小島粘投でマリン999勝目-藤原-藤岡-佐藤都活躍-1勝1敗1引分-2021ロッテ対西武15-17

千葉ロッテこのカード2勝して勝ち越せば「マリン1000勝達成」という節目のカードになった。しかし相手は相性の悪い西武で当然簡単な試合は1試合もない。勝ち越せればペナント奪還に勢いがつくのは間違えない。初戦は安田が5番DH、山口ら若手がスタメンに顔をそろえた。若手の活躍を期待。初戦先発の岩下は安定感がある。

高橋光成崩せず-岩下が外崎「アップルパンチ」でノックアウト-2021ロッテ対西武15

2021年8月17日(火)
ロッテ対西武 15回戦 ZOZOマリン
2対 8  で西武の勝ち
勝ち: 高橋光成  負け:岩下

【試合展開】

岩下初回こそヒットフォアボールで2アウト1・2塁のピンチ招くも凌ぐ。その後ストレート・フォークなど変化球も決まり抑えた。気持ちがみえた。
M打線は高橋光成から2回山口がヒットで出ると田村が送り2アウト2塁から藤岡がタイムリーで先制。しかし高橋光も調子上げてきて投手戦になるかと思ったが‥‥。
4回岩下は 森にライトへ2ベース・中村剛也ヒットで無死1・3塁で栗山にフォアボールで無死満塁の大ピンチつくると、山川にレフトに逆転タイムリー打たれた。


5回も岩下も自分の組み立てができず、 岸がヒットで出ると外崎が2ボールからストライト取りに来た甘いストレートをレフトスタンドに2ランホームランを打たれた。続いて源田・森・中村剛也と連続ヒットで追加点、代わったフローレスも打たれて7点目を取られた。岩下は4回9安打7失点と「西武の怒涛の攻め」に屈した。*試合後本人の自滅とのコメントがあったが珍しく大崩れしてしまった。

マリーンズ反撃は6回藤原が特大のホームランで2点目をとるのが精いっぱいだった。藤原ソロホームラン・山口マルチと若手がその力を見せたが残念な敗戦だった。

岩下が外崎にストレートが真ん中に入り2ラン打たれたのはもったいなかった。(恐らく外崎でなくてもHRボールだったと思われるが)
高橋光に勇気を与えたのは間違えが無く、案の定その後波の乗って好投を続けた。森も5打数5安打と打ちまくった。
M投手陣も西武の2巡目に安易にストライク取りにいくと、狙い撃ちは十二分にありうる。マリーンズ打線は調子がいいとは言い切れないのでバッテリー間で注意して無駄な失点は避けたい。
L打線には“すきま”が少ないので、不意にきた外崎パンチは怖いと思った。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・藤岡が2回タイムリー 。3安打で猛打賞。

藤原4号ソロホームラン。
・山口航輝マルチ。

小島粘投-藤岡エチェバリア活躍-千葉ロッテ「マリン999勝目」-2021ロッテ対西武16

2021年8月18日(水)
ロッテ対西武 16回戦 ZOZOマリン
5 対 3 で ロッテの勝ち
勝ち:小島  負け: ニール

【試合展開】

小島立ち上がり丁寧に気持ちを強く、制球良く西武打線を打ち取っていく。風が強い天候の中、集中力を高く変化球をコーナーに投げ分けた。
マリーンズ打線はニールの立ち上がりを攻めた。レアード・山口がレフトへ連続ヒットで無死1・2塁から安田が先制タイムリー。1アウト2・3塁から藤岡がセンター前にタイムリーで2点目を入れた。
西武は源田・森連続ヒットで無死1・3塁から中村剛也のゴロで1点返す。5回は源田を2塁において中村剛也がライトオーバーのタイムリーで同点に追いつかれた。

しかし5回マリーンズは藤岡がセンターに強い打球、風の影響あったかセンター後逸の3ベースで出塁。つづく加藤匠馬のショートゴロを源田がめずらしくホーム悪送球、3塁走者の藤岡がホームベース踏んで3点目。M勝ち越した

6回は藤原が四球で出塁すると中村奨吾がヒットで繋ぎ、2アウト後中村奨吾2盗決めて安田はフォアボール選んで、2アウト満塁をつくる。ここでエチェバリアがセンターへの2点タイムリーヒットを放った。この追加点が大きかった。エチェバリア軽打でうまく打ったヒットだった。これが出来るとエチェバリアもかなり打つはず。

*勝越し後の6回小島がしっかり西武打線(山川・呉・愛斗)を3人で抑えた。これが6回裏マリーンズの追加点を呼んだ。

7回は国吉、8回は佐々木千、9回は益田がゼロに抑えて西武に勝利。負けていたらチームの雰囲気が悪くなるであろうところ、勝ちパターンに持ち込んで西武を抑え込んだ。(中村剛也には細かいパンチを打たれたが、外崎パンチはしっかりとガードした!)

