このカードからパリーグペナントレースに戻ります。
交流戦の結果は西武7勝7敗4引き分け、ロッテは8勝9敗1引き分け。西武7位ロッテ8位と仲良く並んでいる。交流戦順位では終盤にロッテは西武に抜かれている。調べると「西武の直近の対戦成績」は広島戦は1勝1敗、その前の中日戦は2勝1敗、その前のDeNA戦は2勝1引き分けと終盤とても良かった。パリーグ戦線に戻って楽しみでもあるけど、西武の調子が上がっているようなので要注意。
*交流戦終わって千葉ロッテはトレードでの話題が多かった。
「有吉優樹」「加藤翔平」の2人がトレードで他球団へ。残念ですが才能豊かな選手なので他球団でも活躍が期待します。
またDeNAから国吉投手、中日から加藤匠馬捕手にも補強という点でタイムリーだと思います。刺激を与える意味でも期待しています。
岩下好投-安田・中村・髙部・藤岡活躍-小野佐々木東妻で完封勝利-西武対ロッテ10
2021年6月18日(金)
西武対ロッテ 10回戦 メットライフ
0 対 5 でロッテの勝ち
勝ち:岩下 負け:髙橋光
【試合展開】
岩下ストレートが走っていた。「初回からとばした」という投球は力もあった。2回は山川・栗山・スパンジェンバーグを3者連続三振にうちとるなど波にのった。5回ランナー1・3塁のピンチにもレフト髙部のファインプレーに助けられた。
西武の高橋光成もストレートスライダー変化球が決まりいい立ち上がり。投手戦かと思われたが3回制球が乱れた。藤岡柿沼フォアボール2個出して髙部が送り1アウト2・3塁から荻野がレフトへ犠飛でマリーンズ先制。4回は無死1・3塁から安田がライト前タイムリーで2点目。
7回は藤岡髙部がヒットで2アウト1・3塁のチャンスを作り髙部が2盗、森2塁への悪送球で藤岡が3塁からホームインした。8回は中村奨吾がレフトスタンドに4号ソロホームランで西武を突き放した。
M岩下6回3安打無失点のあと7回小野・8回佐々木がゼロに。9回は東妻が登板し三者3三振のゼロに抑えた。M終盤「完封リレー」で完勝した。
*M投手陣がしっかり投げ、攻撃陣がフォアボール選び、タイムリー・犠打で先制。送り・盗塁使い追加点。理想的な展開だった。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・岩下6回3安打無失点と好投。力投で初戦をものにした。
・安田4回ライト前タイムリー。4打数2安打2打点の活躍。
・東妻9回を無失点。栗山スパンジェンバーグメヒア3者連続三振。3つとも空振りでの三振は凄かった。思い切りのいいボールは健在でした。
・中村奨吾8回ホームランで追加点。
・髙部3回送りバント、7回にヒット・2盗と森の悪送球を誘った。
・藤岡7回盗塁での悪送球の間に3塁からホームに戻る好走塁。
髙部マルチ-中村稔弥初回失点M失策4で敗戦-L源田活躍森HR-西武対ロッテ11
2021年6月19日(土)
西武対ロッテ 11回戦 メットライフ
7対 2 で西武の勝ち
勝ち:今井 負け: 中村稔弥
【試合展開】
M先発中村稔弥が初回にファーストストライクの甘いボールを狙われた。源田3塁打で出ると森が先制2ラン。山川フォアボール栗山ヒットで1・2塁になると呉のファーストゴロをレアードがエラーで3点目、なおもスパンジェンバーグにタイムリー。柿沼の送球ミスもあり6失点してしまった。初回西武打線が火を吹いた。マリーンズのエラーが大量点につながってしまった。
L今井は立ち上がりこそ四球2個出すも、ストレートが150k台でスライダーチェンジアップが冴えていた。6回は髙部が2塁打、ライトオーバーうまくとらえた。荻野ゴロで進塁して3塁から今井の暴投でホームに返る。7回は藤岡がライトへ2塁打で出塁すると髙部がライト前にタイムリーヒット。髙部が3打数2安打と一人、気をはいた。マリーンズは今井に7回4安打2失点に抑えられてしまった。 西武に二桁安打うたれて敗戦した。初回6失点が痛かった。
*M中村稔弥「不用意なカウント球」を打たれての失点もあったが、エラーがらみでの大量失点はかわいそうだった。*2回捕手が佐藤都にかわり4回まで抑えただけに初回が残念。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・髙部瑛斗活躍。3打数2安打1打点でアピール。低めの変化球をうまく2安打。
・移籍捕手「加藤匠馬」M1軍初登場。盗塁阻止に期待。
小島粘投-中村・角中打点-安田・藤岡粘りL平良から引分-西武対ロッテ12
2021年6月20日(日)
西武対ロッテ 12回戦 メットライフ
3対 3 でロッテ西武 9回規定により引き分けた。
勝ち:ー 負け:ー
【試合展開】
小島立ち上がりから素晴らしい投球。ていねいにコーナーを突くなどコントロールがよかった。インコースにも投げ打ち取る。
西武先発はニールでインコースにストレート投げるなど球に力があった。先制したのはマリーンズで6回1アウト1・2塁から中村奨吾が低いボール球をセンターへ軽打、技有タイムリーで1点。なおも角中がライトへ犠飛で2点をいれた。
西武反撃は6回、小島が森をフォアボールで出すと山川に2ランで同点に追いつかれた。山川にチェンジアップを狙われた。7回には代わった東妻から金子がヒットで出ると川越がうまく打った、レフトへの2塁打を放ち西武が勝ち越した。
しかしマリーンズ8回マーティンが2ベースで出ると中村が送りバントで1アウト3塁。レアード四球で2アウト1・3塁。ここで西武投手が平良にかわる。安田が粘った。四球選んで満塁に。藤岡も粘ってフォアボールで押し出し。マリーンズ3点目を入れて同点に追いついた。
9回はL森脇・M益田が抑えて引き分けに終わった。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・小島6回5安打2失点と粘投。ゲームつくった。
・中村奨吾マルチ。6回低いボール球をタイムリーで先制。
・7回柿沼・8回中村送りバント成功。
・8回は岡・9回は和田が2盗決めた。
3連戦まとめ
2021年6月18日~6月20日
西武対ロッテ 11~12回戦 メットライフ
対西武 1勝1敗 1引き分け ロッテこのカードを引き分けた。
感想
初戦は岩下が好投、打線も安田・中村・髙部らが活躍して完勝する。
2戦目は中村稔弥が打たれ敗戦、エラーが足を引っ張った。中村2回以降持ち直したので立ち上がりはもったいなかった。L今井は制球がいまひとつで球数は多かった、M打線が捕まえられなかった。3戦目は9回平良から押し出し選んで引分けた。打線が粘った成果で大きかった。
このカードはマリーンズ両助っ人が不発に終わるなか、和製レギュラー陣が頑張った。フォアボール選んでチャンスメイクしチャンスをモノにする。走塁もからめての得点などマリーンズらしい戦いもあった。
髙部の攻守にわたる活躍が目立った。粘れる巧打者・細かな作戦もできそうなので大いに期待。
また投手陣も岩下好投・小島粘投、佐々木・小野・益田が堅調。成田翔・東妻など調子のいい投手も出現して、DeNAより国吉投手が加入するなどオプションが増えている。
*山川・栗山が戻り調子悪くない西武に五分の戦いが出来たのは、リーグ戦・再開の初めとしては良かったのではないかと思いました。
*最後まで読んでいただきありがとうございました。