M2番手田中初勝利-藤原逆転打-中村3打点-9回益田で連勝-2021日本ハム対ロッテ2

この試合は「マリーンズが17安打16点取って大勝した」次のゲーム。
野球の定説で言うと大量点で勝利した後は「全体的にバッターは大振り」になり凡打が目立ち拙攻することが多い。井口采配・打線に注目。美馬にはゲームをつくるピッチングを期待。

ファイターズはエース「上沢」が先発。彼は昨年ロッテ戦0勝4敗と分が悪い。彼の投球がどうなるかが見どころ。
*日本ハム上沢直之投手は対ロッテ19年まで勝ち越すも、2020年は0勝4敗と負け越し。Mマーティンは昨年4試合11打数5安打と上沢を得意にしているので期待したい。

2021年4月3日(土)
日本ハム対ロッテ2回戦 札幌ドーム

5ー6 ロッテが勝利、逆転で接戦をものにした。これで3連勝。
勝ち:田中 S益田  負け:上沢 

【試合展開】

F先発岩沢から2回マリーンズが先制した。安田フォアボールレアードヒットの1・3塁で菅野のダブルプレーの間にランナーかえって1点。しかしそれ以外は上沢にかわされる。
一方M先発美馬は制球に苦しんだ。3回1アウト1塁から西川にタイムリー3ベース打たれて同点。5回には1アウト1・2塁から中田にタイムリーを打たれ勝ち越しを許した。

6回裏ヒット2本で2アウト1・3塁のピンチで美馬から田中にスイッチ。田中が西川をピッチャーゴロに抑え3アウトチェンジ。よくゼロに抑えた。

ピンチの後7回表、2アウトから鳥谷・田村が連続フォアボールを選び、ランナー1・2塁で「藤原」がレフトに逆転タイムリーツーベースを放った。なおもM荻野死球・マーティンフォアボールで満塁。中村奨吾がライトへタイムリーツーベースで走者一掃。3点を追加してM6-2と4点をリードした。
7回唐川が抑える。8回は小野が登板連続Hで1アウト1・3塁のピンチをまねき、大田にタイムリー・自身のワイルドピッチで追加点とられ、西川ショートゴロの間に5点目をいれられた。ファイターズが1点差まで詰め寄ってきた。しかし最終回は守護神益田がF上位打線を抑える。益田登板4戦目にして今季初セーブをあげた。

マリーンズ活躍選手(MVPs)

藤原7回2アウトランナー1・2塁から、上沢を捉え逆転タイムリーヒット。レフトへ流しうまく打った。チャンスをモノにした。
*前2試合は安田が大活躍、藤原も負けていない。競い合って打率があがるのがベスト。

中村奨吾、昨日に続き5打数3安打の「猛打賞」。3打点をたたき出し勝利に貢献した。【ポイント】7回逆転後の満塁、中村の走者一掃3点タイムリーがなければ負けていたかもしれない。
*今年の中村奨吾はチャンスに強く打点も多い。頼れるキャプテンになる。

田中靖洋6回ピンチで登板も落ち着いた投球で西川を抑えた。
・益田いやな展開の中9回に登板、1イニングをしっかりゼロに抑え初セーブをあげた。

7回鳥谷通算1000得点達成!! *おめでとうございます。

「この1点をつかみ取る」の意識
2回無死1・3塁から菅野ゴロをうつ、Wプレーになるも1点入れる。
3回4回1アウトから成功はしなかったもののヒットエンドラン敢行。
4回エンドラン崩れ、中村奨吾盗塁。
8回無死ランナー2塁で鳥谷ファーストゴロ・進塁打放つ。*鳥谷の野球に向かう姿勢には感心するばかり。
四球6個えらぶ。

まとめ

マリーンズは前半エース上沢好投の前にランナー出すも攻めあぐんだ。美馬粘投も2点取られ6回ピンチで田中靖洋に交代、田中がピンチを抑えたことで流れがMにかたむいた。7回表Mチャンスつくると藤原が2点逆転タイムリーをはなち嫌な雰囲気を破る。満塁で中村奨吾もツーベース打ち3点追加。
結果的には中村の3点がきいた。

マリーンズが上沢を中盤に捉え逆転。M粘りの攻撃が上沢を追い詰めたか。
M投手陣がリードを守り最後は「守護神」益田が締めた。ファイターズに12安打打たれ、3回以降毎回ランナーを出す苦しい戦いだったが粘って勝利。M打線も大味にならず今まで通りの戦い方をしていた。
マリーンズらしい勝ち方で3連勝。オリックスに並び4位に上がった。

*最後まで読んでいただきありがとうございました。