この勝ちで千葉ロッテ・Since1992「マリン999勝目」をあげた。あと1勝で記念すべきマリン1000勝。「遠征前のこのカードで決めたい」井口監督の気持ちに選手も応えたいところだ。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・小島6回5安打2失点と粘りの投球でMマリン999勝目を呼び込んだ。

・藤岡2回タイムリーヒット、5回3ベースで勝越しのお膳立て、ホームへの好走塁も源田のエラー誘った。マルチ。

・エチェバリア6回値千金の2点タイムリー。打撃上昇中!。

・安田2回しぶとく流し打ち・先制タイムリー。
・レアードマルチ。

・国吉7回しっかりとゼロに抑えた。ストレートに力あり。

鈴木昭汰好投もM拙攻-中村H佐藤都同点打で引分-2021ロッテ対西武17

2021年8月19日(木)
ロッテ対西武 17回戦 ZOZOマリン
3 対3  でロッテ・西武引き分けた。
勝ち:ー  負け: ー

【試合展開】

先発鈴木昭汰。前回はソフト戦に粘りの投球をしており今回も期待。調子悪くなかった、ストレートが走って打ち取る。西武の先発本田も丁寧に投げる。
マリーンズは3回加藤がライトへ2塁打。上手く逆球を流した。本田暴投で3塁進塁、藤原フォアボールで1アウト1・3塁も得点出来ず。
鈴木は4回森にライト前ヒット打たれ、栗山フォアボールで2アウト1・2塁から山川に高目を3ランされた。
4回裏山口がライト前ポテンヒット、エチェバリアヒットでチャンスつくるも得点出来ず。西武ペースになった。

5回1アウトから藤原が右中間に2ベースで出るもチャンスものに出来ない。
しかし7回藤岡がライトへヒット、2アウトから藤原もコンパクトにヒットしてつなげると中村奨吾がしぶとくレフト前にタイムリーで1点返す。

8回は西武はギャレットにスイッチ。藤岡がフォアボール、岡がヒットで1・2塁から暴投で2・3塁に進塁。佐藤都が低めをライト前に上手くヒット、岡も好走塁で同点に追いついた。
マリーンズ劣勢を振り出しに戻した。渋くヒットをつないで同点にしたのは、あきらめない攻撃で価値がある。ただ中盤までに得点できていれば勝てたかもしれない試合だった。

4回チャンスに代打角中が登場した。角中を代打の切り札で出すので有れば最初から先発でいってはどうなのだろう。繋いで点取りたいのであれば、どうしても疑問は残る。

マリーンズで良かった選手(MVPs)

・鈴木昭汰6回3安打3失点と粘投。山川の一発が悔やまれるが他は素晴らしい。

・佐藤都志也8回ライト前に同点タイムリー。ゲームを振り出しに戻した。

・藤原7回技有センター前ヒットでチャンスメイク、マルチ。

中村奨吾7回追撃開始のタイムリー
・藤岡ヒット・フォアボールでチャンスメイク。

3連戦まとめ

2021年8月17日~8月19日
ロッテ対西武 15~17回戦
対西武 1勝1敗1分 ロッテこのカードを引き分けた。

感想

初戦は開幕ソフト戦のようなメンバー構成で、若手に期待の布陣。当たればいいが先制点がとれないとM先発投手にプレッシャーかけないか、疑問はある。ここで再度若手出すのは、マーティンの穴を埋めるのと優勝には、「若手の力が必要」と考えているから?。しかしこの西武戦見る限りマーティンのカバーは難しい。

初戦落とした後の2戦目の小島は流石だった。強風の中でも気持ちで負けず西武を乗せなかった。しかし2戦目の勝利を3戦目につなげられないのが現状のマリーンズ。打線はチャンスものに出来ずモヤモヤ、藤岡・藤原・エチェバリアが調子よくて助かった。マーティンが待ち遠しい。 彼が戻ってレアードとの2枚看板は相手にとって脅威であり、Mに不可欠。

このカードヒットは西武の23本に対して、ロッテは30本とマリーンズの方が打っていただけに、勝ち越したい3連戦だった。序盤のホームランは避けたいものです。これで次のソフトバンク戦がホントに大事になった。

後半戦2カードの投手陣、二木は調整不足からかコントロールの乱れが続く。岩下は次回登板までに修正できると思いたい。M打線に調子が戻ってくれば、美馬・佐々木朗・鈴木は生きてくる。中盤から終盤の投手陣は堅いので先発が中盤まで踏ん張れば勝機はある。

*最後までお読みいただきありがとうございました。