調子は上向き、オリックスの好投手相手にどんな勝負になるのか。ワクワクが止まりません。

*最後までお読みいただきありがとうございました。