オリックスとの対戦は楽しみ。最近の「オリックスの強さ」を知りたいです。
定評のある「投手陣」がいいのは分かっていますが、なぜ打線のつながりがいいのか興味あり。
交流戦の期間でどう変わったのか。
パリーグ戦線はソフトバンクの貯金を無くして、五分でソフトバンク・千葉ロッテ・西武が並ぶ混戦模様。マリーンズ打線にも復調の兆しもあり、何とか先取点を取って優位に進めたいところ。
機動力で榊原攻略-二木好投もラオウに被弾-M9回チャンスつぶして引分-オリックス対ロッテ12
2021年6月29日(火)
オリックス対ロッテ 12回戦 京セラドーム大阪
5 対 5でロッテオリックス規定により引き分けた。
勝ち:ー 負け:ー
【試合展開】
B榊原の立ち上がり、ボールが甘くなったところを攻めた。初回角中がフォアボールで1アウト1塁から、マーティンがセンターへタイムリー2ベースで先制。
2回は安田ヒット藤岡が送る。
髙部がセカンド内野安打で2アウト1・3塁から髙部が2盗決めて2・3塁にすると、荻野が縦スライダーを詰まりながらもレフト前にタイムリーで2点入れた。
二木ストレート変化球を丁寧に低めに決める。
リズムよく立ち上がった。2回以降も丁寧な攻めを続けた。
榊原もストレートなどコントロールに難がありフォークも決まらない。
マリーンズ打線が付け込んだ。
3回にマーティンレアードが連続でフォアボールを選び1・2塁から安田レフトフライで1アウト1・3塁。藤岡がフォアボールで満塁になる。榊原フォークが決まらなかった。
B投手山田に交代、3回は田村がライトへ犠牲フライで4点目。
4回には中村奨吾がタイムリー2ベースで5点差とした。
オリックスの反撃は4回。二木は4回杉本にレフトスタンド5階にホームラン打たれる。
6回にも低めをセンターへ2ランを打たれ2点差になる。
7回は代わったハーマンがジョーンズ・福田にタイムリーを打たれて同点に追いつかれた。
9回はB平野が登板。マーティンフォアボール選び、岡の送りバントを平野がフィルダースチョイスでノーアウト1・2塁のチャンス作るも、柿沼の送りバントが投手正面でWプレーになった。
勝越しのチャンスをつぶして引き分けた。 しっかりと攻めたかった。
*マリーンズは2回から「機動力」を使い得点。
「先発が久しぶりB榊原」を調子に乗せなかった
。髙部・荻野コンビが機能、序盤で点を奪って主導権を握ると、二木が打線に応える好投。
中盤まではM勝ちパターンだった。
終盤ハーマンがつかまり引き分けになった。
マリーンズ序盤のリードを守れなかった。
杉本の2本目がなければと思うが、ラオウが片手でセンターオーバー・スタンドまで運んだHRで二木は責められない。
彼のパワーがオリックスに力を与え流れを引き戻した。
*杉本対策をしてほしい。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・二木6回4安打3失点と好投。杉本に2HRは残念だった。
・マーティン初回2ベースで先制。
・荻野2回レフト前2点タイムリー。マルチ安打。2盗決めた。
・髙部2回内野安打で出ると2盗決めた。
【杉本をラオウにしたのはロッテ?】
この試合バッファローズ「杉本裕太郎」にまた打たれました。
結構打たれている印象があったので「千葉ロッテはどの位ホームランを打たれているのか」を調べてみました。
4月8日3回戦(ロッテ敗戦):杉本1号ホームラン
4月16日4回戦(引分):杉本2号
4月17日5回戦(ロッテ勝利):杉本3号
5月7日7回戦(ロッテ勝利):杉本5・6号
5月9日9回戦(ロッテ勝利):杉本7号
5月19日11回戦(ロッテ勝利):杉本9・10号
6月29日12回戦(引分):杉本16・17号。
杉本ホームラン合計17本(6月29日まで)のうち「千葉ロッテ戦で10本」打っていました。
『なんと6割近い!!』驚異的な配給数でした。
千葉ロッテは、杉本をシーズン序盤に(10号までの内8本を打たれている)のせてしまい、結果「ラオウ」にしてしまった。責任の一端は、千葉ロッテにあるのかもしれません。
いくらなんでも打たれすぎだと思います。
*しかし杉本に打たれた7試合のうち“負けたのは1試合”のみ、「空砲も多い」。なので結果オーライとも言えますが‥‥(-_-;)。
B田嶋好投-M鈴木一発に泣く-中村稔弥粘投・小野好投-オリックス対ロッテ13
2021年6月30日(水)
オリックス対ロッテ 13回戦 京セラドーム大阪
5対 0 でオリックスの勝ち
勝ち:田嶋 負け:鈴木昭汰
【試合展開】
B田嶋ストレートに力があり、コントロールも良かった。
外角の変化球も低めに決まる。カーブ・スライダーを自在に操る。
M鈴木もストレートはいつも通りでスライダーも悪くなかった。
2回杉本にライト2ベースといい当たりされてから、T-岡田が進塁打、安達が初球のストレートを狙いレフトオーバーで先制。
オリックスに芯でとらえられた。オリックスのつながりがよくてあっという間の失点だった。
4回は2アウト1・3塁から若月が鈴木の甘いスライダーをとらえてレフトスタンドに3ランを打った。
杉本・T-岡田らにチャンスを作られ下位打線で得点を許した。
マリーンズは5回から中村稔弥が登板。
6回ランナー出すも緩急使って抑えた。
7回小野も好投した。何とか逆転したかったが、 中盤以降も田嶋の球威は衰えずストレートが伸びる、ストライク先行でカーブ変化球もコーナーに決まりマリーンズ打線は抑え込まれた。
田嶋が7回3安打無失点と好投、8回は張9回は能見にかわされた。3安打では勝てない。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・小野7回を3者2三振ゼロに抑えた。
・中村稔弥5-6回の2回を粘って抑えた。
・田村龍弘、1回宗の盗塁を刺した。1軍復帰後初の盗塁阻止成功。
2連戦まとめ
2021年6月29日~年6月30日
オリックス対ロッテ 12~13回戦
対オリックス 1敗 1引分 ロッテこのカードを負越した。
感想
オリックスのチーム状態がいい。早めの継投含めバッテリー間の連携も良かった。
B打者の積極的なバッティングが目立ち、当たりも多かった。
ファーストストライクを狙ってヒットに出来るのは『チームの意思統一がはかられている結果』だと思う。
*上位が打てなくても下位打線がカバーする。
個人ごとの動きが目立った今までのオリックスにはなかった「連帯感」であり、中嶋監督の采配が影響しているはず。上位を狙うライバルが増えたことは間違えない。
マリーンズは先発陣主力を欠く、新人鈴木昭汰も経験が足りないなかがんばっている。
マリーンズ打線も調子は悪くない、集中力も切れていない。
2戦目については田嶋が良かったので仕方ない。
ただ1戦目は勝ちゲームだっただけに引分は痛い。
中盤の投手に踏ん張って欲しかった。
攻撃陣も初戦9回の肝心なところでチャンスをつぶし、もったいなかった。
*最後まで読んでいただきありがとうございました。