河村好投-レアードHR-小島粘投-藤岡-佐藤都猛打賞-勝越-2021西武対ロッテ20-22

小島粘投-藤岡と佐藤都が2人で6安打6打点の大活躍-西武対ロッテ22

2021年9月26日(日)
西武対ロッテ 22回戦 メットライフ
4 対 8 でロッテの勝ち
勝ち:小島 負け:渡邉勇太朗

3戦目は初完投・初完封と波に乗る「小島和哉(25歳)」浦和学院出身が登板。
L先発「渡邉勇太朗(21歳)」も浦和学院で先輩後輩の関係、とても面白い対戦になった。

【試合展開】

マリーンズは初完投・初完封と波に乗る小島和哉が登板。
初回L先発渡邉に対し荻野がフォアボール選ぶ、2アウトもレアードが右中間を破る先制タイムリー2塁打を放ち先制、アウトコース低めを右にうまく流した。
一方小島は、変化球スライダー・ストレートなどを駆使して悪くない立ち上がり、しかし2回栗山にレフト前ヒツト打たれて、山川に少し高いボールを右中間に逆転2ランをうまく打たれた。
M3回は荻野がセンター前にヒツト、続いて佐藤都がボール叩きつけた。
L渡邉投手の悪送球を呼んでノーアウト1・3塁とチャンス拡大。
中村奨吾がショートゴロの間に荻野帰り同点。

小島3回突如コントロールが乱れた。
3回エラーと岸ヒツトで1・2塁から森にフォアボールで1アウト満塁の大ピンチ。
中村剛也を三振も外崎と栗山に押し出しフォアボールを出してしまった。これで西武が2点リードした。

しかし5回マリーンズ、加藤がフォアボールで出塁すると荻野が2ベースでノーアウト2・3塁のチャンス。佐藤都が外角低めをレフト前に流した
この2点タイムリーで試合を振り出しに戻した。
2アウトになるも1・2塁から藤岡がレフト前に勝ち越しタイムリーを放った。西武を再逆転した。

Lは7回ギャレットから森脇にスィッチも佐藤都がヒツト。
レアード安田が連続フォアボール選んで1アウト満塁をつくる。
かわったL武隈から藤岡がライト線に走者一掃の3ベースを放った。非常に大きな追加点だった。

小島6回3安打4失点、ホームランも押し出しフォアボールもあったがコントロールよくゴロを打たせた。被弾後の回で満塁でのピンチに四球出したのも、慎重にゲーム壊さない様に投げた結果か。
M打線は繋いで佐藤都・藤岡が良いところで打った。マーティンの穴を埋めて魅せた。
*「佐藤都志也」バッターとして素晴らしい能力を発揮している。
マリーンズは7回から勝ちパターンに入る。東妻・佐々木千・田中靖洋と無安打無失点に抑えた、最後は堅い投手陣で勝利した。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

小島6回3安打4失点の粘投。四球3で押し出し失点も、調子あげて試合を作った。

レアード初回右中間に先制タイムリー。素晴らしい流しだった。

藤岡5回レフト前に流した「勝ち越しタイムリー」積極的にいった。
7回にも満塁で走者一掃3ベースで貴重な追加点。猛打賞で4打点の大活躍!

佐藤都志也4打数3安打の大活躍。5回同点レフト前タイムリーは見事。
この後ライト前に引っ張るヒットもあり“球際の強さ”が出た。

・荻野がチャンスメイク。マルチ。

3連戦まとめ

2021年9月24日~9月26日
西武対ロッテ 20~22回戦
対西武 2 勝 1敗 ロッテこのカードを勝ち越した。

感想

対ソフトバンク戦で得点できなかった打線が、西武投手の乱調とはいえ先制点をとれたのはとてもラッキーだった。
粘ればマリーンズの勝ち試合に持って行けたのに、二木が甘いボールを2度ホームランされ同点に追いつかれた。
続いて加藤捕手のミスと暴投で西武に得点を献上。
打線もライオンズのリリーフ陣に対してチャンス作るも得点できず残塁を重ねた。
序盤相手に点をもらったのに、ミスから“流れ”を相手にあげてしまった。

しかし2戦目は若い河村が好投して西武の流れを断ち切った。
中村奨吾・レアードがしっかり点を取って、マリーンズ自慢のリリーフ・クローザーがしっかりと抑えた。
唐川、国吉挟んで佐々木千・益田の勝利の方程式が機能。マリーンズは連敗を3で止めた。

3戦目は小島が登板、HR打たれた後制球に苦しんで失点も調子を上げて6回まで投げた。
打線は佐藤都・藤岡がチャンスにしっかりと得点した。球際に強かった。
マリーンズらしく繋いで再逆転し、終盤は投手陣が抑えて勝利した

初戦は残念だったが、2戦3戦若き先発投手「河村の力投・小島の好投」がチームを救った。
若い投手が連敗をストップさせた。
両先発投手の気持ちの強さが素晴らしかった。
主力を欠くも打撃陣の奮起、先制攻撃・集中力も良かった。
唐川も戻りカードが増えた。パターンの増えた「新勝利の方程式」も機能した。

連敗の後に苦手西武が相手。マーティン佐々木朗ら不安な要素もある中、マリーンズ全員が強い気持ちをもって戦い勝ち越した。
荻野・中村奨・レアード・藤岡・佐藤都が素晴らしかった。
ズルズルと負けない!、今年のマリーンズの強さをみた。

次はオリックスとの首位対決(2位オリックスとは3ゲーム差)。
マリーンズの調子は上向き、オリックスの好投手相手にどんな勝負になるのか。ワクワクが止まりません。

*最後までお読みいただきありがとうございました。