ロッテはソフトバンクに勝越して札幌へ、日本ハムは前のカード楽天戦は1勝1敗1分。M出来れば勝越ししたいところ。直前に日本ハム中田の移籍があった。マリーンズは初戦に和田・ 小川龍成(2020ドラ2)が初スタメン。
岩下被弾-日ハム継投に苦しむ-9回荻野中村タイムリーで引分-日本ハム対ロッテ15
2021年8月24日(火)
日本ハム対ロッテ 15回戦 札幌ドーム
3対 3 で日本ハム ロッテ9回規定により引分
勝ち:ー 負け:ー
【試合展開】
初回岩下少しコントロールが甘かった、淺間にヒット、野村に高目のフォークを2ラン打たれた。
2回にも高濱にライト前にヒットロドリゲスにレフトに運ばれノーアウト1・2塁から中島が送り2・3塁に。清水の緩いサードゴロで3点目取られた。
一方M打線はF先発バーヘイゲンに苦戦、強いストレートが外にきまりスライダーが切れる。バーヘイゲン4回2安打無失点、M中盤まで完璧に抑えられてしまった。
マリーンズは9回杉浦を攻める。藤岡ヒットで出塁すると田村がレフト線ツーベースタイムリーで1点入れた。ストレート狙って反撃開始。2アウトになるも荻野の時に杉浦暴投で3塁、荻野が左中間2塁打で2点目。藤原フォアボールで1・2塁と詰めると、中村奨吾が同点タイムリーで3点を入れ同点に追いついた。
*最終回に見事な繋ぎ。マリーンズ打線の「ここ一番での集中打」が素晴らしかった。
岩下ストレートにキレなく簡単に失点された。
岩下6回6安打3四球3失点の粘投、序盤が悔やまれる。
M得点できないなか「中村稔弥」が7回8回ピンチ背負うもコース攻めてゼロでしのいだ。
9回は益田がしっかりと抑えた。
*マリーンズはバーヘイゲンや早めの継投に苦戦も、9回日ハム杉浦を打っての引分「F先制逃切りを許さなかった」。 中村稔弥が日ハムに追加点を与えなかったのが同点を呼んだ。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・荻野9回2アウトからタイムリーで2点目。杉浦に大きなプレッシャーかけた。マルチ。
・中村奨吾9回同点ライトタイムリーは流石の一言。技も魅せて「猛打賞」。
・藤岡9回センター前にヒットでチャンスメイク、積極的なバッティングが素晴らしい。マルチ。
・田村9回ツーベースで反撃のタイムリー。
・中村稔弥7回・8回ピンチ招くも粘りの投球。
藤原2ラン山口航輝2ランで逆転勝利-東妻-佐々木千好投-日本ハム対ロッテ16
2021年8月25日(水)
日本ハム対ロッテ 16回戦 札幌ドーム
3対 7 でロッテの勝ち
勝ち:東妻 負け: 河野
【試合展開】
小島は立ち上がり不安定。初回佐藤にサード強襲内野安打、近藤がヒットで1アウト1・2塁から高濱にタイムリー打たれ1点先制された。
マリーンズは河野から4回まで1安打に抑えられた。5回に安田がセカンド内野安打、佐藤悪送球と岡のゴロで3塁に進んだ。藤岡が詰まりながらもショートゴロを打ち3塁走者を返した。気迫のスライディングで内野安打にした。
小島は5回佐藤レフトにヒット近藤ライト2ベースでノーアウト2・3塁のピンチになる。野村にうまくセンター前タイムリーに合わせられ2点追加された。
小島から東妻に交代。東妻が後続を抑えた。
マリーンズ反撃は6回、河野から荻野が2ベースで出塁すると、「藤原恭大」がライトスタンドに2ランで同点に追いついた。
なおもレアードセンターへヒットで出塁すると、山口航輝がセンタースタンドに2ランを放った。*二人とも甘い球を逃さなかった。
7回にも荻野2ベースで出塁藤原がライトにタイムリーで追加点。
7回は国吉が登板、F佐藤・近藤を連続フォアボール・高濱ヒットでの満塁から、木村にセンター犠飛で1点返されるも、9回満塁から中村奨吾がライト犠飛で7点目を入れてダメ押しした。
8回は佐々木千、9回は益田がしっかりと締めて勝利した。
*東妻に今季初勝利がついた。
マリーンズ2戦目は若手のHR攻勢で一気に日ハムを逆転。
ヒットつないでも・一発でもひっくり返す力がある。
M打線の破壊力は増すばかり、どのチームも“M若手の成長には驚きを隠せない”はずだ。
マリーンズで良かった選手(MVPs)
・藤原6回ライトスタンドへ同点2ラン。7回にもタイムリー。5打数3安打3打点の大活躍!
・山口航輝6回「勝越し」センタースタンドへ2ラン。価値ある一発。
・藤岡5回ショートゴロ同点タイムリー。詰まりながらも気迫のスライディングで内野安打にした。
・安田マルチ。
・東妻5回1アウト2塁のピンチに火消し。
・6回は田中靖洋、7回は佐々木千がしっかりゼロに抑えた。
・9回は益田がナイスピッチで締めた。
2連戦結果
2021年8月24日~8月25日
日本ハム対ロッテ15~16回戦
対日本ハム 1勝 1引分け ロッテこのカードを勝ち越した。
感想
初戦は岩下が失点も中盤M中村稔弥が踏ん張る、ピンチも粘りの投球で抑えた。日ハムは早めの継投でかわしにかかるが、Mは9回に杉浦をつかまえて同点引分に持ち込んだ。最終回の積極的な攻撃は素晴らしかった。
2戦目小島は初回失点もねばるが5回につかまった。リリーフ吾妻が好投で後続を抑えた。すると6回マリーンズは若手が河野に襲いかかった。藤原同点2ラン打つと山口航輝も勝越し2ランで逆転した。Mリリーフ陣が踏ん張って日ハムの反撃を抑えマリーンズが勝利した。
初戦はスターティングメンバーに若手を起用した。下位打線とはいえ起点にはなれず、打線が活性化しているとは言えなかった。終盤に追いつけたのは良かったが、田村と上位打線が機能したためで、経験のない若手が1軍でいきなりの先発起用に応えるのはハードルがあると思われた。
しかし2戦目にその若手の躍動で大きくゲームが動いた。
マリーンズ2点ビハインドでの、6回藤原2ランと山口航輝2ランの若手連続HRには正直度肝を抜かれた。若手がゲームの雰囲気を一気に変えた。藤原HRに続き山口HR。藤原に続き山口も覚醒するとしたら今年はエライことになる。
M先発投手は疲れからか?ボールの強さが今一つ足りなくみえた。
ストレートに勢いがないと変化球も見られてしまう。ただリリーフ陣がカバーした。
そこがマリーンズの強さ。特に東妻・佐々木千隼・益田が素晴らしかった。
序盤に失点しても中盤から打線にひっくり返す力があるので、リリーフ投手陣が踏ん張れる。終盤に勝負できる、ロッテの戦い方に新たなオプションが加わった。
*8月25日マーティンが2軍戦に参加、1軍復帰も近くなりました。マーティンの先制HRが見たい。期待は高まるばかりです。
*最後までお読みいただきありがとうございました。