エース小島和哉が完封勝利-レアード活躍で連敗止めた-2021楽天対ロッテ22-23

エース小島が完封-E田中将に投げ勝つ-レアードが連敗止めた-2021楽天対ロッテ23

2021年10月3日(日)
楽天対ロッテ 23回戦 楽天生命パーク
0 対 2 でロッテの勝ち
勝ち:小島  負け: 田中将大

【試合展開】

マリーンズは田中将大の立ち上がりをつかまえる。
マリーンズは初回に荻野がライト前にヒット、1アウト後に中村奨吾もセンター前にヒットして1アウト1・2塁のチャンス作ると、レアードがレフトに2点タイムリーツーベースで先制した。
少し高いスライダーをしっかりとらえた。
なおも1アウト2・3塁から佐藤都がよく叩きつけた。
セカンドゴロでランナーをかえし貴重な2点目をとった。

小島は低めにボールを集めた。序盤はのびるストレートを軸にチェンジアップ・スライダーがさえる。相手を追い込んで打ち取り次第にペースをつかんだ。
先頭打者を出したのは1度だけ長打も打たれなかった。何より強い気持ちで対峙した。

小島の力投には田中将大も負けられない。2回以降徐々に調子を上げた
マリーンズにホームを踏ませなかった。両エースが一歩も引かない。
M打線も初回に得点したのみ。田中も好投、Mにヒット打たれても後続を抑えチャンスをつぶした。

小島9回3安打無四球完封、田中将大9回9安打1四球2失点で両投手ともに投げ切った。
最近にない投手戦だった。お疲れさまでした。
小島にとっての田中将大はあこがれの存在で、投げ合うだけでもうれしいという。
一方田中将大にとっては悔しい負けになった。

小島は10勝目をマーク、頼りになる投手の筆頭。安定度が増してきて「事実上マリーンズのエース」だ。「チーム全員で戦って優勝したい」コメントも素晴らしかった。この勝利をきっかけにチーム総力で反攻してほしい。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

小島9回3安打無四球で完封。一人で連敗止めた。

レアード初回先制タイムリーツーベース。大事な試合で「4打数2安打1打点の活躍」は流石としか言いようない。

佐藤都、初回ゴロ転がして貴重な2点目をもぎとった。粘っこいバッティングに気迫が見える。

荻野3打数2安打、マルチでチャンスメイク。

2連戦まとめ

2021年10月1日~10月3日
楽天対ロッテ 22~23回戦
対楽天 1勝 1 敗 
ロッテこのカードを引き分けた。

感想

思ったよりも楽天打者が振れていた。二木が簡単に点を取られたのもE好調なのもある。
二木のボールをうまくとらえた。

最近のM打線には元気無くつながりもない、2戦目もかなり不安だった。
田中将大がいつも通りの投球をすると普通でも点が取れない。
1点を争う展開にもちこめるかが問題だった。

当然先発の踏ん張りが最低条件。その厳しい状況で小島が好投で希望の光を与えてくれた。強い気持ちで楽天に立ち向かった。ストレートが良かった・制球がよかった。
まとを絞らせなかった。ストレートで追い込んで変化球で打ち取る。チェンジアップも冴えていた。

マークに苦しむレアードが先制して見せた。
ロッテがラッキーだったのは田中将大はピンチにレアード迎えても、敬遠はしないだろうし、監督も指示は出さないだろうという事。ファンもそれを求めている。
しかし少ないチャンスを決め切るレアードの勝負強さにはあらためて感動した。
*これから対戦する相手チームには「どんどんレアードと勝負してほしい」。
お願いします。

2戦目も楽天に負けてオリックスに離されるかと思ったが、小島が一人で楽天を止めた。
度胸満点の投球」は素晴らしかった。

昨年は終盤マリーンズは急降下して苦しみ、最後勝ってクライマックスシリーズ進出。
今年も急降下で同じ展開になりつつある、
しかし今年狙っているのはクライマックスシリーズではなくて「パリーグ優勝」だ。
昨年の急ブレーキを思い出し繰り返してはいけない。

オリックス急行は加速して突き進む。
止めなければいけないのは自分ではなく「オリックス」だ。
Mは自分にプレッシャーをかけていないだろうか?

マリーンズの「成長した姿」昨年との違いが見たい。
「今こそ過去の千葉ロッテを越えるとき」。
失うものは何もない、「51年振りのリーグ優勝」を目指して挑戦あるのみだ。

*最後までお読みいただきありがとうございました。